衣替えをして服を出してみたらしわしわになっていた、ってこと、ありませんか？
圧縮袋を使っている場合は特にシワがつきやすくなります。
クリーニングに出してきれいにしてもらう方法もありますが、今回は自宅で出来るシワ伸ばしの方法についてのご紹介です。
服のシワを伸ばす方法
手軽にしわを伸ばすにはスチームアイロンが便利です。
スチーム機能がなくても大丈夫！霧吹きなどで別途水をかければスチーム機能と同じような効果が得られます。
アイロンで伸ばす場合は当て布を忘れずしましょう。生地が変わってしまったりテカリが出てしまうこともあるので木綿のハンカチなどを1枚挟んでアイロンをかけます。
アイロンをかけてテカリが出るのは、当て布をしなかったり押し付けるようにかけたり、同じ場所を何回も往復するようにしているからです。アイロンと逆の手で生地を軽く引っ張りながら一方向にだけゆっくりと滑らせます。
ウールなどの毛の素材のものはアイロンが不可と表記されているものもあります。高温に当たると熱で焼け溶けてしまう恐れがあって、そうなるともう元には戻せません。
必ず当て布をして、高温でなければアイロンをかけられるものもあります。スチームは少し離して当てましょう。
そうしてアイロンかけをしていると生地がふんわりしてくるので、引っ張ったり撫でたりして整えたらそのまま陰干しをして乾かしましょう。
アイロン台を使わなくても良い、ハンガーにかけたままかけられるアイロンもありますよね。
↑こちらの ハンディーアイロン はアイロンとしての機能以外にも、ホコリ取りだったり床や水周りの掃除、強力高温スチーマーの力でダニ除去や臭い消しも出来るという優れものです。
アイロンがけって手間だし面倒だしうまくシワが伸ばせなくて逆に変なところにしわがついてしまって難しかったりと、好き嫌いが分かれます。
ハンガーにかけたまま使えれば場所の準備も不要だし苦手も何もなく使えるので、嫌いな人にはありがたいですね。
心配な場合はクリーニングに出すのが一番です。お金はかかりますが失敗して着られなくなるよりは業者に頼んでしまった方が安心です。
自信がなかったり高価な衣類の場合はクリーニングに出した方が無難かもしれませんね。
アイロンを使わずにシワを伸ばす方法
アイロンがないという場合は、1度濡らして吊るして干しておくとしわが取れます。
洗面器などに入れて濡らすとシャツ同士がくっついて干す時にしわになりやすくなってしまうので、それを防ぐ為に初めからハンガーにかけておきます。
ハンガーにかけた状態のシャツにシャワーをあてます。表面だけでなくしっかり水が染みこむまで濡らしてください。
そしたらそのまま、物干し竿に吊るして干しましょう。
水の重みでシワが伸び、そのまま吊るして乾かせばシワのないシャツの完成です。
気になるなら干す時にピンと張らせて干せば尚安心ですね。
濡らしてから干すところまで持って行くのが水滴が垂れるのでちょっと大変かもしれませんが、洗剤を使っている訳でもないのでさっと拭き取れますからそこまで面倒ではありません。
シワをとる為だけにいちいち洗濯機を回すのは色々と無駄ですから、アイロンがない場合はハンガーにかけたまま濡らして干す、ぜひやってみてください。
余談ですが、ホテルなど出掛けた先でしわを伸ばしたいという場合はバスタブにお湯を張って、その上に一晩、服をかけておくと湯気でシワを伸ばすことが出来ます。
ですがお湯は冷めますししわが酷いと完全に伸ばすのは困難なので完璧ではないということは覚えておいてくださいね。
ハンガーにかけて収納する
常にハンガーにかけておけば、しわに悩まされることはぐんと少なくなります。
服をたたむのが苦手な人も時間短縮になりますし片付けやすくなりますね。
クローゼットによってポールの耐久性が違ってきます。とは言え今の自分のクローゼットのポールが 何kgまで耐えられるのか、解らない場合が殆どではないかと思います。クローゼットによってはきちんと、何kgまでOKという記載のシールなどが貼ってあるものもあります。
解らなくても、賃貸などの備え付けのクローゼットなら結構頑丈で、40着くらいかけても全然問題がないです。かけてみてたるんでいたらそれは量を減らしましょう。
目安としては 夏用のTシャツや薄手のシャツなんかだと1kgくらい、それ以外だと2kgくらい。厚手の冬用ロングコートになるとそれ以上しますが、目安は2kgです。
突っ張り棒などで簡易的に洋服をかけている場合は耐久性が弱いので注意が必要です。買う時に何kgまで耐えられるか記載があるのでそれを確認して、何着くらいかけたいのか計算して選ぶようにしましょう。
衣類のしわの伸ばし方 まとめ
綿や麻素材の衣類はシワがつきやすいです。
ポリエステルが入っているものは比較的しわがつきにくいので、素材を見て服を選ぶのもポイントです。
出来てしまったシワにはスチームアイロンが有効です。スチーム機能がない場合は霧吹きで代用しましょう。
薄手のシャツなどならアイロンを使わず、濡らして干すだけでもシワを伸ばせます。
お手軽なのでぜひやってみてください♪
【こちらも合わせて読まれています】
コメント