世界一の古書店街、東京神田神保町。
この街で年に1度開催されるのが古書の大バーゲン「神田古本まつり」です!
10時から19時まで1週間以上にわたり開催されるこのおまつりには日本国内のみならず海外からも訪れる人がいるほどの大きなおまつりです。
普段あまり本を読まなくても楽しめる古書のおまつり、神田古本まつり。
今回は神田古本まつりについて、見どころや楽しみ方をご紹介です♪
神田古本まつりの活用法
「古本」とあるので、ブックオフのような品揃えをイメージする場合もあるかもしれませんが、神保町は古本というよりは「古書」を扱うお店が断然多いです。
もちろん、全てのお店が古書だけということではなくて、新刊を売っている書店もありますし古本を扱っているお店もあります。
古本屋は本を安く買えるところ、古書店はなかなか手に入らない絶版本や初版本など1点モノの希少な本を買えるところです。
本の骨董品店バージョン、みたいな感じですかね。古書には1冊何万円、何百万円とする高価な物もありますからね。
なので、最近発売したあの新刊を安く買いたい!というなら神保町古本まつりではなくてブックオフに行くべき、ということです。
そんな高価な古書でも古本まつり期間中は店内全品10%引きバーゲン!などの特別価格で古書が買えるかも!?というのがこのおまつりです。
おまつり期間中は神保町の古書店の前や路地に約500mに渡って100万冊以上の古書が並びます。その様はまさに本の回廊!
至る所本だらけで、なんだか別世界に迷い込んだような感覚になるかもしれません。
本好きの人にはたまらないですね。
本は眠くなるから好きじゃないという人もいますが、文字だらけの本だけではなく様々なジャンルの本が並びます。
文学的な古書は勿論のこと、映画のポスターやパンフレットを取り揃えるお店だったり、店内は吹き抜けがあって開放的な造りの建築関係の専門書店だったり、スポーツ選手の直筆サインが豊富に揃った国内随一のスポーツ専門古書店だったり。
また絵本や児童書、アニメ関連など本当に様々なお店があります。
インテリアとして背表紙がオシャレな古い洋書が欲しい!なんていう目的で行ってみたって良い訳です。
活用や目的は人それぞれ、様々です。
古書店マップがあるので事前にチェックして行きたいところは押さえておくと良いですね。
●JIMBOCHO古書店MAP
もしも古書探しで困ったときは「本と街の案内所」へ相談に行きましょう。
ここでは古書店の概要や在庫状況、専門店や飲食店の情報も案内してもらえます。
特別目的はないけれどまずはここに立ち寄ってみてから回ろう、という使い方でも良いですね。
因みにですが、古書店では図書カードや図書券は使えないところが多いです。
カードの読み取り機がなかったり個人的に経営されているお店が多いからです。
クレジットカードは使えるお店が多いです。古書は高価なものも多いですからね。
また、ついつい沢山買い込んでしまったという人にありがたい、全国宅配便無料サービスもあります。
古本まつり期間中、1店舗につき5,000円以上買うと「古本送料無料券」 が貰えます。
この券を「宅配便サービス所」に持って行けば無料で国内配送してもらえます。
近くに住んでいる人もそうでない人も、これなら安心して買い物が出来ますね。
神田古本まつりのメインとイベント
神田古本まつりのメインは約500mに渡って古書が並ぶ「青空古本市」です。
会場やガレージだけでなく店内でも古本まつり特価セールを行っているお店も多いです。
普段は古書店は日曜休みのお店が多くまた閉店時間も18時頃と早めのお店が多いのですが、神田古本まつり期間中は日曜日も休まず営業時間も延長しているお店が殆どです。
もし日曜日に行く予定で心配なら、お目当てのお店は開いているか事前に確認しておくと安心ですね。
また特化セールだけではなくて各種イベントもあります。
普段店頭では見られない内外の貴重書籍を集めたイベント「特選古書即売展」だったり、稀少書展示会やトークイベント、チャリティー・オークションも開催されます。
誰でも参加できる書籍のオークション、おもしろいですよね。書籍だけでなく雑誌の付録なんかも出品されたりします。
チャリティーなので勿論、売り上げの一部は千代田区を通じて関係機関に寄付されます。
競りの経験ってなかなか出来ませんから、神田古本まつりのチャリティー・オークション、ぜひ参加してみてください。誰でも参加OKです。
神田古本まつりの混雑具合
神田古本まつりは1週間以上と長いおまつりですが、洋服のようにバーゲン初日に行かないと人気商品は売切れてしまう!というものではありません。本の入れ替えも行われますし、人によって欲しい本は様々です。
タイミングによって出会える本、出会えない本があるでしょうが、それもまた、この神田古本まつりの楽しみの1つでもあるということですね。
神田古本まつりは雨天中止です。雨では屋外に本は並べられませんからね。でも店内でセールをしているお店もたくさんですから、雨の日に行ったらまったく意味がなかった、ということはありませんよ。
土日となるとやはり混雑は大きいです。開催初日が土曜日だったりすると尚のこと混みあいます。しかも本は中身を確認していると立ち止まる時間が長くなりますから、気になる本があそこにあるんだけど…という場合、ちょっと待たないといけないなんて事もあるかもしれません。
とは言え福袋みたいに奪い合う訳ではなく動けなくなるほどの混雑はないでしょう。
可能なら平日に行った方がまだ人混みは少なくじっくりと本を選びやすいです。
皆大きなカバンを持ったり背負ったりで本好きの熱気が感じられますよ。
コンビニや飲食店が点在しているのでトイレに困ることはないですが、トイレ情報もありますので参考にしてみてください。
神田古本まつりの活用法と混雑状況 まとめ
もしかしたら掘り出し物が見付かるかもしれない!?神保町の神田古本まつり。
神田古書店街というと、ちょっと敷居が高かったりマニアックでなかなか利用し辛いと感じるかもしれませんが、そんな人も神保町古本まつりなら利用しやすいです。
人がいっぱいいますし各お店の間口も全開しているので普段よりも踏み込みやすくなっていますから、この機会に気になっていた古書探しに出かけてみるのも良いのではないでしょうか?
眺めているだけでも楽しい本のおまつり神田古本まつり。
秋の夜長、読書の秋、大いに楽しみましょう♪
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