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里芋で手が痒くなったり口の中が痛くなる原因と対処法。

投稿日:2017/10/11 更新日:

里芋の煮っ転がし
里芋を調理していたら手がかゆくなった、里芋を食べたら口や喉がなんだかちくちく痛くなった、そんな経験ありませんか?

里芋でかゆくなったり痛くなる原因は何なのでしょうか?

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里芋で手が痒くなる、口の中が痛くなる原因

サトイモを扱うと手がかゆくなったり食べて口の中に刺さるような痛みを感じるのは、サトイモに含まれるシュウ酸カルシウムという成分が原因です。

シュウ酸カルシウムの結晶が針のような形をしていて、それが皮膚に刺さることで痒みや痛みを感じるという訳です。またこのシュウ酸は灰汁でもあって、エグミとして味覚にも影響を与えます。

しかしシュウ酸は里芋だけじゃなくて結構色んな食物に含まれています。
例えばほうれん草やナス、筍など灰汁が多い代表的な野菜だったり、コーヒーや緑茶、チョコレートにもシュウ酸は含まれているので、これら全てをいちいち気にしていたら何も食べられなくなってしまいます。

里芋のシュウ酸カルシウムは加熱すればタンパク質が変化して無害になるので加熱して食べましょう。と言っても、里芋を生で食る人はそういませんよね。
生で食べるとエグミがありますが、煮たり蒸したりすればシュウ酸カルシウムのエグミは消えます。

里芋を調理をする際はゴム手袋をしたり、皮を剥くときは皮つきのまま加熱してから剥くようにすれば痒みを抑えて調理が出来ます。
加熱する前に皮を剥く場合は、手袋をすると余計にぬめって滑りやすくなるので気をつけて下さいね。

里芋の皮の剥き方はこちらで詳しく紹介しています♪
専用の手袋も売られていますから一枚持っておくと便利ですよ。

 

 

でも、しっかり加熱した里芋を食べても口の中に痛みを感じるという場合もありますよね。それは何故なのでしょうか?

 

里芋を食べて口の中が痛くなる原因

里芋を加熱しているのに痒みや痛みを感じる場合は、調理方法に何かしら問題があることが多いです。

まず、茹でたり煮たりするときの水の量が少なかった場合、里芋の中のシュウ酸カルシウムが充分外に出て行くことが出来ずに残って、それを食べると刺激を感じます。

また茹で汁を捨てずにそのまま使った場合、水に溶け出たシュウ酸カルシウムは水中のカルシウムと結合して針状の結晶になるので、その水分を汁物として飲むと刺激を感じてしまう訳です。

これを防ぐには里芋の下処理、湯でこぼす作業をして、茹で汁は料理に使わないことです。

皮を剥いたら塩で揉んでぬめりを落とし、米のとぎ汁に少量のお酢を加えた水で下茹でをします。沸騰して5分ほど経ったらお湯を捨てて、そこから味付けをしましょう。

加熱して皮を剥く場合は、皮を剥いたら水に浸けてぬめりを洗い落とします。

煮物や汁物に使いたいときは、味噌を加えたりサツマイモを混ぜて茹でると更に刺激を抑えられますよ。
里芋とさつまいもが入った野菜たっぷりのお味噌汁、おいしいですよね。ぜひ試してみてください。

これ以外で痒みや痛みを感じる場合は、体質的なもの、アレルギーが考えられます。
アレルギーに関しては病院できちんとしたアレルギー検査をして、それまでは食べるのは控えましょう。

里芋で手や口の中がかゆくなった時の対処法

調理中に手が赤くなってかゆくなったら、まず良く手を洗います。酢水で洗うとただの水よりは幾分かゆみを抑えられます。

シュウ酸カルシウムは酸で溶けるのでお酢を使うのが身近で簡単です。キッチンにはだいたいお酢がありますしね。あればレモンでも良いです。
ただそのままお酢をかけると肌が荒れてしまうので水で薄めてから使ってください。

洗ったら手を氷水にしばらく浸けます。温かいと刺激を感じやすくなるので冷やしましょう。冷たいですが、そこはちょっと我慢です。

幾分か収まったら、あれば痒み止めの薬を塗りましょう。気休め程度ではありますが塗らないよりはマシですからね。

あとは時間が経って収まるのを待つのみです。
いつまで経っても治まらない場合は、病院に行って薬などを処方してもらいましょう。

口の中の粘膜は手の皮膚以上にデリケートなので、里芋の加熱が不十分だと粘膜を溶かして粘膜の神経を刺激しピリピリします。
また体調が悪い時、免疫力が弱っている時なども刺激を感じやすくなる場合があります。

里芋を食べて口の中が痒かったり痛くなったら、ぬるま湯で口をやさしくすすぐと幾分か良くなります。また手を洗うのと同様に、酢の物を食べるのも方法です。

あとは時間が経って収まるのを待ちましょう。

 

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里芋のぬめりは体に良くない?

手や口を刺激する厄介な里芋のぬめりですが、実は身体に良い面もちゃんとあります。

里芋のぬめり成分であるガラクタンは、水溶性の食物繊維がたくさん含まれているので水を含むとぬるぬるします。

このガラクタンは、血圧やコレステロールを下げる効果、脳を活性化させボケを予防する効果があります。免疫性を高めてくれてがんの発生、進行を防いだり、風邪の予防にも良いです。
更に消化を促進して腸を整えてくれる作用もあるので便秘の人には嬉しい成分ですね。

またネバネバ成分が胃壁を保護したり腸の潰瘍を予防して肝臓を強化したり、粘膜を修復するといった効果があります。
また腸の中で他の食べ物を包み込み糖質の吸収を抑えるので、食後の血糖値が上昇する速度を抑えてもくれます。

このように里芋のぬめりには里芋の栄養が詰まっているので、出来ればぬめりも一緒に調理して食べた方が栄養も摂れますし里芋の持つ味わいもより感じられます。

なのであえてぬめりは落とさずに食べる人もいるのですが、体質的に合わない人は無理をせず、きちんとぬめりを落としてから食べましょう。

 

里芋で手が痒くなる、口の中が痛くなる原因と対処法 まとめ

里芋の痒みや痛みは、感じない人は触っても食べても何も感じませんが、そうではない人もいます。

生の状態で触って刺激を感じたなら素手で調理しないようにしたり皮は過熱してから剥くようにしましょう。
また調理の際には下茹でをして灰汁を取り除いてから調理すると良いですね。

それでも刺激を感じる場合はアレルギーの可能性が考えられるので、一度病院に行ってアレルギー検査をすることをおすすめします。

 


※関連記事※
→ 里芋の皮のむき方とゆで方。ぬめりは取るべき?
→ 里芋の赤い部分は食べられる?新鮮な里芋の選び方・見分け方。
→ 里芋の保存方法。常温?冷蔵庫?冷凍保存は出来る?

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