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冬至の食べ物の意味。冬至にゆず、冬至にかぼちゃの理由は?

かぼちゃのスープ 冬の行事

かぼちゃのスープ

冬至と言えば?柚子?かぼちゃ?

実はその他にも冬至と言えばな食べ物があるんです。

今回は冬至の食べ物とその意味についてのご紹介です♪

冬至の食べ物の意味。

冬至には食べると良いとされる食べ物が7つあります!知っていましたか?

・南瓜(なんきん)=かぼちゃ
・蓮根(れんこん)
・人参(にんじん)
・金柑(きんかん)
・銀杏(ぎんなん)
・寒天(かんてん)
・饂飩(うんどん)=うどん

この7つのことを「冬至の七種(ななくさ)」と言います。
種と書いてくさと読むのですが、七草と言えば春や秋ですよね。でも実は冬にもななくさがあったんですね^^

この7つを見ると、何か気づくことがありませんか?

7つには全て「ん」が2つ含まれているんです。

「ん」のつくものを「運盛り」と言って、「ん」のつくものを食べると「運」が呼び込めると言われています。その「ん」が2つ重なっている訳ですから、それはもう縁起の良い食べ物である訳です。

なぜそもそも冬至に運の付くものを食べるのか?と言うと…

冬至は太陽の南中高度が一番低くなる日で太陽の力が一番弱まった日です。
冬至を堺にして翌日から日の長さが長くなる、つまりこの日を境に太陽に再び力が甦ってくることを意味します。
そんな冬至は太陽が生まれ変わる日、縁起の良い日として昔から世界各地でお祝いの祭りが盛大に行われていました。

そのため、冬至にも「(運)ん」の付く縁起の良いものを食べて運を付けよう、できれば「ん」が2つ付いた方が良いよね、ということで冬至の7種が選ばれたという訳です。

 

冬至にかぼちゃの理由

冬至の七種の中でも特にかぼちゃは有名なので、特に理由は知らなくても冬至にはかぼちゃを食べてきた人も多いと思います。

冬至の日にかぼちゃを食べる風習は全国各地にあって、かぼちゃだけの料理だったり、地域によっては、赤色は邪気を払う色として小豆も一緒に炊いていとこ煮として食べているところもあります。

冬至の日にかぼちゃを食べると風邪を引かない、長生きをすると言われています。

実際、かぼちゃには体内でビタミンに変化するカロチンがたっぷり含まれています。ビタミンAは、肌に艶をもたらしたり動脈硬化を予防したり、他にも粘膜を守ってがんの予防、視力の低下を防ぐ、皮膚や骨、歯の形成に役に立つという効能があります。

今でこそ一年中食べられるようになっているかぼちゃですが、昔は冬に採れる野菜というのは数少なく、また保存出来る野菜も多くはありませんでした。なので冬に入る頃には野菜不足、栄養不足で体調不良になりがちだったんですね。

そこで重宝したのがかぼちゃです。
冬にかぼちゃを食べることで風邪や病気に対する抵抗力を付けて冬を乗り切ってきた、緑黄色野菜が少ない冬を健康に過ごすための生活の知恵だったという訳です。

また、かぼちゃの旬は本来は夏です。かぼちゃ=冬のイメージを持っているかもしれませんが、本来のかぼちゃの旬は夏。

かぼちゃは保存性に優れているので切ったり傷付けたりしなければ長期保存が可能です。それが「かぼちゃ=長生き」の由来の1つでもあります。
そうやって夏に採れたかぼちゃを冬まで貯蔵して食べていたんですね。

今は冬でも輸入のかぼちゃが手に入るのでありがたいですね。わたしはかぼちゃ好きなので年中構わずかぼちゃを食べていますが^^

ちなみに。
かぼちゃには「冬至かぼちゃに年取らせるな」ということわざがあります。

これは、かぼちゃは長期保存が出来るけれど年内の冬至くらいまでには食べないと味も栄養も落ちてしまうので保存も冬至までが限界だよ、年内には食べきるようにしましょう、という意味のことばです。

家庭でかぼちゃを栽培している人は、保存が利くとは言え年内に食べきるようにすると良いですね。

冬至にゆずの意味

冬至にはゆず湯に入るもの!と認識している人も多いと思います。
でもゆずは冬至の七種には入っていませんよね。

ではなぜ冬至=ゆずとなったのでしょう?

それにはいくつか理由があります。

・冬至=湯につかって病を治す「湯治(とうじ)」にかけている
・柚子=「融通」が利くようにという願いを込めている
・運を呼び込む前に身を清めて厄払いをする為にゆず湯に入っていたから

昔は今のように毎日お風呂に入る習慣はありませんでした。でも冬至は太陽が生まれ変わる縁起の良い日。運を付けたい。運を付けるには身体をきれいにしないと!と言うことで冬至にはお風呂に入ったんですね。

そこに柚子を入れたのは、柚子の旬が冬なことと香りが強いものには邪気がつかないという考えがあったからです。ゆずは柑橘系の爽やかな香りですが、結構強いですよね。

またゆずの木は寿命が長く病気にも強いので、柚子風呂に入って無病息災を祈る風習になりました。

ゆずの皮には体を温める成分が含まれていたり湯上がりの保温効果があるので、何も入れない状態のお風呂に入った時と比べるとゆず湯の方が長く身体を温めてくれる効果があります。それは風邪予防にもなりますよね。

また、柚子とかぼちゃには太陽が関係しているとも言われています。
先にご紹介したように冬至は太陽が復活する日。なので太陽にちなんで丸いものをお供えしました。柚子だったりかぼちゃだったり、他には柿やみかんなどです。
どれも太陽に色形が似ていますよね。

そんな風に、人は昔から自然の流れを祈り、健康を願って暮らして来たんですね。

 

今ではなんとなくの習慣になっていることや廃れてしまったこともありますが、時々でもその意味を再確認して生活に役立てていけたら、日常が少し豊かになる気がしますね^^

今年はあなたもかぼちゃを食べてゆず湯に入ってみてはいかがでしょうか♪

柚子の簡単レシピはこちらでご紹介しています

 

 

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