毎日気になる日々のこと

日々の暮らしのイベント情報や、日常で疑問に思ったことなどをご紹介

生活のコツ

はじめてのカートリッジ式万年筆、インクの取り付け方と取り扱い注意点

投稿日:2022/09/29 更新日:

PROCYON PROCYON LUSTER

訳あって、万年筆を買いました!

インクボトルからインクをつけるタイプの万年筆に憧れているものの、訳あってインクカートリッジ式の万年筆を購入。(たぶんどうでも良いと思いますが経緯は最後に書いております🖋)

サンプル品を見せてもらう時にキャップを引っ張って開けようとして「回してください」と言われるレベルなわたしの「今日から万年筆はじめます!」をあれこれ記録していきたいと思います。

スポンサーリンク

購入した万年筆はPLATINUMのPROCYON LUSTER

今回購入したのはPLATINUM(プラチナ万年筆) PROCYON LUSTER(プロシオン ラスター)のシャンパンゴールドです。

プラチナ万年筆のPROCYON LUSTER(プロシオン ラスター)

お値段は8,800円(税込)。地味でもなく派手でもない控えめな綺麗な色が素敵だなと思って決めました♬

プロシオンラスターは全4色取り扱っているみたいです。


私の写真だとローズゴールドっぽく見える気がしますが手元の実物はちゃんと黄色味のあるゴールドをしています^^;

万年筆のインクの設置方法

では早速、使えるようにインクを入れます!万年筆には、カートリッジタイプの他に吸入式やその両方で使うタイプがあるみたいです。

万年筆のインクのタイプには大きく三種類

今回私が買ったのはカートリッジ式なのでインクカートリッジをはめればすぐに使えるというもの。一番簡単なタイプですねきっと。

キャップを外したら真ん中でくるくる回して2つに分けられるようになっています。

万年筆のペン先

中はぽっかり筒状。

分解した万年筆の中の様子

この一番左のペン先の方にインクをくっつけて胴体部分を戻したら書ける状態になります。

※万年筆もちゃんと部品毎に名前がついています◎

因みに今回購入したのは文具店の伊東屋なのですが、万年筆本体に入っていた説明書とは別に「万年筆のいろは」という説明書をくださいました。初心者でも安心して使い始められますね!

万年筆のいろはと説明書

ただインクをはめればいいんでしょ?と思ったけど早々に壊したりしたら泣くのでちゃんと説明書を見ながら取り付けました。

万年筆インクカートリッジの説明書

ペン先を上に向けた状態で回しながら入れる、と。

万年筆にインクカートリッジを取り付ける

回しながら、って言うけど回してたら螺旋の溝にはまってくとかいう訳でもないし(なんで回すの?)入れる、って言っても硬くて全然入ってく気配がないんだが!?えっ!?ってちょっと戸惑いながら結構~力を入れて押し込む。

無事インクセットできました

無事はまりました!良かった~!

あとは胴軸を戻して、完成♬

インクセット完了

スポンサーリンク

万年筆初心者のQ&A

案内してくれた伊東屋の店員さんに万年筆素人の私が根掘り葉掘り質問をして教えてもらったことを記録しておきます!

Q. 価格の違いは何によるもの?
A. 外見のデザインや素材の違いが価格の違い。内部構造は基本的にどれも同じ。

万年筆の構造は基本的にどれも同じみたいです。時計みたいに内部の部品あれやこれやが‥という細かなところでは差はないのかなと。よって見た目、手触り、丈夫さ、重さ、ブランド、とかで選ぶことになりますかね。

店頭には並んでいなかったように見受けましたが雑誌なんか見るとすっごい精密なデザインでなんかわかんないけどすごく高価な材料で出来てて老舗ブランドで‥とかになると何十万とか、何百万とか、果ては億とか。?!万年筆の世界も奥深いですね…!

