普段は何も考えずペン立てにペンを入れてきたけど、万年筆も同じように立てて保管して問題ないのだろうか?という疑問が湧きました。
胸ポケットに入れて使うこともある訳だし立ててても問題はないのだろうと思うものも、念のため保管の際の注意点を確認しておきたいと思います!
万年筆の保管は立ててOK!だけど…
私が予想したように、万年筆は立てて保管して大丈夫でした!
胸ポケットに差すのと同じ向きで立てればOK。キャップに付いてるクリップの向きを考えればペン先を上に向けておくのが正しい置き方だというのがわかりますね^^
これを上下逆でペン先を下にしてしまうとインクがだんだんペン先に集まってきてインク漏れの原因になってしまいます。ボールペンでキャップ内にインクが漏れる経験をしたことがある人もいるんじゃないかな?と思います。私はあります…マジックなんかはペン先を下にしておくと濃く出て良いこともあるんですけどね。万年筆の場合はペン先は上に向けて立て置きます。
ただ、どうやら万年筆によっては立てておくと中のインクが下に下がり落ちてしまうものもあるみたいです。自分の万年筆はどうなのか、メーカーのサイトで調べたり購入時に店員さんに聞いてみると良さそうですね。
なのでそのタイプの万年筆の場合は横に寝かせて置くのがベストな保管方法となります。
ペン立てとペントレイをあれこれ見てみてたのですが、圧倒的に高級感が感じられるのはペントレイです。ということは万年筆などのペン類は寝かせて置くのが高級志向なのかな…なんて思ったりしました。デザインや素材感が綺麗なペンならペン全体を見られるペントレイの方が見た目にも良いのはわかる気がします。ペンのキャップをペンのおしりにはめずに使う人はキャップ紛失にも役立つかも。
私は今のところペントレイを買う予定はないのですが、買うとしたらやわらかい材質のものを選ぶだろうなと個人的には思います。ペン置きのトレイには数百円から数万円のものまで幅広くありますが、今まで持ってなかったちょっと良いものを買ったからなのか万年筆は他のペンより繊細で丁寧に取り扱わないと、という思いがあるからなのか、木やステンレスなど硬い素材のトレイだと傷とか衝撃がちょっと気になるなと思ったりします。とすると起毛か革になるのかなと。
↓ペン専用の、ペン同士がぶつからないように溝で仕切られてるペントレイがあると知りました!
傷つき防止とコレクション性があってコレクターの満足度が高そうですね。
↓こういうトレイならペンだけじゃなくアクセサリーや時計、鍵などもの小物も置けて使い道が広がって良さそう。
高級感のあるものは少なかったのですが、ちょっと変わったタイプで革製品の複数本用ペン立てがありました。
なるほどこういう形ならペン同士がぶつからないから良さそうです。あと、寝かせて置くよりも立てて置いた方がスペースは取らないので、どうしても立てて置かないといけないという人は1本用のコンパクトなものを利用すると良いですね。
既出画像ですが、これ↓はガチャガチャでGETした大好きなナガノさんの自分ツッコミくまのペンスタンドです♪ガチャガチャなので300円です!笑
ボールペンの書き始めも、はじめは空気が入っているからかインクが出てこないことってありますよね。それと同じように、カートリッジ式の万年筆も最初はペン先までインクが届いていなくて書けないのが普通のようです。
↓書き始めのぐるぐる◎
そもそものブルーブラックの色を知らないためこれが正しいのか?こんなに薄いのかな??(ちなみにこのブルーブラックというのは黒っぽい青色という意味ではなく(私はそうだと思って選んだ^^;)青色が経年変化で黒っぽく変わっていく色ということでした。)
思ってたより薄くてちょっと困るかも~・・・と思っていたのですがノート2ページくらい書いてたらやや濃いめになりました。
※これはSOUVENIR/BUMP OF CHICKENの歌詞の一部です!
当然、紙質によって滲みや濃さも多少変わるけど大体これくらいが本来の色なのかなと。これが黒っぽくなるまでにはどれくら時間がかかるのか?楽しみに書いていきたいと思います♪
今回私は店頭で購入したのでペン先の不具合がないか確認して買えたからよかったですが、通販で買う場合はそれがわからないですよね。ものによってはペン先初期不良だったりインクが合っていないなどの問題もあるみたいです。ネット等で購入した万年筆で、書いても書いてもインクが出てこない時は何か問題がありそうなので調べたり問い合わせたりする必要があるんだなと学びました。
実績のあるメーカーブランドとかそれなりに値段のするものなら尚のこと、そうそう不良品に当たることは少ないような気もするのですが、でも心配なら店頭で買うのが一番良いのでしょうね◎
プラチナ万年筆はインクが乾きにくい嬉しい構造!
私が購入したプラチナ万年筆のプロシオンというタイプの万年筆はインクの乾燥を極限まで防ぐスリップシール機構というものを搭載しているそうです。これによりキャップをするとペン先を完全密封出来るようになってインクが乾かない、ということみたいです。故に1年に1、2回しか使わない人でもインクが固まって書けない…!っていうことが起こらないよ!というスゴイ仕組みになっています。
調べてみたら「スリップシール機構」はプラチナ万年筆のオリジナル技術なようで特許取得済という優れものでした。こちらの公式ページで詳細が読めます。
私が購入時に店員さんに聞いたインクが固まってしまうのは1ヶ月くらい書かない時、は標準的なものなんだろうと思います。万年筆によってはこのインク乾きの問題に取り組んであれこれ考えてるメーカーもあるんだなということが解りました◎
■万年筆初心者の私が万年筆を買う際に店員さんにした素人質問はこちらに!
>>はじめてのカートリッジ式万年筆、インクの取り付け方と取り扱い注意点
■万年筆のインクが切れました!初めて万年筆洗浄に挑戦!
>>カートリッジ万年筆の洗浄方法。とっても簡単!
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