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布団の暖かいかけ方、敷き方、敷く順番と羽毛布団の選び方

投稿日:2017/11/12 更新日:

布団

めっきり冬めいて来るとあったかい布団が恋しくなりますよね。

でも何枚も布団を重ねてかけているのにどうも温まらない、なんだか寒い、って感じること、ありませんか?

その原因はもしかしたら布団を使う順番が問題かも!

布団の暖かい敷き方、かけ方、かける順番をご紹介します♪

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布団の暖かいかけ方

では早速ですが、暖かさを保てる布団の敷き順をご紹介します。その順番は、

【敷き布団→毛布→身体→掛け布団】

です。
更に細かく言うなら

【敷き布団→毛布→身体→羽毛布団→掛け布団】

です!

毛布がない場合はタオルケットでも良いですし、シーツを綿ではなくある程度もこもこっとした起毛の厚みのあるものにするなどしましょう。ボアシーツやフリースのシーツなんかが良いですね。

以前真冬に布団を3~4枚掛けて寝ていたことがあるんですが、それなのに全然身体が温まらなくて身震いして眠れないということが何日もありました。
それが、敷き布団の上に毛布を敷くと良いと知ってからは温まらない、ということがなくなったんです。

物は試しに、というやつだったんですがこんなに変わるもんだな~と実感しました。

羽毛布団がないなら、
敷き布団→毛布→身体→毛布→掛け布団
でも良いですね。

暖かい空気は上に、冷たい空気は下に移動しますが、寝ている環境の上を暖かくすることも大事ですがそれよりも下からの冷気を断つ方がもっと重要なんです。

下からの冷気を絶つ為には敷き布団の上に更に毛布を敷くことで熱が逃げないようにもします。

そして身体の上には羽毛布団を掛けて更にその上に毛布や掛け布団を掛けます。
羽毛布団は中の羽毛が空気を沢山含んでいるので、身体のすぐ上に掛けることで体温によってその中の空気が温まります。その温まった空気が上に逃げていかないようにするために、羽毛布団の上から毛布やタオルケットなどの掛け布団を掛けて熱を閉じ込めます。

これによって布団の中の熱を逃がしにくくなり暖かさを保てるようになるという訳です。

暖かい空気を身体の上に置く必要があるので、タオルケットなどの綿の布団の上に羽毛布団を掛けても意味がないということです。

羽毛布団の暖かさは含む空気によるものなので、羽毛布団の上に掛ける掛け布団はあまり重くないものの方が良いです。
思いと羽毛布団の中の空気を潰してしまうのでそれだけ暖かい空気が減ってしまいますからね。

なので、極論を言えば羽毛布団以外は掛けなくても良かったりします。
冬に友達の家に泊まりに行った時に借りた布団の掛け布団がふかふかの羽毛布団1枚だけで、正直これ1枚だけじゃ寒くて風邪引くんじゃ…と思ったのですが実際には暖かくてびっくりしたことがあります。
まだ布団を3枚4枚と掛けて寝ていた頃の話です。

羽毛布団の性能って凄いんですよね。しみじみ。

しかし羽毛布団は軽いので、ベッドだと寝返りなどしたらずり落ちてしまう可能性がありますね。そんなずり落ちを防ぐ為にも毛布や掛け布団を掛けておくと、ちょっと重みが加わるのでズレずに済みます。

またその重みで羽毛布団が身体により密着するので余分な空間がなくなって冷たい空気が入り込みにくくもなります。

もともとの体温が高い人でも、毛布が直に肌に触れるより羽毛布団の方が汗も逃しやすく肌触りも良いので暑くて寝苦しくなるということも避けやすくなりますよ。

布団は、その順番によって暖かさに2~3度もの差が出ます。
高々2度?それくらい微々たるもんでしょ。と思うかもしれませんが、お風呂のお湯の温度が38度か40度かって、結構暖かさ(熱さ)が違いますよね。

寝る時には暖房器具を消す人は多いです。火事の危険性だったり乾燥するという問題があるからです。光熱費がかかるからというのもありますね。

そこで重要になるのが布団の寝心地の快適さです。
たかが2度、されど2度。実際に、眠る時の温度が2度違うだけで睡眠の快適度も違ってきます。
寒いと寝付きが悪くなって睡眠不足になるし、寒くて夜中に起きてしまって睡眠の質も落ちてしまいます。

寒くてなかなか寝付けなくて困っているあなた。布団の敷き方を見直したら今晩から快適になられるかも!?ですよ☆

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羽毛布団の選び方

羽毛布団の良いところは、軽いところと肌沿いが良いところ、密着性能の高さです。
身体にのしっと乗っかる重みが好きという人には羽毛布団は不向きですね。

個人的には布団が重いと身動きが取れなくて寝返りが打ちにくくなって身体がこわばりそうな気がするのであまり重いのは好きではないです。

実際、重い布団で寝ると血流が圧迫されたり、寝返りと打った時に身体と布団の間に隙間が出来て空気が入るので布団の中の温度が下がってしまいます。

その点、羽毛布団なら身体と布団の間の隙間をほぼすべて塞いでくるまることが出来ます。寝返りを打っても安心ですし肩周辺の隙間も埋めてくれますから暖かい状態を保てます。

