こすってもこすっても落ちない土鍋のその焦げ!
もしかしたらこの方法なら落ちるかも!?
土鍋の焦げの落とし方、お湯を使う
まずはお湯だけで落とす方法です。
土鍋にぬるま湯を半分ほど入れて、一晩放置します。
⇒翌日、スポンジや亀の子たわし、激落ちくんなどで根気よくこすり落とします。
土鍋に焦げが浸かるほどの水を入れ火にかけます。
⇒沸騰したら~10分ほど煮立たせて火を止めます。そしたら木べらなどで擦り落としましょう。熱いので火傷に気をつけてください。
土鍋は土で出来ているので表面には細かな穴がたくさんあります。ということはその穴に水が染み込みやすい、吸水性があるということなので、水を吸わせて火にかけることで穴に入り込んだ焦げを浮かせて取れやすくしてしまおう!という訳です。
土鍋の焦げの落とし方、お酢を使う
酢はどの家庭にも大体置いてあるのですぐに出来る方法です。
⇒50ml程度の適量のお酢(穀物酢や米酢など)を入れて火にかけます。焦げ付き部分から泡がぶくぶく出て来るのがちょっと楽しかったります。
⇒~10分ほど煮立たせたらそのまま一晩放置します。
⇒翌日、スポンジやたわしでこすり落としましょう。
お酢の量は、適当です!^^;
軽度の焦げなら数滴で効くこともありますし、50mlほど入れて取れることもあります。
経験から言うと、たとえば1回で100ml入れてやるよりも、50mlで2回やった方が取れやすいです。
こすってみても取れそうになかったらそのまま再度沸騰させて繰り返しても良いです。沸騰して減った分のお酢をちょっと足してやってみてください。
頑固な焦げだと1回では取れ切らないことがままあるので、めげずに何度も試しましょう。
土鍋の焦げ落としには根気が必要です><
土鍋の焦げの落とし方、重曹を使う
次は重曹を使った焦げの落とし方です。
重曹を使った方法にはいくつかあります。
焦げが完全に浸るほどの水を入れます。お湯ではなくて、水を入れます。
⇒そこに重曹を大さじ2~4杯程度入れます。
⇒沸騰したら~10分ほど煮立てて火を止めます。
⇒そのまま触れるくらいの温度になるまで放置して、スポンジの硬い部分や亀の子たわしでこすり落とします。
②一晩置く
途中までは①と同じです。土鍋に水を入れて重曹を入れ、~10分ほど煮立たせます。
⇒そのまま一晩放置します。
⇒翌日、スポンジやたわしでこすり落とします。
①②どちらも焦げの程度によっては放置している時点で焦げが浮いてくるものもあります。
わたしは浮いてるのを見付けるとなんか嬉しくておぉ~!と言ってしまいます^^
③乾かして落とす
途中までは①と同じです。土鍋に水を入れて重曹を入れ、~10分ほど煮立たせます。
⇒そうしたらお湯を捨てて、そのまま放置して鍋を乾かします。
⇒完璧に乾くと端の方から焦げが浮いて来るのでこそげ取りましょう。
予熱も利用して乾かすのですが、完全に乾かすのがポイントです。
水の量や重曹の量は焦げの状態や鍋の大きさによっても変わってきますが、目安としては水1リットルに対して重曹大さじ4~5杯程度です。
クレンザーや金たわしは傷が付きやすくて次からますます焦げ付きやすくなるので避けた方が良いです。スポンジの硬い面や亀の子たわし、激落ちくんなどのメラミンスポンジなどが良いですね。
またお酢と重曹のダブル使いで落とす方法もあります。
土鍋の底に広がる程度にオスを入れて弱火にかけます。
⇒少し沸騰してきたら小さじ~2杯ほどの重曹を入れます。
⇒しゅわーっとなるので、プラスチックのヘラや割り箸の頭などでこぞげ落とします。
⇒そのまま放置して冷まし、更にスポンジなどでこすり落としましょう。
土鍋の焦げの落とし方、天日干し
水分には頼らない、自然の力を利用する方法もあります。
それは、3日以上外に放置して天日干しをすること!
そうすると焦げがペリペリっと面白いくらい剥がれてくるんです。
ただこれは時期によっては難しいですね。
梅雨時期だとお天気の日が少なかったり冬だと日差しが弱いので効果も弱いです。
或いは、しばらくその土鍋を使わないつもりで、~数ヶ月野ざらしにする方法もあります。
天日だけではなくて風雨にも晒すことで焦げを風化させてはがし落とすという訳です。
ただしこれは土鍋が幾つかないと使えない方法ではあります。
究極、焦げたまま使う方法もあります。少しぐらい焦げが残っていても土鍋として使うことは出来ますよね。
しかもそうやって使っている内に徐徐に焦げが取れても来ます。
土鍋や焦げの程度によっては1回できれいに落ちる場合もあれば何度かやってやっと落ちる場合もあります。
それでもどうしても落とせない焦げは、そのまま使ってしまっても問題ないです。実際わたしも焦げを落としきれていない土鍋を使っていますが不便はことは何もないです^^
一度焦がしてしまうと同じところが焦げ付きやすくなります。
土鍋は保温性に優れているので強火のまま調理をすると火力が強すぎてすぐに焦げてしまいます。強火のまま調理をするのではなくて、沸騰したら弱火にしたり、具材を入れても中火にするなどして、いつものフライパンやステンレスの鍋の時よりも気持ち火力を弱くして使うと良いでしょう。
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