年賀状の準備、今年こそは余裕を持って…!と早めに準備をしてあとは年明けを待つのみ!と思っていたら、まさか今頃喪中はがき!?
もう年賀状書いちゃって投函するのみなんだけど!?
もう年賀状ポストに出しちゃったんだけど!?
こんな時はどうすれば良いのでしょう?
年賀状を投函後に喪中はがきが届いたら?
年賀状の準備を早々に終えて、年賀状の投稿期間の内にポストに投函。これで一安心~と思っていたら手元に届いた年賀欠礼の喪中はがき。
困りますよね~~~非常に困ってしまいます。
こんな事がないように、もし自分が喪中はがきを出す側になった時には遅くても年賀状の受付が開始となる12月15日までには相手のもとに到着するように年賀欠礼の挨拶をするのが礼儀ですね。
ですが不幸が12月近くで喪中はがきの準備が間に合わなかったなど事情によってはギリギリの喪中はがきになってしまう場合もありますよね。
しかしそれとは知らなかったとは言え、喪中はがきが届いたのに年賀状を送ってしまうのはなんだか気まずい…
これがもし親しい友人の場合なら、電話やメールをしたり可能なら弔問したりして対応しましょう。
「ご不幸があったことを知らないで賀状を出しました。知らなかったこととは言えごめんなさい」と一言お詫びをすると良いですね。
相手がもう少しかしこまった人の場合は、お手紙を書くと良いです。はがきではなくより丁寧な手紙で書きましょう。
先↑の文面と同じような簡単な内容で大丈夫です。
今後とも宜しくお付き合いください、などと書き添えると良いですね。
或いは、郵便局で年賀状を取り戻してもらうことも可能です。
これは取戻し請求と言って既に出した郵便等を、配達前の場合は差出人に戻すことが出来るシステムです。
近くの郵便局で良いので、いつ、どこのポストに出した、誰宛に差し出した年賀状を取り戻したいということを伝えましょう。そうしたら「取り戻し請求書」を書いて提出します。
電話で伝えても良いです。
電話の場合は、投函した当日なら投函したポストの集積担当郵便局、わからなければその市内の本局に、投函してから日が経っているなら宛先の市内の本局に電話をすると話が早いです。
ただし電話だけのやりとりで取り戻すことは出来ません。実際に郵便局の窓口に出向く必要があります。
電話をしたら近くの郵便局に行って取り戻し請求書を提出しましょう。
また請求の際には本人確認が必要となるので差出人本人だけが請求出来ます。本人確認の資料を忘れないように気を付けてくださいね。
この取り戻し請求はタイミングによって料金がかかります。
まだポストに年賀状が残っている時に請求をすれば無料で、既に回収されてしまっていたら有料になります。
収集された郵便局にある場合は410円、その他の郵便局(宛先の郵便局など)に請求する場合は570円かかります。
もし、12月も初旬には喪中はがきが届いていたのに年賀状を出してしまった、葬儀にも参列したのに忘れていて年賀状を出してしまった等という場合は年賀状を差し止めた方が良いですね。
ただし請求する時期が12月28日など年末ギリギリになると取り戻しが無理な場合もあります。何千何万枚もの年賀状の中から1枚を探す訳ですからね。仕分けるだけでも大変なのにその中から探すのですから相当大変です。
こういう請求できる仕組みはありますが、タイミングによっては絶対ではないということは理解しておきましょう。
ちなみにこの取り戻し請求は通常時の郵便物でも出来ることなのでもしもの時のために覚えておくと便利ですよ。
年賀状を書いた後に喪中はがきが届いたら?
まだポストに投函はしていないけど、既に年賀状を書き終えてしまったあとに相手から年賀欠礼の喪中はがきが届いた場合。
その年賀状は出さないことになりますが、捨ててしまうのは勿体無いですよね。
その場合は「書き損じはがき」として郵便局で対応してもらえます。
宛名を間違えてしまったけど修正ペンなどはマナー的に使いたくないという場合もこの書き損じはがきで対応出来ます。
書き損じたはがきは、1枚につき5円の手数料を払えば切手やはがきなどと交換することが出来ます。現金は戻ってきません。
交換できるものについてはこちらの郵便局のサイトを参照ください。
お年玉年賀はがきだから自分で持っておこうと思うならそれはそれでアリですね。
わたしの場合、書き損じの枚数が少ないなら交換が面倒なので(^^;)宛名面は修正ペンで消して、裏面は紙を全面に貼って隠して何かの懸賞用はがきとして使うことが多かったりします。
1枚につき5円と少額ではありますが、交換せずともそのまま工夫して利用することも出来るので良かったらやってみてください。
この書き損じはがきの仕組みも年賀状だけでなく普通の郵便書簡、郵便局が出しているレターパック封筒、スマートレター封筒、またいらなくなった郵便切手でも所定料金を支払えば交換してもらえますから、こういうことが出来ると覚えておくともしもの時に便利ですね。
[quads id=1]喪中で年賀状が出せないなら寒中見舞いを出せば良い?
年賀状を送ろうと思っていた相手から年賀欠礼の喪中はがきが届いた場合、寒中見舞いを送るというパターンが多いです。
寒中見舞いとは、毎日寒いですがお変わりありませんか?と寒い時期に相手の健康を気遣って出す挨拶状で、1月5日前後の小寒の日~立春の前日の2月3日までに先方に届くように出します。
期間が丁度良いので喪中で年賀状のやりとりが出来なかった時や遅くなった年賀状の返事などで用いられることが多いですが、本来、寒中見舞いは季節の挨拶状なので「年賀状の代わり」ではないんだということは間違わないでくださいね。
年賀状を出した相手に寒中見舞いを送りたいと思えば送っても全然問題ナシということです。
最近では寒中見舞いは喪中の代用として出すものだというイメージがあるからか、控えめなものにしないといけないと思っている人も多かったりします。が、そんなことは全くありません。
本来の目的、相手を気遣う季節のお見舞状という主旨に沿っていれば絵柄や文言に制限などはないですから、カラフルにしたり写真を入れたりしてもOKです。
寒中見舞いのはがきは案外売っているところが少なくて、ロフトや東急ハンズなど置いているところもありますがコンビニでも扱っていない場合が多いです。
ネットだと控えめなものから可愛いイラストのものなど色々ありますから利用すると便利ですね。勿論、手描きの絵葉書など自分でイラストを書いたりしても良いですね。
年賀状の投函後に喪中はがきが届いたら? まとめ
年賀状の準備は、ギリギリになるよりも早めにしておいた方が良いことは良いですが、あまり早すぎると書き終えてしまってから喪中はがきが届いてしまって結局無駄になってしまうということも起こり得ます。
裏面は大方仕上げておいて、12月中旬くらいから宛名など書いて仕上げるようにすると良いでしょう。
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