毎日気になる日々のこと

日々の暮らしのイベント情報や、日常で疑問に思ったことなどをご紹介

日常の知恵 食べ物

土用の丑の日のうなぎの由来は?うなぎは夏バテに効果があるの?

投稿日:2017/05/08 更新日:

「土用の日」と聞くと
夏の土用の丑の日を思う人は多いと思います。
そして土用の丑の日はうなぎを食べる習慣があります。

そもそも土用とは何なのか?
何故うなぎなのか?
うなぎには夏バテ効果はあるのか?

気になる土用のうなぎについて見ていきます。

スポンサーリンク

土用の丑の日とは?

「土用」と言うと夏だけと思われがちですが
土用の期間は1年に4回あって、
立春、立夏、立秋、立冬の前の18日間を土用と言います

それぞれが春の土用、夏の土用、秋の土用、冬の土用です。

2017年の夏土用は7月19日(水)~8月6日(日)
土用の丑の日は7月25日(火)です。

毎年夏土用は大体このくらいの日程ですが、
これは暑さが厳しく夏バテしやすい時期に当たります。

夏バテ予防の為にこの時期には昔から「精の付くもの」を食べる習慣があって、
土用しじみ、土用餅、土用たまご等の言葉が今も残っています。

どれも栄養価の高い物なので
食欲の落ちる夏場に食べて夏を乗り切ろう、ということですね。

また「丑」とは十二支の丑のことで、
昔から毎日の暦に十二支を当てはめていました。

古くから民間に伝わる習慣や風俗にの一つに
丑の日に『う』の字がつく物を食べると夏負けしないというものがあります。

そこで、夏の土用期間の丑の日に『う』のつく食べ物である「うなぎ」をかけた、という訳です。

とは言え『う』のつく食べ物はうなぎ以外にも沢山ありますよね。

疲れを取ってくれる「梅干」や、
暑い時期には冷たい「うどん」も良いですね。

そんな中で何故「うなぎ」だったのでしょうか。



 

土用のうなぎの由来

土用の丑の日にうなぎを食べることになった確かな理由はなく諸説ありますが、
一番有名な説として平賀源内によるものがあります。

そもそもうなぎの旬は秋から冬にかけての8月~12月で、
特に冬眠に備えてたくさん栄養を蓄えた10月頃からのものが美味しいうなぎです。
だから夏にうなぎは売れませんでした。

またうなぎの蒲焼は、脂が豊富なうなぎに濃い味付けのタレをつけて食べる食べ方。
夏の暑い盛りに食べたいと思う人はそういません。

時は江戸、とあるうなぎ屋が夏にうなぎが売れずに困っていました。
それを知人である蘭学者の平賀源内に相談したところ、
源内は民間伝承の『う』のつくものであることにかけて
「うなぎを食べれば病気にならない」と言う内容の貼り紙を店先に貼らせました。

その結果お店は大繁盛、他の店も真似をして、
それが現在にも至るというものです。
つまり企業戦略の一環だった、と言う訳です。

恵方巻きやバレンタインなんかと同じ、なんですね。

 

うなぎの夏バテ効果は?

とは言え、うなぎの旬は冬だけど
少しくらい夏バテに効果があるんじゃないの?

実際、うなぎは栄養の宝庫で様々な栄養分が含まれています。
こちらを見ても解るように、かなり多くの栄養素を含んでいます。

その中でもビタミンAが豊富で
100gで1日の成人の必要量の2倍以上を摂取できます。

ビタミンAは目の健康維持に必要であったり
細菌等から身を守ってくれて皮膚や粘膜の健康維持に必要なものです。

スポンサーリンク

またビタミンAは脂溶性で、油と一緒に摂ると吸収されやすい性質を持ちます。
うなぎはEPAやDHAという質の良い脂肪を多く含んでいるのでビタミンAの吸収効率が良いと言えます。

