日焼け対策、紫外線対策と言うと顔や手足を思いがちですが、髪も紫外線のダメージを受けています。
健康な髪を保つ為には髪だって紫外線対策が必要。
ということで今回は髪の紫外線対策をご紹介します。
髪の紫外線対策アイテム
肌と同じように髪も紫外線のダメージを受けて傷みます。
顔は念入りにクリームを塗ったりしているのに髪のことは忘れてしまっていませんか?
顔に日焼け止めを塗るのと同じで髪にも髪専用の日焼け止めを使用しましょう。
▼こちらは顔にも髪にも使えるUVスプレー。気分で使い分けられる豊富な種類のフレグランスも人気◎
▼こちらは髪のダメージ補修もしながらUVカットもしてくれるヘアスプレー
ヘアカラーの退色防止効果もあり◎紫外線から髪を守りながら髪に栄養も与えられるのは便利ですね♪
▼こちらは顔や髪など全身に使えるミストタイプの日焼け止め
普段使用しているヘアアイテムと合わせて適した物を選ぶと良いですね。
どれが良いか解らない…という場合は通っている美容院で聞いてみると良いと思います。あなたの髪のクセや状態を見ながら判断してもらえますしわからないことも相談出来るので安心ではないでしょうか^^
選ぶなら黒色のアイテムを
UVスプレー等で紫外線をカットさせることも有効ですが、やはり髪を紫外線から守る一番の対策はそもそも日光に長時間当たらないことです。その為には日傘や帽子での対策が必須!
帽子や日傘はなるべく紫外線100%カットのものを選ぶのがベスト。
ですが好みのものを見つけるのは案外大変だったりしますよね。
そんな時は色に気を付けて遮光アイテムを選びましょう◎
白色は爽やかで涼し気で、熱も反射しますが紫外線透過率が高いです。
黒色は紫外線を吸収するので透過率は低いのですが、その分熱くなります。
という訳なので、紫外線対策の為には白よりも黒色のアイテムを選びましょう。
私は完全遮光ではないベージュ色の日傘と紺色の日傘を使ったことがありますが、ベージュの方は日傘と言えどなんとなくじわじわと日差しが当たっている気がしました。紺色の方が傘自体は熱くなりやすくても体に当たる日差しはやはり黒に近い色の方が防げるように感じます。
完全遮光の方がよりGOOD。出来るだけ紫外線カット率の高いものを選ぶようにしましょう^^
紫外線が髪に与える影響
そもそも髪が紫外線を受けるとどうなるのか。
毛髪は主にタンパク質で出来ています。
タンパク質というのは複数のアミノ酸が結合して出来ていますが紫外線を受けるとこの結合が分解してしまいます。そうすると髪の強さやしなやかさが失われて行き髪の一番外側の細胞、キューティクルがはがれやすくなって髪の内部の水分が失われ乾燥し、枝毛、切れ毛、裂け毛などが起こりやすくなってしまいます。
生えている髪と言うのは既に死んだ細胞なので傷んでしまったら元に戻ることはありません。
集中トリートメントをすれば一時的には良い状態になりますが、ある程度時間が経つとまた傷んだ状態に戻ってしまいます。傷んでしまった髪は最終的には切るしかありません。
また紫外線は毛髪の内部にあって髪を黒くしている色素、メラニンも分解してしまいます。メラニンが分解されると退色して色褪せて行きだんだんと焼けたような赤茶色になっていきます。
肌には再生サイクルがありますが、生えている髪にはありません。
紫外線を浴びないようにすることがまずは大切だということがわかりますね。
紫外線による髪のダメージケアの方法
もし髪にダメージを受けてしまったら、すぐにケアをしましょう。
美容院で集中的なケアをしてもらうのが一番確実ですがお金もかかりますしそう頻繁に通うのもなかなか難しいですよね。
なので自分でも出来るケアを日頃から取り入れていきましょう^^
お風呂の時トリートメントやリンスでケアをするのが一般的で手軽な方法ですね。
トリートメントは髪の内部に浸透して髪を補修したり水分を与えたりするもので、リンスは髪の表面をコーティングするものです。髪の中もお手入れしたい場合はトリートメントを、表面をコーティングしてきれいに保ちたい場合はリンスを。
目的に合ったアイテムを選びましょう◎
髪を洗ったらシャンプーをきれいに洗い流し軽く水分を拭き取って、地肌にはつけないよう気をつけながら髪にヘアケア剤を塗ります。
その後シャワーキャップや蒸しタオルで髪全体を包んで時間を置きます。トリートメントをしっかり髪に浸透させるために最低でも5分は置きましょう。
▼こちらは今治タオルで出来たヘアキャップ。コットン性なので蒸れにくく頭皮が弱い人や敏感肌の人におすすめです◎
時間が経ったら、トリートメント剤が髪の負担になってしまうのを防ぐ為にしっかりとすすいで洗い流しましょう。
コンディショナーとリンスのどちらも使う場合は、先にコンディショナーで内部に栄養を与えてからリンスを施します。
リンスを使う時も地肌にはつかないように。毛先に多くつけてしまいがちですが髪全体に揉み込んで、そしたらしっかりと洗い流しましょう。
リンスはトリートメントの時のように時間をおく必要はありません。なぜなら先に説明したように、リンスは髪の表面部分を整えるものだからです◎この他にも状況に応じてヘアオイルや美容液を使うと良いですね。
しかし、傷んでしまった髪の細胞は元には戻りません。一時的には良くなっても完全に修復することは出来ないということは覚えておきましょう。
髪の紫外線対策とお手入れ方法 まとめ
顔や腕などに塗っている日焼け止めを髪にも使えないかな?と思うかもしれませんが、使おうと思えば髪にも使えます。しかし髪がべたべたしてしまったりニオイもするのでおすすめは出来ません。併用可能なものを使用する方が良いでしょう。
紫外線から髪を守りつつ、ダメージを受けてもなるべく傷まないような強い髪を育てていく。
美髪は一日にして成らず。
日頃からのケアが大切ですね^^
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