因みに私は訳あって(下記参照)ブランドがプラチナ万年筆の一択だったのでその中でどのラインナップにするかを選んだわけですが、店員さんに予算は1万円くらいとお伝えしたらそれだったら15,000円、8,000円、5,000円がありますとご案内いただきました。少し前に値上がりしたそうでその時は15,000円の商品は1万円だったとのこと…悲しみ。デザインが気に入れば15,000円のでもいいかなと思ったけど予算内で気に入るものがあって良かった◎

Q. ペン先がゴールドとシルバーの違いは何?
A. ゴールドの素材は金、シルバーはステンレス。金の方が錆びにくい。

高額ラインに金のペン先が多く見受けられたのでどう違うのかな?と聞いてみました。勿論素材自体の価格の違いもありますが、金の方が錆びにくいそうです。あと、金ってやわらかい金属ですよね。だから金のペン先の方が書き心地もやわらかめなのだそうです。

この辺りは専門領域になるので私の素人説明は控えますが^^;、調べててわかりやすかったサイトをご紹介しておきます。
中村留精密工業株式会社(金属の錆びやすさ比較)
渡る世間で鬼ごっこ(金などの貴金属の硬度について)
ステンレススチールって錆びにくいって言われると思ってたけど金の方が断然錆びにくいんだと知りました!

錆びにくい方が良いなとは思うけど柔らかさ云々はそれぞれの好みになりそうですね。硬い書き心地の方が好きな人も当然いると思うので何百万円の高価な万年筆を持っててもペン先は銀色、っていう方もいると思います。そんな人と出会う機会なんて私にはないので事実のほどはちょっとわかりませんが。

Q. 万年筆って水滴がつくんですか??(サンプルを触らせてもらったときにペン先に水滴がついていた)
A. 水滴はつきません。これは洗浄したときの水分が残っていたためです。

なるほど、カートリッジの万年筆ってペン先のお手入れしないといけないのか!!とここで認識しました。笑
長期間使わない時はインクが固まってしまうからインクを外して手入れをする必要があるのだと教わりました。

万年筆のインクのお手入れ方法

私より前のいつかのお客さんがサンプルで使ったあと洗浄時の乾かす時間が短く水分が残っていた状態でキャップを閉じたから、それで水分が中で蒸発して水滴がついた状態になったんだろうなと推測。

水分を拭き取ったあと半日くらい置いておけば良いですか?と尋ねたらそうですね、風通しの良い場所に。と仰ってました。お店だから何時間も放置しておけないだろうけど自宅なら風通しの良いところに暫く置いておけば良いのかなと思います。たぶん半日もかからないだろうなと。

Q. 3日間くらいなら使わなくても問題ないですか?
A. それくらいなら大丈夫です(苦笑い)

たぶん、苦笑されました。笑
どれくらい放置したらインクが固まって使えなくなるのかなと思った故の質問だったのですが貰った説明書には一か月以上使用しない場合は、と書いてありました。意外と長かった!

伊東屋万年筆のいろは万年筆の使い方ポイントインクのお手入れについて

 

PLATINUM(プラチナ万年筆)を買うに至った経緯

誰も気にしない殆ど100%どうでも良いだろうけど今回なぜプラチナ万年筆一択購入になったかを書いておきます。

その昔、小学生の時に親が万年筆をくれました。特にねだって買ってもらった記憶もなく、たぶん親が持ってた文房具の中の万年筆を見てそれ欲しい!と言ったのか?しばらくしたらインクがなくなったから替えのインクを買ってもらったんだと思います。で、私は物持ちが非常に良いので(=捨てられない人間)上京する時にもその万年筆とインクを持ってきました。でも万年筆を使う関心はとうになくなっていて、久々に文房具の中にあるのを発見して使おうとしたら、書けない!!

手入れの必要性を認識していないしだから当然手入れなんてしてなくてインクが固まってしまってたんですね。おまけにペン先もインクがこびりついてたか錆びてたか、そんな感じになってた記憶。で、使わなくても問題ないししゃーないか~ってポイっと捨てました。(いきなり薄情)でもインクは問題なく使えるはずだし勿体ないからという理由でずーっとしまって持っていました。インクだけあってもどうしようもないのにね。

インクの存在は認識しながら特に使おうとも思わず約10年の月日が流れ…10年の間にいろいろなことがあったのでしょう、ありまして、万年筆のインクって素敵だな~万年筆いつか欲しいな~と思うようになっていました。でも雑誌とか見てもピンキリでどれが良いとか適してるとか全然わからない。でも何か良いペンは1本持っていたい。手元にある万年筆のインクは黒色だけど、綺麗なカラフルなインクじゃないけど、黒色だっていいじゃない!まずは黒から!折角あるんなら使わないと!勿体ないし!!

という意識変革が起こりまして、万年筆買おう!となったのが今年の9月も半ばになった某日ことでした。星の数ほどありそうな万年筆の中でゼロから選ぶのは至難の業だけど幸い手元にインクがある。ならば話は簡単、このインクが使える万年筆を選べば良いのだ!!

