京都に紅葉観光に来たなら、やっぱり折角だから一番きれいな状態の紅葉を見たいと思いますよね。
紅葉はいつ見るのがきれいなのでしょうか?
また京都の紅葉観光の服装やポイントもご紹介します♪
京都の紅葉、きれいに見える時間帯は?
折角見るなら、一番きれいな時の紅葉を見たいと思いますよね。
紅葉のきれいさは気温差の大きさで変わります。
急に朝晩冷えるようになると寒暖差によって鮮やかに紅葉します。そんな年は大体どこの紅葉も綺麗です。だらだらと寒くなった年はあまりきれいな紅葉にはなりません。
近年は温暖化の影響か、紅葉が幾分遅れ気味になっていて、京都は例年11月が紅葉の見頃ですが12月上旬でも充分紅葉鑑賞が出来るというところも増えています。
ということは、見頃と思って行ったらまだ早かった、という事態にもなりやすいということなので、お目当ての場所はどうか、情報は出来るだけ直前まで確認しておきましょう。
どの時間帯が綺麗か、結論を言ってしまえば、それは人それぞれの感性によります。
写真を撮る場合は太陽がやや低い、朝や夕方の方が綺麗に撮れます。
天気の具合だと、やはり曇天よりは快晴の方が綺麗と感じる人が多いです。
青い空と赤い葉、太陽の光に照らされてよりいっそう紅が映えますよね。
緑や黄色など入り混じった紅葉だとまた、グラデーションが鮮やかに見られます。
苔庭のある場所なら、早朝の朝露がある時間の方が透明感が増して紅が映えより綺麗です。
京都はそれ自体が風情のある街ですが、雨は雨でしっとりと濡れてまた違った風情が出ますね。雨に濡れて艶めく紅もまたきれいです。
それに紅葉は桜と違って雨でもそんなにすぐに散らないから安心です。
京都はいつでも人がたくさんですが紅葉シーズンはそれはすごい人混みになるので地元の人は休日は出かけないです。特に有名な清水寺や東福寺には近付くのも嫌だという人もいます。人混みもそうですが渋滞も酷いからです。
でも雨なら近場から来る予定の観光客が減るのでその分、晴れている時よりは少しは観光しやすくなるのもポイントです。
個人的には雨のあとの晴れた朝の紅葉は格別の綺麗さです。
紅葉の名所で見るものは勿論綺麗ですが、道を歩いていてふと見えたお宅の庭の紅葉でも充分でそれだけでも心が和みますよ。
折角なので有名な寺社だけでなくふとした街並みの中の紅葉も楽しんでください。
同じ地帯の樹木でも日当たりの具合や木の密度によって色付きに差が出るものですし、時間帯によっても陽の角度が変わるので見え方も変わってきます。
嵐山など山の側だと夕方には殆ど影になってしまうのでそういう場所は陽の高いうちに行った方が良いですね。
京都の紅葉観光、空いている時間帯は?
紅葉の有名な寺院だと9時頃から人出が増え始めます。観光地だから団体客も多いので、団体客が来ると一気に騒がしくなってしまいがちです。
静かに落ち着いて見たいならやはり早朝に行くべきです。開門直後が一番空いています。
有名な清水寺も開門すぐならまだ、ゆったりと見て回ることが出来ます。
或いは、人気の場所でも閉門ぎりぎりの時間帯も比較的空いています。ですが、周辺の交通状況に左右されてしまって受付時間に間に合わなくなってしまった、ということもありうるのでそこは充分に気をつけましょう。
せっかく着いたのにもう閉まっていたのでは悲しいですからね。
清水寺の周辺なんかは、タクシーに乗ろうとしたら運転手さんに歩いた方が早いよと断わられてしまうくらい渋滞します。自家用車での観光を考えている人は、そういう超有名な場所は早朝に行ってしまってから他の場所もまわるようにした方が良いです。
またバスも渋滞に巻き込まれて時間が読みづらいことが多いので、可能なら鉄道利用が一番安全です。とは言えバスじゃないと行きづらい場所も京都は多いですよね。
そんな時には観光タクシーがおすすめです。観光タクシーは貸切タクシーで、時間ごとで料金が決められてます。
タクシー会社は色々ありますが、おすすめはMKタクシーです。
MKタクシーは独自の社内観光検定や勉強会を実施したりしていて京都観光に詳しい運転手さんが多いです。とは言えそうではない人もやはりいますから、予約の際に見て周りたい場所を伝えて詳しい説明の出来る人をお願いしますと希望を言うと良いですよ。
京都の紅葉めぐり、どんな服装が良い?
11月上旬ならまだコートやダウンは不要ですが、11月も下旬や12月上旬になると朝晩は冷えます。
朝から紅葉を見に出かけてライトアップも楽しみたい場合は、3段階ぐらい調整できる服装にすると良いです。
朝の寒さで着込んで出かけても日中には袖をまくるほど暑くなる場合もあります。
と思ったら曇って風が吹くと寒くなったりもします。
とは言え厚手のコートにしてしまうとかさばって荷物になってしまうかもしれないので、軽いダウンジャケットやセーターにして1つカイロを持っておくと便利です。カイロなら軽いしかさばりませんからね。使わなかったらそれはそれで別の機会に使えます。
また夜間拝観用に厚手の靴下を持って行くと良いです。
お寺の床って冷たいですよね。靴を脱ぎますし床暖房なぞしてある筈もありませんから、厚手の靴下があると安心です。
「京の底冷え」とも言いますし、足が冷たくて観光どころじゃない!なんてなってしまうのは勿体無いですからね。
また何ヶ所も歩いて見る場合は暑くなりやすいですし、お寺周りは思っている以上に歩かないと辿り着けないところも多いですから歩きやすい靴を選びましょう。
建物の中に上がって庭から紅葉を見る場所も多いので脱ぎ履きのしやすい靴が良いですね。
京都の紅葉おすすめの時間帯と服装 まとめ
ゆっくりと紅葉を堪能したいなら、やはり朝イチに出かけましょう。
どの状態の紅葉が綺麗かは人によって違いますが、写真を取るなら陽の低い朝か夕方がきれいに撮れます。
予定していた日が雨ということもなきにしもあらずですが、雨だからと言って悲観することはありませんよ。京都の街は雨でも風情があって、むしろ雨の方が好きという人も多いくらいです。
朝昼夜と1日を使ってそれぞれの紅葉の良さを堪能して回って、どの時間帯が自分の好みに合うか、自分が好きなシチュエーションを探してみるのも紅葉観光の楽しみですよ♪
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