冬場の乾燥で怖いのが、静電気ですよね。
ドアノブに触れようとしたとたんにバチッ!
おつりを受け取ろうとしたらパチッ!
そんな静電気によるバチッと痛い対策の為に色々と商品が出ていますが、人によってはあまり効果が感じられないことも。
今回はグッズを使わずに出来る静電気対策をご紹介します♪
ドアノブなど金属に触る場合の静電気対策
静電気が来そうな物を触る前に、木やコンクリートなどで出来た壁、地面を1~2秒触ってから金属製のドアノブなどを触ってください。
体の静電気が放電されて静電気が来なくなります。
それでもバチッとするならもう少し長く触れて静電気を流してみてください。
ドアノブに触る際にいちいちしゃがんでいると周りからはちょっと、不審な目で見られてしまうかもしれません^^;
それよりも、左手で壁を触りながら右手でドアノブに触る、とした方がスムーズです。
金属意外は電気を通さないと思っている人もいるかもしれませんが、木やコンクリートも僅かですが電気を通します。
電気が流れやすい物質ではないのいで一度に大きい電流は流れず、静電気が小さい電流でゆっくり放電するため感電することはないですし、ゆっくりと言っても電気は速いので、一瞬で放電します。
プラスチックやゴムなどは電気が流れにくく効果がないので木やガラス、コンクリートを触ってくださいね。
また触り方を工夫するのも良いですよ。
指先ではなく手の甲で触れてから使うようにするとあまり痛くないです。
指先は神経が敏感なので、そんなところから放電させると余計に痛いです。
そうではなく面積の広い手のひらだと痛みの範囲が広く分散されるのであまり傷みを感じません。手のひらは指先よりも皮膚が分厚いですしね。
また、コレ触ったらバチッとくるかも…!と恐る恐る触れるのではなく、一気に触ってしまった方が良いです。警戒して神経をそこに集中させてしまうと余計に痛く感じてしまうことにもなりますから、どうせ触らないといけないんだから一思いに!一気にベタっと手の平をくっつけてしまいましょう。
一度手のひらを金属に触れさせれば放電されるので、その後普通にドアノブに触ってももう静電気は発生しません。
一番安全なのは革の手袋をして触ることですね。
でも外から帰る場合なら良いですが、室内でわざわざいちいち手袋をはめたり脱いだりなんてしてられませんよね。
その場合は上記の方法を試してみてくださいね。
衣類で出来る静電気対策
化学繊維の服は静電気を溜めるから良くない、木綿の服が良い、と聞いたことがあるかもしれませんが、綿の服を着ているのにバチッと来る時もあります。
ただ木綿の服を着れば解決、ではなくて、衣類は素材そのものよりも組み合わせが大事です。
アクリルとウールなどの化学繊維と天然繊維の組み合わせが静電気を起こしやすいので避けましょう。
アクリルやポリエステルだと擦れて静電気が溜まるので間に木綿素材のものを挟むと良いですよ。
靴下は履かずに裸足で過ごした方が静電気を床に逃がしやすいのですが、でも冬場に裸足で過ごすのは辛い人もいますよね。
靴下は木綿のものを選びましょう。仕事でナイロンストッキンを履かなければいけない場合は可能なら木綿の靴下を重ねると軽減出来ます。
とにかく乾燥させない
雨の日は、静電気が起こらないことが多いと思います。
湿度が高い時期は空気中の水分によって自然に放電されるのであまり静電気を感じませんが、空気が乾燥して空気中の水分量も少なくなるとどうしても帯電が起こりやすくなります。
なので、部屋が乾燥していると衣類の材質に関係なく静電気が溜まりやすくなります。
一番良いのは加湿器を使って部屋の湿度を上げることです。
でも自宅なら出来ても、職場だとそれが出来ない場合もありますよね。
そんな時は水を入れたコップや濡らしたハンカチを側においておいたり濡れタオルを吊るしたり、また最近では電気を使わなくて良い机にも置けるエコ加湿器もあります。
霧吹きで足元に水を撒くという方法もありますが、これは場合によっては人があまりいない時にこっそりとした方が良いかも知れませんね。撒きすぎにはご注意くださいね。
また可能なら靴を脱いだり履き替えるのも1つの方法です。
ゴム底の靴だと放電されずに体内に静電気が溜まってしまうので、靴を脱いだりゴム底ではない靴に履き替えたりすると良いでしょう。
革靴は静電気が溜まりにくいのでスーツのお仕事の人はそのままで問題ないですね。
部屋の空気もそうですが、自分自身を乾燥させないことも大事です。
マスクをしたり水分をこまめにとったり保湿ケアをしたりと体内の水分を逃がさないようにしましょう。
髪が長い人は特に、ヘアオイルや洗い流さないトリートメントなどを使うと静電気による髪のもさもさも防げますよ。
手を濡らすのも静電気を避ける方法の1つです。
乾燥していると帯電しやすくなりますから、濡れタオルなどで手を拭いて体の一部の湿度を上げることで放電されやすくなって静電気のパチッを防ぎやすくなります。
車の乗り降りの際の静電気対策
車を運転したりタクシーを利用したりする場合、車の乗降の際には必ずと言って良いほど車のシートと衣服とが擦れ静電気が起きてしまいます。
なので、車から降りる時は窓ガラスやボディなどの金属部分を触りながら降りましょう。
ドアを開けたら身動きする前にボディーに触れながら、片足ずつ地面に下ろして降ります。降りるまで手は離さないようにしてください。
車の座席から体が離れて足が地面に着き、完全に車体と人間が離れた瞬間、静電気は一気に膨れ上がります。
そんな、帯電状態で車の鍵穴だったり玄関のドアノブに触れると一気に放電してバチッとなっていまします。
車のボディを触りながら降り立てば、発電したそばから静電気を車のボディーに逃がしている為バチッとなることはありません。
車に付ける静電気対策グッズもありますが、しかし、車自体は静電気を発生しません。
車が静電気を帯びているのではなくてわたしたち人間が静電気を帯びて、その静電気が車へ流れる時にバチッとなる訳です。
なので車にあれこれ付けても意味はありません。付けるなら人間の方につけないといけないということですが、でもボディを触りながら降りれば問題解決ですね。
グッズなしで出来る静電気対策、対処法 まとめ
静電気防止のブレスレットやキーホルダー、スプレーなどがありますが、人によっては効果が感じられなかったりなくしてしまったり使うのを忘れてしまったりといろいろです。
そういうグッズがなくても静電気が防止できる方法を知っていればいつでも対策が出来ますから安心ですよね。
これで今年の冬は静電気の痛み知らず!で過ごしましょう♪
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