ビタミンB群も多く含んでいて、
ビタミンB郡はエネルギーの供給や老廃物の代謝に効くもので
疲労防止に必要なものです。

EPA、DHAと言った健康に欠かせない不飽和脂肪酸が多く
脳卒中や心臓疾患の予防にもなります。

皮付近からコラーゲンも摂取できるので美肌にも効果があり、
またコラーゲンは血管を柔軟にしガンを予防する働きもあると言われています。

旬の時期の冬のものより栄養価は劣るとしても、
うなぎが疲労回復に効果的な食べ物であることは解りますね。

うなぎは高脂質で高カロリーな食材で
100g換算でエネルギーが255kcal、脂質が19.3gです。

とは言えカップラーメン1個(90g)と比べてみると、
カップラーメンのエネルギーは403kcal、脂質は17.73g。

栄養面を考えても、うなぎはすごい高カロリー!ダイエットに不向き!
という訳ではないですよね。

しかもうなぎの脂質は肉類のそれとは違って「不飽和脂肪酸」
先でも少しだけ説明しましたが、不飽和脂肪酸は体に良い油であり
コレステロールや中性脂肪を減らしたり血流を良くする作用があって
ガンや生活習慣病の予防に効果的で必要な油なのです。

ちなみにうなぎ100gはどれくらい?と言うと
こちら↓が115gのうなぎ2枚分です。

1枚でも充分な量がありますね。

ただ食べ方として、タレの甘辛さでごはんを沢山食べてしまったり
蒲焼をつまみにお酒を沢山飲んでしまったりと
うなぎ以外のところで食べ過ぎ、飲み過ぎて
結果、脂質過多、糖質過多となる恐れがありますので気を付けましょう。

参考までに、うな重のエネルギーは688kcal、
カツ丼だとエネルギーは795kcalです。

 

まとめ

企業的戦略から夏に食べられるようになったとされるうなぎ。

旬の時期に食べた方が一番栄養価が高く美味しく食べられますが
栄養価が高く疲労回復に効果がある食べ物です。

普段は全然食べないけれど、
夏の土用の丑の日くらい。

思い出して食べてみても良いかもしれませんね。

 

 

関連記事→ うなぎに山椒をかける理由は?山椒の効能とうなぎ以外の使い方。

スポンサーリンク

-, 日常の知恵, 食べ物
-,

関連記事

緑色の冬瓜

冬瓜の調理方法と保存方法

冬瓜(とうがん)の旬は夏で6月~9月が食べ頃ですが、日持ちが良く夏に収穫したものでも冬まで保存しておけることから「冬瓜」と名前が付けられました。 表面に白っぽい粉が出ていてずっしりと重いものが熟した食 …

糠漬け、糠床の材料、生糠と塩と昆布

糠漬け、糠床作りのポイント。使うのは炒りぬか?生糠?捨て漬けって何?

  日本人に馴染みのある発酵食品。その一つに糠漬けがありますね。 「ぬか漬け」と聞くとおばあちゃんのイメージを持っている人もいるかもしれませんが、実は若い人でも糠漬け美人の人、結構いるんです …

明かりの灯ったカラフルな盆提灯

新盆の白提灯の飾り方、使い回しは可能?盆提灯とは別物?

スポンサーリンク 故人が亡くなって四十九日の忌明け後、初めて迎えるお盆を新盆といいます。 新盆は「にいぼん・しんぼん」また初盆「はつぼん」と言う場合もあります。 四十九日より前にお盆を迎えた場合は、翌 …

二日酔いで気分が悪い、めまい

二日酔いの予防方法と解消、対処方法

年末年始は忘年会シーズン、お正月、新年会などで飲み会の機会が増えますよね。すごいと週4日、なんなら週5で飲み会をする人も出てきます。 楽しい飲みの場だとついつい飲みすぎてしまって翌日痛い目に遭う、とい …

ポスト 年賀状投函

年賀状はいつからいつまでに出す?いつまで出せる?

11月になると年賀状の販売がスタートして「年賀状の準備しないと!」とハッとする人も多いと思います。 かく言う私もまだ1ヶ月以上もあるし~なんて思っているとあっという間に年末になって焦ることも多いのです …


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

スポンサーリンク

スポンサーリンク