お米の磨ぎ汁ではなく生米を使った陶器の目止めの方法をご紹介します♪
生米を使った目止めの方法
今回目止めをするのはコチラ
いにま陶房のカフェオレカップ*
粉引(こひき)という陶器です。
では早速目止めをしていきます!
まず、鍋に生米を1掴みほど入れます。分量は適当です。
そこにカップを入れて浸るほどの水を入れます。
ここでポイントになるのが、沸騰させた中に入れるのではなく水から入れる点です。
沸騰したお湯の中にいきなり入れてしまうと急激な温度変化でカップが割れてしまう可能性があります。
割れてしまうのを防ぐために目止めは水から行います。
まずはじめは弱火で加熱。
いきなり強い火力にすると急に温度が上がって割れの原因になるので、まずはじめは弱火で温めていきます。
5分ほどしたら段々ふつふつしてきました。
そしたら中火にします。
ボコボコと沸騰する前に弱火にします。
そしたら弱火のまま20分ほど加熱します。
時間が経ったら火を止めて、そのまま半日~1晩放置します。
↑1晩経ったものです。ちょっと糊状になっているのがわかると思います。
そしたらさっと水洗いして、よく乾かしたら完成です♪
お米はお粥状態になります。気にならなければ食べても問題なしです。
目止めをすることで色染みやニオイ移りを防ぐことができます。
また陶器は吸水性があるのでずっと水に浸けておいたり乾かしが不十分だとカビてしまうことがあるので、使用後は放置せず洗ってよく乾かします。
電子レンジは便利ですが、陶器は土の中に空気をたくさん含んでいるのでレンジで加熱すると空気が膨張して割れてしまうこともあります。電子レンジは使わないようにしてくださいね。
土鍋や陶器の器の目止めの方法には、米の磨ぎ汁を使ったり小麦粉を使ったりといろんな方法があります。
その中でもお米のとぎ汁を使う方法の紹介が多いかなと思うのですが、でもとがなくてもそのままのお米を使って目止めすることも出来るんですね。
今回は特にご飯を炊くタイミングではなかったのと簡単に目止めをしたいというのとで、生米を使っての目止めの方法をご紹介しました。
参考にしてみてください^^♪
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