「せっかくチケットを取ったのに、雨が降ったらどうなるの?」
「中止の判断はいつ、どこで分かるの?」
こんな疑問を持つひとも多いはず。
雨天時の野球観戦が中止になる判断基準や確認方法、そして雨の日でも快適に観戦できる持ち物リストをご紹介します。これからチケット購入を考えている方もすでに観戦予定がある方もぜひ参考にしてみてください♪
雨の日の野球観戦、中止の判断はいつ?
球団が試合を中止するかどうかを判断する区切りの時間は試合開始の1時間半~2時間前です。
この時間はつまり、開門するかどうかの時間です。
開門すれば基本的に試合は開催する方針と言うことになります。
しかし正直なところ「雨天中止」がわかる時間がいつなのかは「わかりません」。試合開始の1時間半~2時間前というのはあくまでの目安です。雨が1時間何ミリ以上降ったら中止、などの基準はなくて、その時の状況によってどうするのかを臨機応変に決め対応しています。
試合前は主催者となる球団が最終的に決定、試合開始後は審判団の判断で続行か否かが決定されます。
基本的には、グラウンドの状態と天気予報とで判断します。
グラウンドに水が溜まった状態では試合にならないですし、土砂降りの場合は投球や送球に影響が出てしまいます。また例えばその時点で土砂降りでも天気予報で回復の見込みがあるなら、中止しないで試合を開始する場合もあります。
それも場合によっては、水が溜まっていても人工芝ならすぐに回復するので待って開始することもあるし天然芝だと回復が遅いので中止にする場合もあります。
降り始めだった場合は台風など極端な予報ではない限りは大抵試合が行われます。
しかし、実際の天気は「試合が出来そうだけど?」という状況でも主催球団がやらないと決めることもあったりします。
長い連戦の最中だとか連敗が続いていてチームの状態が悪い等でできれば試合をしたくないという場合は微妙な天候でも中止になることもあります。
逆に日程消化の関係から土砂降りでも強行することも。
なので、雨でもどれくらいだったら試合開催でどうなったら中止になるか、それは「わからない」というのが正直なところだったりします。
- 小雨程度なら試合が強行される場合もありますが、グラウンドがぬかるむ、選手や観客の安全が確保できない場合は中止となります。
- ドーム球場の場合は、よほどのことがない限り雨天中止にはなりません。
中止情報の確認方法
「今日は開催されるの?」と気になる場合は、以下の方法で最新情報をチェックしましょう。
- 球団や主催者の公式サイト・SNS
- 球場の公式サイト
- チケット購入サイトの案内メール
- 各種スポーツニュースサイト
特に公式SNSは速報性が高く、いち早く情報が得られます。観戦に行く予定の一般ユーザーの情報も判断材料にはなりますが、確実なのは公式を確認することです。急いでいるときはネットで探すよりも球団に電話してしまったほうが早いですね。
場合によってはネットのニュースやスポーツ紙のサイトなんかにも載りますが、載らない可能性もあるので確実とは言えません。
球場の最寄り駅や主要駅でも案内されることがありますが、それだとその場所まで行かないといけませんよね。ネットや電話ならそこまで行かなくても事前に確認が出来るので、心配なときは事前チェックが便利です。
また、中止が決まった場合はチケットの払い戻し方法も同時に案内されるので、必ず確認しましょう!

野球観戦、雨で試合中止になった場合チケット代はどうなる?
試合はなんとか開始されたけれど悪天候で結局試合中止になった場合、5回を超え試合が成立した時はチケットの払い戻しは出来ません。5回までいかなければ払い戻してもらえます。
中止の際のチケットの払い戻しはチケットを購入した場所で払い戻しとなります。各プレイガイド店頭、コンビニ、球場チケット売場、等ですね。
払い戻し期間は多くが翌日から1週間です。場合によっては翌日から2週間と少し長めに対応してくれるところもあります。チケットに払い戻しの際の案内が書かれていますし、払い戻しが発生する場合は球団のサイトでも案内が出るので確認しましょう。
もう一度おさらいですが、
払い戻しが出来るのは
・悪天候等で試合開催が中止になった場合
・試合開始後に悪天候になり5回までもたずノーゲームになった場合
のみです。
何かで当選して貰ったチケットはもちろん払い戻しはされません。
ヤフオク等で買う場合は、トラブルを避ける為にも購入する際に払い戻しがされるのか否かを確認してから買いましょう。
手元に残ったチケットは記念に取っておくか捨てるか、そこは好き好きですね^^
チケットや半券など保存できるポケットファイルもあるので活用してみるのも良いと思います♪
野球観戦、雨の日の持ち物は?