さてそんな羽毛布団ですが、羽毛布団にも種類があります。
それは、使用されている羽毛のフェザーとダウンの量によって変わります。

フェザーは羽根です。

フェザー 羽根

時々道端に落ちていたりする、赤い羽根募金のあの形の羽根です。
羽根には芯があってカーブを描いているので弾力性があります。なので型崩れがしにくいので枕やクッションなんかに使われます。

ちょっとサスペンスですが、枕やクッションを切り裂く場面で羽根が舞い散るシーンがあったりしますよね。まさしく、あれです。

ダウンは羽毛です。

ダウン 羽毛

ダウンは水鳥の胸に生えている毛でたんぽぽの綿毛みたいにふわふわとしていて芯がありません。

ダウンジャケット、ってありますよね。たまに中から白いものがちょっと飛び出ていて引っ張り出してみると、まさに綿毛みたいなほわっとしたものが見て取れます。

水鳥は、水鳥ですから水に沈む訳にはいきませんよね。水に浮いていられるために羽毛が軽くて空気を沢山含んでいます。また暖かさを保つために保温性と吸湿性にも優れています。

羽毛布団はそんなフェザーとダウンを混ぜて作られます。混ぜて、と言うか、ダウンを摂る時にどうしてもフェザーが混ざってしまうのでダウン100%の羽毛布団というのはありません。

たとえばダウン90%・フェザー10%と表示されている布団は、中身の羽の割合が羽毛が9割で羽根が1割入って出来ていますという羽の比率を表しています。

ちなみにダウンが50%以上のものが「羽毛布団」で、現代だと90%以上のものが主流です。フェザーが50%以上のものは「羽根布団」です。
羽根布団はあまりふんわり感がなくて羽根のこすれるガサガサという音がするものもあります。

羽毛・ダウンと羽根・フェザーを見比べてもわかるように、羽毛の方が柔らかく軽いです。

またダウンを摂る水鳥はグースとダックの2種類あります。グースはガチョウ、ダックはカモですね。
グースの方が身体が大きいのでダウンのサイズが大きく密度があって良質な羽毛がとれます。ダックは身体が小さいのでダウンも小さく密度にも小さいので一般的にはグースよりも安いです。

羽毛(うもう)布団と羽根(はね)布団、表記が似ていますが布団の感触は全然違うので、特に触れないネットで買う時はしっかりと表記を見るように気をつけてください。

あれなんか安いな?と思ってよく見たら羽根布団だった、という可能性もありますし、販売者側でわざとわかりにくく表示している場合もありますから注意して見てみましょう。

羽毛布団はダウンの量が多いほど温かく柔らかくなる傾向にあるのでその分値段も高くなります。また先にお伝えした通りダックよりもグースの羽毛を使っている方が高価です。

とは言え1万円と10万円の羽毛布団はその性能に10倍の差があるのかというとそうでもありません。布団の性能としては10万円を10年使うよりも1万円を毎年買い替えて10年使った方が高性能だったりします。

ただ、個人的な経験ですが、少なくとも1万円以上のものを使った方が良いです。
安いものだと羽毛が頻繁に出てきたり羽根の割合が多いので重めです。

より高性能な羽毛布団を選びたいなら、出来るだけ寒い地域に生息している水鳥の羽毛であること、マザーグースのダウンが93%以上のものが良いでしょう。
また立体キルト加工がしてある方が使い心地が良いです。立体キルト加工がしていないものだと羽毛が偏ってしまって重さや暖かさが均一でなくなります。

正直、布団の重さや肌触りにはそれぞれ好みがあるので一概にここのこの羽毛布団が最ベスト!とは言えません。羽毛90%の方が羽毛70%よりも保温性に優れていたり軽かったりしますが、必ずしもそれが万人にフィットするかはまた別問題です。
出来ればネットではなく実際に見て触って掛けてみて買う方が自分に合った羽毛布団を選べます。

実際に試してみたら羽毛布団よりも羽根布団の方が合っているな、と感じる人もあるかもしれません。
高ければ良いかというとそういう訳でもないので、新たに羽布団を買おうと考えているならどちらも試してみると良いですね。


暖かい布団の掛け方と羽毛布団の選び方 まとめ

これで寒い夜でもあったかくして眠れる!そんな布団の暖かい敷き方をご紹介しました。

早速今夜から試してもらうと効果がすぐに実感できると思いますからぜひやってみてくださいね♪

【合わせて読みたい】
羽毛布団の使い方、干し方と収納・保管方法

布団乾燥機の効果的な使い方、敷布団と掛け布団の間?両面かける?

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はじめまして coco です^^
富山県出身、現在は社会人をしながら東京で夫婦2人暮らしをしている30代。

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