布団乾燥機の使い方は
付属の説明書をよく読んで使うことが大前提ですが、
布団乾燥機を使う際のポイントをいくつかご紹介します。
敷布団を2枚以上使っている場合
敷布団と敷布団の間にマットを入れた場合ある程度は乾燥しますが
敷布団1枚+掛布団(他にもタオルケットや毛布など)で
2回に分けてかけた方が効果的です。
敷き布団を3枚使っているとして、
一気に3枚とも乾燥させたいと思う気持ちは解りますが
一番下の布団まで温風が届くのか、ちょっと難しいと思われます。
どうしても一気に使いたいのであれば、
一度試してみて一番下の布団を触って
きちんと温かくなっているか、確認してみるのが確実でしょう。
畳の上に布団を敷いている場合
畳は吸湿性が良いので裏面まで温風が抜けてきちんと乾燥出来ます
使用後は布団を移動して床面を自然乾燥させましょう。
途中で敷布団の上下をひっくり返すのも良いですね。
冬など寒い時は、早めに布団を敷いて布団乾燥機をかけ
そのまま温まった布団で寝て、翌朝普通に布団を上げても良いでしょう。
夏場は寝る前に乾燥機をかけると暑くて寝られなくなってしまうので
日中に使用すると良いですね。
製品によっては、運転終了近くになると送風をして
布団の温度を下げる機能があるものもあります。
とにかく布団を敷きっぱなしにしないことがポイントです。
フローリングの上に布団を敷いている場合
フローリングは吸湿性が悪い為
床に布団を敷いたまま布団乾燥機を掛けると
床と敷布団の間が結露して濡れてしまいます。
それを防ぐ為に敷布団の下には新聞紙やタオルケット等を敷いて
更に布団の下に隙間が出来るようにすのこ等を使って空間を作ってやると
湿気が抜けて両面ともきちんと乾燥させることが出来ます。
床の上に直接布団を敷くより、布団環境を良くする為にも
ベッドを使った方が本当は良いのでおすすめです。
ですがスペースの問題等で無理な場合もありますよね。
時々天日干しをしたり、外に干せないなら時々窓辺に広げておく、
室内用の布団干しスタンドを使う等工夫をしましょう。
乾燥機のシートが布団よりも小さい場合
敷布団がダブルサイズなどで乾燥機のシートより大きく覆いきれない場合でも
布団の真ん中(寝ていた場所)に合わせれば充分乾燥出来ます。
そのまま敷布団の上にシートを敷いてシートの上から掛け布団をかければ
中で熱い風が充満するので問題ありません。
掛け布団はシートをうまく包み込むようにかけましょう。
敷布団の一面だけで良い?両面ともかけた方が良いのでは?
ダニ対策の為には両面とも乾燥機をかけた方が良いように思うかもしれませんが、
ダニは50℃以上の温度が20分程続くとほぼ死滅するので
片面だけかけても問題ありません。
需要なのは、乾燥機をかけた後に必ず掃除機をかけることです。
天日干しをした際にも言えることですね。
ダニは死んでも糞と共に布団の中にいるので
それがアレルギーの原因になってしまいます。
乾燥機をかけて布団の内部が熱くなると
ダニは布団の表面へ出てきて死ぬので
使用後は必ず掃除機をかけて吸い取りましょう。
掃除機がけは布団の両面ともしなければいけないので
ちょっと面倒ですが、死骸をそのままにしておくのは嫌ですからね。
布団乾燥機の効果的な使い方 まとめ
布団乾燥機には、大きな袋の中に布団を入れて使うものと
敷布団と掛け布団の間に敷いて使うものとがあります。
布団はそれだけで大きく動かすのは大変で
乾燥機を買ったは良いけど準備や片付けが手間。
なので購入するなら後者の
挟むタイプの方が手軽に使用出来て良いですね。
また最近はホースだけを挟み込んで乾燥出来る
手軽な商品も出ています。
布団乾燥機は使用し始めると何時間もかかってしまって
本気で乾燥、ダニ対策もしようとなると
1日仕事のようにもなってしまいがちです。
そうなると折角買ったのに
クローゼットにしまいがちになってしまう場合も。
そうならない為には、普段から気軽に使えるよう
まずは手軽に取り出しやすい場所において置くこと。
奥深くにしまってしまうと出し入れだけで嫌になってしまいます。
そして普段の洗濯でシーツを洗った時に
敷き布団と掛け布団の間にセットしたり、
モードによっては雨の日でも夜でも使えます。
毎回しっかりと掛けなくても頻繁に使用していれば
そこまで布団環境が悪くなることもないですから
少し時間を短めにセットしてみたりと
自分のライフスタイルにうまく合うように工夫してフル活用しましょう。
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