雨が降りそうだけど試合は予定通り開催される場合、そんなお天気の日は途中で雨が降ってくる可能性もじゅうぶん有り得ますよね。
曖昧なお天気の時はもしもの雨対策グッズを準備して行きましょう!
- レインコート(傘は観戦時に使えない球場が多い)
- 防水仕様のバッグやリュックカバー
- タオル(座席や体を拭く用に複数枚あると便利)
- 着替え(特に靴下やTシャツなど)
- 防水シューズやレインブーツ
- ビニール袋(濡れたものを入れる用)
- ポータブルクッション(座席が濡れている場合に重宝)
- スマホ用防水ケース

球場によっては傘の使用が禁止されている場合もあるため、両手が空くレインコートやポンチョが一番おすすめです。
傘は絶対に使ってはいけないというわけではないので、周りに人がいない空いている場合なら傘を差していても問題はないかもしれません。しかし基本的に、マナーの良いファンは傘は差しません。
傘は後ろの人の観戦の邪魔になりますし、傘に溜まった雫が近くの人にかかってしまったり、歩いている人の邪魔になったり、傘の先が当たって危ないこともあります。
どうしても傘を差したい場合は周りの混み具合を必ず確認して、前後左右の近くの人には一言断りをして使うと良いですね。また使うなら大きいビニール傘などではなく小さめの折り畳み傘にしましょう。
自分だけではなく沢山の人が集まる場所です。自分がされたら嫌だな迷惑だなと思うことはしない、そう考えて判断するとみんなが気持ち良く観戦出来ますね^^
球場にも売店でレインコートは売られていますが、丈が短かったり耐久性が良くないわりに値段は高かったりします。また試合開始後に雨が降り始めた場合は売店に人が殺到して買うのに一苦労することもあります。
なので事前に買って持っていった方が無難です。100均でも売っていますね。
上下分かれたものの方がより濡れずに済むので小さいお子さんなんかには良いかもしれませんね◎
タオルや着替えは濡れてしまった時に必要です。
雨風で肌寒い…という時にも首に巻いたり膝の上に載せたりと防寒対策にも利用できます。風邪には気を付けましょうね^^
ゴミ袋はあると何かと重宝します。
手荷物をゴミ袋に入れておけば観戦中も荷物を濡らさずに済みますし、試合終了後はそのままゴミを入れて捨ててしまえるので邪魔になりません。また濡れてしまった衣類などを持ち帰る時にも便利です。
特に雲行きの怪しい時にはゴミ袋は2、3枚あると何かと便利で安心かと思います◎
▼カバンやベルトに付けておける野球観戦にピッタリ!?なデザインのエチケット袋入れです♪
雨の日観戦の注意点と豆知識
- 雨天中止になった場合、チケットの払い戻しには期限があるので、必ず公式案内を確認しましょう。
- 雨で体が冷えることもあるので、羽織れる上着や温かい飲み物もあると安心です。
- 雨天決行の場合でも、グラウンド整備のために試合開始が遅れることがあります。
まとめ
できれば快適な環境下で試合観戦をしたいところですが、すべてがドーム観戦というわけではないのでそうもいかない場合もありますよね。
試合中止が決定される目安の時間は、試合開始の1時間半~2時間前です。確認するのは球団のサイトや公式SNS、球団に直接電話で聞くのが早くて確実な方法です。
チケットの払い戻しは、試合がまるっきり中止になった場合か、悪天候で5回まで試合が行われなかった場合に払い戻しが可能になります。
チケットの裏面や球団のサイトにも払い戻し方法の案内がされているので確認しましょう。
各種チケットサイトや球場の現地周辺でも確認できますが、球団のウェブサイトから判断するのが早くて確実です◎
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