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コーヒー染めを牛乳&ミョウバンなしでやってみました!

生活のコツ

衣替えをしてさて着よう!と、約1年ぶりに着た白い服。

…落ち切ってない黄ばんだ汚れが!!

そう、確か去年、ワインをこぼして洗剤とか漂白剤とかに浸けてなんとか落としたつもりだった白い服。完全に落とし切れていなかったんだね…涙

再度汚れに漂白洗剤をつけて洗ってみるも汚れは落ちてくれず。

服としてはまだまだ着られるから捨ててしまうには忍びないし、汚れてるから買取もしてもらえないだろうし、さてどうしたものか…

と思いついたのが、汚れがわからないように全部汚しちゃえば良いんじゃん!と、自分で染める方法。

何で染める?野菜?野菜どれだけ必要?ワインで汚したならワインで染めれば良いか?でもワインは飲みたいし…で、閃いたのがコーヒー

コーヒーでの布染めの方法を探してみたら、ありました~♪

やり方も難しくなさそうだし材料も少ない。けど、色落ち防止のために牛乳を使うというものがチラホラ。牛乳は常備していないのと、牛乳なしでも染めている方法もあったので、どれだけ色落ちしてしまうかわからないけどひとまず牛乳なしでコーヒー染め、やってみよう!

ということで早速白い服のコーヒー染め、試してみました!

コーヒー染めで牛乳を使わない方法

今回染める服は、無印良品で買ったカットソー。

素材は綿97%、ポリエステル3%。

わかりにくいですが汚れは結構大きい範囲。

ではこれをコーヒーで染めます!

必要な道具

・大きめの鍋
・水1リットルに対しインスタントコーヒー大さじ3
・塩orミョウバン ※なのですが、コレを入れ忘れました!w

コーヒー染めの方法

1、染める服を水で濡らしたら軽く絞って鍋に入れます

2、水1リットルとインスタントコーヒー大さじ3も入れます

※今回は1リットルで丁度良い水量でした。染めるものによって水量は前後するのでコーヒーの量もそれに合わせると良いですね。
普段からコーヒーは豆もインスタントもどちらも飲んでいて、コーヒー染めはどちらでもできるみたいですが今回は簡単にすぐ出来るインスタントにしました◎

3、中火で加熱してグツグツしてきたら弱火にします

どれだけ煮るかは染めたい濃さで決めて良いみたいです。

とは言え初めてのことなのでこれを洗ったらどれくらい色落ちするのか?乾いたらどんな風に見えるのか?染まった時から3トーンほど色落ちするという人もいましたが、全くわからないし色落ち防止の牛乳を使っていない。

染まってないよりも染まりすぎた方が今回は良いな、と判断して弱火で15分煮て1晩放置することにしました!

4、で、本来ならば火を止めたら塩orミョウバンを加えて時間を置くのですが、塩を入れ忘れてそのままで一晩放置してしまいました!w

5、染め時間が経ったら水で濯いで色落ちしなくなるまで洗うとのこと。
洗濯機で洗ったら洗濯機がコーヒー色になりそう!?だし、ただ水を流して洗うのは水が勿体無いな~と思ったので、風呂に入りながら濯ぎ洗いをすることにしました!

バスタブに一緒に浸かるのではなくて、シャワーを使っている時に足元に置いて。タライで洗濯するような、映画トトロでさつきとめいが洗濯物踏み踏みしてる、あの感じですすぎます。

果たして色落ちの具合はどうなるか!?

6、濯いだら水気を絞って干して、完成。

で!

こうなりました~!

すごい、ちゃんと茶色い!
タグの部分の文字も茶色に。

ただ、しかし。
汚れは汚れの部分として誤魔化せませんでした~

コーヒー染めを牛乳なしで試してみたら。まとめ

ということで、牛乳を使わないことでどれくらい色落ちしてしまうのか心配だった初めてのコーヒー染め。

色んなものをすっ飛ばして単純にコーヒー液に浸しただけになってしまいましたが(笑)でも結果オーライ!?ちゃんとコーヒーで染められました♪

汚れたところは汚れプラスでちゃんと染まるということもわかりました…この服は外出しない時に着ることにします^^カナシイ。

※余談ですが、牛乳や塩を使う理由を少し。

なぜコーヒーで染める前に牛乳に浸けるのかと言いますと。

牛乳を使うのは、繊維の表面に牛乳や豆乳などのたんぱく質のものを布に染み込ませると植物性の色素がくっつきやすくなり繊維が染まりやすくなるのだそうです。この作業を「たんぱく処理」、たんぱく処理に使う牛乳や豆乳のことは「助剤」と言います。

いうものたんぱく質がポイントになるようです。

たんぱく質と反応させることで繊維に色が付くのですが、綿や麻などの植物で出来ている素材にはたんぱく質がほぼないですよね。なので、たんぱく質を繊維に補う、人工的に布に染み込ませるために助剤を使ってたんぱく処理をするということになります。

なぜ塩やミョウバンを入れるのかと言いますと。

草木染めの用語で、染物の特徴である色止めと色出しを同時にすることを「媒染:ばいせん」と言います。そしてこの媒染に使われるのが「媒染剤:ばいせんざい」。

媒染に使用する媒染剤には金属系の物質が使われます。昔はアルミなどを含む灰や鉄などを含む土が利用されていたそうです。

黒豆を煮るときに鉄釘を入れるときれいな黒色になりますよね。これは鉄媒染によって豆が黒くなるのですが、草木染めもこれと同じ。媒染剤を入れることで繊維と植物色素が結びついてきれいに染まるという訳です。

媒染剤を使わなくても繊維を染めることは可能ですが、媒染すれば繊維に染めた色素の色止め効果があったり、化学反応による発色効果を得ることが出来ます^^

草木染めについてもっと詳しく知りたい!という人にはこの一冊!

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