毎日気になる日々のこと

日々の暮らしのイベント情報や、日常で疑問に思ったことなどをご紹介

日常の知恵 食べ物

そうめんかぼちゃとは?味わいとそうめんかぼちゃの旬と栄養

投稿日:2018/07/07 更新日:

そうめんかぼちゃ、糸瓜

「そうめんかぼちゃ」って、ご存知ですか?

素麺?でもかぼちゃ??どっち!?

そうめんかぼちゃとは。
そうめんかぼちゃの味や食感、旬や栄養についてご紹介します♪

スポンサーリンク

そうめんかぼちゃとは?

そうめんかぼちゃは、カボチャの一種です。
ウリ科カボチャ属ペポ種に属するのですが、これはズッキーニと同じ種類です。
なので、かぼちゃと言っても瓜に近い感じの食べ物です。

大きさは20㎝くらいの俵型で、見た目が冬瓜に似ているので冬瓜と勘違いしてしまう人も結構いたりします。そうめんかぼちゃの方が黄色いです。

 

そうめんかぼちゃは漢字で「素麺南瓜」と書くのですが、他にもいくつか呼び方があります。

・そうめんうり 「素麺瓜」
・いとなんきん 「糸南京」
・きんしうり 「錦糸瓜・金糸瓜」
・いとうり 「糸瓜」

地域によって呼び方に違いはありますがこれらはみんな同じそうめんかぼちゃのことを指しています。

何が素麺?糸?というところですが、そうめんかぼちゃは茹でたり蒸したりして加熱すると果肉の繊維がほぐれて糸状になるんです。

錦糸瓜、糸瓜

普通のカボチャだと種の周辺がふわふわした綿みたいになっていますが、その部分の繊維が太くてほぐれるんです!おもしろいですよね♪

そして食べる時は大抵、ほぐして麺の状態で調理して食べます。
素麺のように食べられるのでそうめんかぼちゃ、ということですね^^
また繊維の色が黄色だから金糸瓜、錦糸玉子みたいな錦糸瓜とも呼ばれたりするわけです。

ちなみに英語でもスパゲッティ・スカッシュ(Spaghetti squash) = スパゲッティ瓜と呼ばれているんですよ♪

そうめんかぼちゃはどんな味?

そうめんかぼちゃの味、気になりますよね。
結論から言うと、味は殆どなくほんのりと甘い感じです。

カボチャの仲間ですがカボチャのようにホクホク甘いのではなく、シャキシャキとした繊維食感で言うなれば大根のつま、と言ったところでしょうか。
そうめん瓜とも呼ぶように瓜寄りの味わいで、かすかに瓜独特の匂いも感じられますが特段青臭いということもないです。

あっさりとした味わいでクセがないので、名前のように素麺の代わりや春雨みたいに食べられます。

かぼちゃと書いてあるからと思って緑色のカボチャを想像して買って食べるときっとがっかりしてしまうので気をつけてください^^;キュウリや大根を思って買うと良いですね。

【関連記事▷ 冬瓜の調理方法と保存方法 

スポンサーリンク

そうめんかぼちゃの旬と栄養

そうめんかぼちゃの旬の時期は夏で、7月~9月頃までスーパーなどで見かけられます。

色の薄いものよりも黄色が濃いものの方が熟しています。
熟しすぎると発芽して、中を切った時にもやしみたいな芽が生えていてびっくりするかもしれませんが、取り除いて調理すれば問題なく食べられます。

でも発芽に栄養分を使われてしまうので、買ってもしばらく調理しなさそうな場合は色が薄めのものを選ぶと良いですね。

夏の暑い時期が旬の食べ物なので、その淡白な味わいとシャキシャキ食感も相まって食欲がない時でもさっぱりと食べられます。

旬は夏ではありますが、保存性が高いので保存状態が良ければ12月頃まで食べることが出来ます。

栄養面では、食物繊維はカボチャと同じくらいあるのでお通じを良くしてくれたり、また冬の風邪予防にかぼちゃを食べると良いといいますが、同じようにそうめんかぼちゃもビタミンCを多く含んでいるので風邪予防になる免疫力を高めてくれます。
またビタミンB、Eもあり美肌効果にも役立ちます。

カリウムも多く含んでいるのでむくみ対策にも良いですし、葉酸も多いので貧血の人におすすめです。

【参考記事▷ そうめんかぼちゃの茹で方、食べ方と保存方法 】

 

そうめんかぼちゃとは?味わいと栄養 まとめ

そうめんかぼちゃ、見た目は冬瓜のようで、加熱するとほぐれて素麺のようになる不思議な食べ物。

旬は夏ですが冬まで保存できるので、さっぱりシャキっと食感は夏に味わって、冬は炒め物や煮物などで味わって。

食べ分けておいしさを楽しむのも良いかもしれませんね♪

 

 

【こちらも一緒に読まれています】

→ らっきょうの漬け方のポイント、注意点。
→ いちじくの色が白い、緑色のは食べられる?違いは?
→ あけびの皮の食べ方や調理方法、栄養と効能・効果
→ 冬瓜の調理方法と保存方法

スポンサーリンク

-, 日常の知恵, 食べ物
-, ,

関連記事

熟したあんず

あんずの食べ方と保存方法。加工はジャムが簡単おすすめ!

あんずの旬は6月下旬~7月中旬。 この時期だけのものなのでぜひとも味わっておきたいもの。 でもあんずって、どうやって食べれば良いのでしょう? そのまま食べられるの?皮はどうするの? 一度に食べきれなく …

葉っぱの付いた黄柚子

柚子の使い道と柚子の簡単レシピ

爽やかな香りと苦味を持つ柚子。 柚子には2種類あって、9~10月が旬の青柚子、11月~1月が旬の黄柚子があります。 家庭でも柚子の木があってご近所さんから沢山おすそ分けを貰うこともあるかもしれませんね …

糠漬け、糠床の材料、生糠と塩と昆布

糠漬け、糠床作りのポイント。使うのは炒りぬか?生糠?捨て漬けって何?

  日本人に馴染みのある発酵食品。その一つに糠漬けがありますね。 「ぬか漬け」と聞くとおばあちゃんのイメージを持っている人もいるかもしれませんが、実は若い人でも糠漬け美人の人、結構いるんです …

初詣の参拝客

初詣はいつまでに行く?時間は?何回も行っていい?

お正月の初詣、今まではなんとなくの習慣で行っていたけど、初詣に適した日にちとか時間ってあるのでしょうか? 行きたい神社もいくつかあるけど、何箇所も行って問題ないのでしょうか? スポンサーリンク

カゴに入ったサトイモ

里芋の保存方法。常温?冷蔵庫?冷凍保存は出来る?

秋から冬に旬を迎える里芋。 ねっとりほくほくしてやさしい甘味があって、身体を温めてくれる食材なので寒い時期によく食べる人も多いと思います。 スーパーで見かけて買ってきた里芋、すぐに調理しない時はどうや …


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

サイトの管理人はこんな人。


亀
はじめまして coco です^^
富山県出身、現在は社会人をしながら東京で夫婦2人暮らしをしている30代。

毎日の生活の中で気になったこと、興味のあるイベント行事などについて実体験を混じえながらご紹介していきます*