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曲げわっぱの使い始めの注意点とお弁当の詰め方

日常の知恵

楽しみにしていた曲げわっぱのお弁当箱。
早速ごはんを詰めよう!と逸る気持ちも解りますがちょっと待って。

そのままごはんを詰め始めてはいけません。

今回は曲げわっぱの使い始めのお手入れ方法とお弁当の詰め方のコツをご紹介します。

曲げわっぱの使い始めの注意点

曲げわっぱのお弁当はものによっては使い始めにごはんに色移りが起こる場合があります。

これは木の色素がごはんに移ってしまったことによる変色であって2、3回使うと色移りはなくなります。また色素は自然の成分なので食べても害はありません。

どうしても色移りを避けたいという時は使い始めに「お湯を張って捨てる」を2、3回繰り返しましょう。

白木の良さはその香りでもありますがしかし使い始めの頃は木の匂いが強く気になる人もいます。気になる人は、一番最初の使い始めの段階で70度位のお湯を入れて30分置くことを2、3回繰り返してください。

お茶には消臭効果があるのでお茶の出し殻と一緒に鍋で煮るという方法もあります。ただしお茶なので多少は色がつくので気を付けてください。

曲げわっぱのお弁当、詰め方のコツ

お弁当の詰め方ですが、まず弁当箱を水に浸し布巾で拭いてから弁当を詰めます。
予め水分を含ませることでご飯が乾くのを防ぎまた食材の余計な汁が染み込むのも防げます。

曲げわっぱのお弁当箱にはまだ湯気の立つ熱いものを入れても問題ありません。
更にそのまま蓋をしてしまっても良いです。

ですが熱気で水滴が付いてしまいますよね。水分はお弁当のカビの原因になりますから衛生面を考えると冷めてから詰めた方が良いことは良いです。

粗熱が取れてから詰めるか、詰めたあと粗熱が取れるまで待ってから蓋をしましょう。

曲げわっぱに防水性はありません
木なので多少の吸水性はありますが限度があります。
密閉性もなく蓋から漏れる恐れがありますから汁物は避けましょう。

わっぱに限らず衛生的にお弁当に汁気は禁物です。

また油分の多いものや色の濃いものを直接入れると油染みや色移りをして取れなくなる恐れがあります。だからと言ってラップを敷いてしまったのではわっぱの良さが失われてしまいますよね。

どうしてもそのようなものを入れたい時はレタスを敷いたり内側に入れる等しましょう。

ごはんを下一面に敷くという入れ方もあります。

ごはんを7~8分目くらい詰めてその上におかずを乗せます。
これならおかずのしみやにおいも付きにくくなり黒ずみの防止にもなりますからおすすめです。

お弁当を詰める際にはまず始めにお弁当箱を濡らすことが一番のポイントです。

また白木の性質を考えると本来ならばお米だけを入れるのがベストではありますが、多少の染みも味だと思えるならおかずも入れて全く問題ないでしょう。

お弁当を前日作りたい時は?

曲げわっぱのお弁当は冷蔵庫には入れません。
ですので前日に詰めて冷蔵庫で保存、ということが出来ません。

前日に作ったものを詰めたいという場合は、一旦タッパなどに取り分けて置いて、翌朝わっぱに詰め替えましょう。

ごはんは朝炊いたものを粗熱を取ってから詰めて行けば良いですね。
冷や飯ならレンジなどで温め直して詰めればOKです。

また、ごはんとおかずでお弁当を使い分けるのも方法です。
おかずはわっぱ以外のお弁当箱にして前日に詰めてしまって、ごはんだけわっぱに朝詰める、という具合です。

おかずは食べる時に温め直したいという人にもこれならおかずを温められますからおすすめです。

 

曲げわっぱの使い始めの注意点 まとめ

手入れに自信がない人、不安な人も曲げわっぱにはごはんだけ入れておかずは別のお弁当箱に詰めるなど使い分けてみるのも方法です。

塗装有り(おかず用)と無し(ごはん用)とがセットになった二段のわっぱ弁当箱もあります。

 

自分のライフスタイルに合わせた道具の取り入れ方をするのがものを使い続けられるコツでもあります。

愛着を持って長く使っていきたいですね♪

 

 

こちらも合わせて
→ 曲げわっぱの手入れ。しみ、におい、色移りの対処法。

→ 曲げわっぱのメリットとデメリット

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