ということで伊東屋へ行くことにしました。都内の文房具店と言えばitoyaだよな?というとても短絡的チョイス。最初は本店に行った方が良さげかなと思ったのですが自分の買う値段の範囲なら本店じゃなくてもそもそも選べるラインナップが限られてるだろう。(高額なものなら本店が品揃え良さそう?予想)そうなると取り扱ってる商品も殆ど同じだろうから支店でも問題ないだろう。という結論に至り百貨店内の伊東屋で買うことにしました。うちからも近いし。

高級感あるお店でも「買う!」と決めてかかれば入店できるのがわたし。そして端っから自分で探すという根性は持ち合わせていなかったので印籠のように「このインクが使える万年筆はありますか!」と店員さんをインクを見せつけご案内いただき購入に至ったのでありました。

色んなブランドの色んな価格帯の色んなデザインのものがショーケースにずら~っと並んでて、いい色デザイン!と思ったものはやっぱり何万円もしてて^^;でもそもそも選べるブランドじゃないからいいなと思っても除外できたのは良かったし、そんな中でも気に入れた1本を見つけられて、良かった◎

因みに昔持ってたのはたぶんこの赤色の方。


安っす!!!笑 びっくりした。これに比べたら今回は随分と良いものを買ったようだ!!

という、以上どうでも良い購入理由でありました~^^ /

 

そうそう、購入時にインクを1本つけてくれるということでブラックかブルーブラックが選べました。

プラチナ万年筆ブルーインク

黒は持ってるから違う色が良くてブルーブラックでお願いしました◎(ブルーブラックのBB)

インクの色自体は黒、青、赤の3色取り扱いしてるみたい。


手持ちのインクカートリッジの箱からは20年ほどの年季が伺える…物持ち良いねきみ…

プラチナ万年筆スペアインクカートリッジの箱

文筆家でもなんでもないから1本使いきるのにどれくらいかかるか不明だけど、替えの黒インクは7本もあるし(!)これからもりもり書いて愛用していきたいと思います!使わないと固まってしまって使えなくなると聞いて、万年筆は育てて使うペンなんだなと思いました。
ど素人の質問にも快く答えて下さって伊東屋の店員さんありがとうございました~!

 

■万年筆を使い始めたのは良かったのですが、次はどういう状態で保管するのが良いのか?という疑問が降ってきました…
>>万年筆の置き方は?立てる?寝かせる?

■万年筆のインクが切れました!初めて万年筆洗浄に挑戦!
>>カートリッジ万年筆の洗浄方法。とっても簡単!

 

スポンサーリンク

-生活のコツ
-,

関連記事

ペン

除光液で柄物の服についた油性ボールペンのインクを取る方法

シャツやズボンに持っていたペンが当たって黒い線が… 水性インクならまだ簡単に落とせるけれど油性インクだと石鹸でこすってみても普通の洗濯洗剤で洗濯機を回しても。落ちないんですよね~^^; 白い服ならマジ …

素手で糠床をかき混ぜる

糠床の白いものはカビ?対処方法は?

糠床になにやら白い粒粒が見受けられる!? ぬか床のこの白いものは何!? もしかしてカビ!? スポンサーリンク

手書きの年賀状をポストに投函するところ

年賀状をモノクロでも無料でおしゃれに作る方法

さて今年も年賀状の時期がやって参りました。 年賀状を書く相手は以前より減っているんですが、それでも手紙が好きなので友達とか親戚とか…まだ少しは年賀状を出しています。 写真プリントとかイラスト済みの年賀 …

指紋認証が反応しない時の対策とコツ

世の中にはいろんな生体認証システムがありますが、普段から利用しているもの、ありますか? 私の職場では指紋認証を採用しているのですが、特に乾燥する冬は入り口のドアが開けられないし退勤も押せないしで本当に …

スニーカーのソールの劣化汚れによる黄ばみを落とすにはコレ!

1週間の内で履かない日はないほど愛用しているフレッドペリーのスニーカー。 たまに擦ったり土で汚れたりとかの汚れは目についた時にウェットティッシュでササッと拭いたりしていたのですが、3年目に突入してふと …


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

サイトの管理人はこんな人。


亀
はじめまして coco です^^
富山県出身、現在は社会人をしながら東京で夫婦2人暮らしをしている30代。

毎日の生活の中で気になったこと、興味のあるイベント行事などについて実体験を混じえながらご紹介していきます*