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食器の欠けを金継ぎすると電子レンジが使えない!それならば!?

ふちが欠けた皿とマグカップ 生活のコツ
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食器にも使えるボンドで欠けた部分をふさいでしまおうではないか!!

ふちが欠けた食器

何年もかけて生み出されたフチの欠けた食器たち。なんなら取っ手も破壊した。

飲食店やってる訳でもないし気に入って買ったものばかりだからこれくらいならまぁいいだろうと、小さく気にしながらもずっと欠けた状態で使い続けてきた食器たち。

だったのですが、つい先週、一番のお気に入りの白いマグカップを欠けさせてしまった私。

も~~~我慢ならん!!(いや自分が悪いんだけどさ。。)

ということで、とうとう欠けた食器の修理に臨むことに決めました!

使用したのは専用ボンドと小麦粉

今回私が食器の欠けた部分を埋めるために使用したのは、食器にも使えるタイトボンドⅢ小麦粉です。

タイトボンドとトップバリューの小麦と

方法は簡単で、ボンドと小麦粉を混ぜて粘土状(パテ)にしたら欠けた部分にくっつけて埋めて、乾かして補修完了!というものです。めちゃくちゃ簡単♪

よくある瞬間接着剤とかだと口に入れても安全な仕様にはなっていないですよね。食器に使う訳だから体内に入ったとしても出来るだけ安全なものを使いたい。と調べて何人もの方が挙げていたのがタイトボンドⅢというアメリカのボンドでした。

タイトボンドには数種類あってこの↑緑のより値段が安いのもあるのですが、そっちは食器にも使えるのか?よくわからなかったのと検索して出てくる人みんな緑のタイトボンドⅢを使ってるので、じゃぁこれで良いかと◎

では早速やっていきましょう~!

1. 手頃な袋にタイトボンドⅢと小麦粉を入れます

分量は1:1で入れてみました。

タイトボンドⅢと小麦粉を混ぜてパテを作る

これを練り合わせます。
量が少ないから結構混ぜ合わせにくいのと、1:1だと小麦粉が多くまだまだ粉っぽかったので様子を見ながらボンドを適宜追加投入しました。たぶんボンド2:小麦粉1くらいになったと思います。

小麦粉とタイトボンドⅢを袋の中で練り合わせて出来たパテ

2. 欠けた部分を出来た粘土(パテ)でひたすら埋めていきます!

ボンドが固まってきた~!!焦

時間が経ってかたまってきてしまったパテ

ボンドなので容器から出せば段々と乾いて固まっていきますよね。
お皿一枚とかお茶碗一個とかならすぐに終わるものも今回埋めるべき食器は6個。出来るだけ元の形に近いように薄く整えこねくり回してもたもたやってると、あっという間に固まってきてしまいました!^^。

乾ききる前なら水分を足すと緩むみたいなので、ボンドを追加すると固まってしまうのを回避出来そうです><

あと、不慣れでもたついてしまったのもありますが埋める物の数が多い場合は一気にパテ全量を作ろうとせず追加しながら作っていくとパテが乾いてきたー!とならずに済んだかなと終わってから思いました。

で、なんとかこの様に。

食器のフチの欠けを埋める

右下のお皿のヒビが入ってる個所ももっと水分を多くパテを薄めて染み込ませるようにして埋める作業もできたのかな?と終わってから思い至る…^^;

ちなみにパテのみならず練ってる指も乾いて固まっていきます!

パテがついて乾いていく指

でも大丈夫、ぬるま湯で洗えば簡単に落ちました
瞬間接着剤とかくっつくと数日間取れないですよね…タイトボンドはその心配はなさそうです◎

3. このまま1日放置します

商品には何時間で完全に乾く、という時間の表記がないのですがタイトボンドについて調べていると24時間放置して完全に乾かせる、とあったので1日放置にしました。

1日経ったものたちがこちら↓↓

パテ修繕したフチの欠けた食器

クッキー生地くっついてかたまったよ、という風に私には見える。

触ってみてもさらっとして硬いので大丈夫かなと。

そうそう。タイトボンドⅢは仕上がりが茶色っぽくなるので全体の色の調和を気にする方はお気を付けください!私は白い食器に使っても平気。

微量のパテがくっついて点々と固まってしまってるところもあったのですが薄いからか爪で削るとすぐにペリペリ剥がせました。

口に入れても安全とは言え出来れば食べたくないので、一応水で軽く洗いました。
濡れて剥がれたりしないかしらとドキドキだったのですが見たとこ問題なくくっついてくれてるので、一応これで補修完了!?です!

金継ぎしたら電子レンジで使えない!!

金継ぎという修繕方法は知っていて、金色の上品な感じが良いし安全だしということで最初は金継ぎをしようと思っていました。
金継ぎキットを見比べたり(※中には金継ぎ『もどき』の、安全性に疑問がある接着剤を使用しているものもあったりするので購入する場合は充分調べた方が良さそうです!)実際に金継ぎされてる方の記事を読んだりしていたのですが、ふと。

金素材って電子レンジ使えないじゃん!?!!

とても重要なことを思い出しました。
金の装飾がしてあるお皿とかアルミホイルとかを電子レンジで温めるとバチバチ!!って火花が散り大変危険です。金箔や銀箔などの金属箔は電子レンジの電波に反応して火花が発生します。

金継ぎに使うのは文字通り「金」。漆で割れをくっつけて仕上げに割れ目を金紛で塗装して綺麗な仕上がりにするのが金継ぎ。

完全にレンジ駄目じゃん!!!

電子レンジを使わない日はほぼないと言えるほどレンジに食器を入れまくっているので、金継ぎしてしまっては不便で仕方がない。金継ぎ以外で食器の欠けを直す方法は何かないのか!?ということで辿り着いたのが今回の方法でした。

まぁ、見た目を気にしなければ仕上げの金を塗らなくても問題なく使えるっちゃぁ使える訳なので金継ぎの技法で修繕して塗装はしないでおけば電子レンジでも使えるということにはなりますね。電子レンジで使いたい食器を金継ぎで直そうと金継ぎキットを既に購入してしまった方は仕上げの金塗装は諦めればこれからもレンジで使えますよ‥!^^ 落ち込まないで!

今回はどれも小さな欠けを埋めるレベルの修理だったのでボンドを使ったパテ修理という方法が使えたというラッキーな結果でした。金継ぎキットを買うより断然安く済んだし◎

もしお気に入りの食器が真っ二つになった!;;という事態が今後生じたら、その時こそ金継ぎにトライしてみたいと思います…!!

大してお気に入りでもないけど不満もないからずっと使い続けてる食器に限って何してもびくともせず長持ちしてくれる不思議‥‥

 

■翌日、補修した食器を見たらなんと!埋めた筈のパテがどっかいってた!?
>>欠けた食器の補修はボンドで出来る?

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