「目黒のさんま祭り」には、実は2種類あるってご存知ですか?
行列がすごくてニュースにもなるのは品川区目黒駅前で行われる目黒のさんま祭り。
もう一つは目黒区で行われる目黒区民まつりの中の一つの催しとして行われる目黒のさんま祭り(目黒のSUNまつり)です。
今回は目黒区の「目黒のSUNまつり」についてご紹介します。
目黒のSUNまつりの概要
目黒のSUNまつりは目黒区民まつりの一貫として行われるものです。
目黒区民まつりには「目黒のさんま祭(目黒のSUNまつり)」「ふるさと物産展」「おまつり広場」「子ども広場」の4つのメインイベントがあって、この中でさんま祭りは毎年大人気のイベントです。
目黒区民まつりの開催日時は2018年9月16日※雨天決行、10時~15時半までです。
目黒のさんま祭りは目黒駅東口すぐで行われますが、目黒SUNまつりは目黒駅からは少し離れた田道広場公園で開催されます。
・電車で行く場合は目黒駅から権之助坂を下って目黒川沿い、徒歩約10分
・バスで行く場合は東急バス 権之助坂バス停・田道小学校入口から徒歩約5分です。
目黒駅は、目黒と言えど実は品川区に位置しています。
東京の地理って入り組んでいて、新宿高島屋だけど実は渋谷区だとかややこしいところが多くあります。目黒駅もそのひとつという訳です。
なので、毎年すごい行列の目黒のさんま祭りは目黒駅前が会場なので品川区が後援のお祭りなんですね。駅前だからSUNまつりよりも話題になりやすいというのもあるのかも知れません。
因みになぜ海に面していない目黒でさんまなのか?と言うのはこちらの記事で紹介しています。→目黒のさんま祭り、並ぶ時間とたのしみ方
目黒のSUNまつりでさんまをゲットするには
目黒のSUNまつりでは5,000匹の炭火焼きさんまが無料提供されますが、事前にさんまを貰う為の整理券が配られます。これは嬉しい!
目黒のさんま祭りだと長いと5時間くらい並ばなければいけないのが、整理券を貰えれば並ぶ時間も随分短縮できますし時間までに他のイベントを楽しむこともできます。
長時間並ぶのが難しい小さな子供や高齢の方には目黒のSUNまつりの方が身体に負担が少なく済むのでおすすめです。
とは言え、整理券をゲットするにはある程度は並ぶ必要があります。
会場入り口で9時頃からさんま引換券の配布が始まるのですが、整理券にはちょっとした仕組みがあります。
・リストバンドにさんま引換券の配布時間が書かれているので、その時間になったらリストバンドを渡して替わりにさんま引換券を受け取ります。
・そしてさんま引換券を渡して、そこでやっとさんまが貰えます。
リストバンドは色分けされていて、色によって受け取れる時間帯が決まっています。
10時10分から配布が始まり次は11時、以降30分置きで最終配布時間が14時に配られるような時間配分になっていますから、リストバンドを受け取ったら自分の色は何時から配布開始なのかしっかり確認しておきましょう。なくすと引換券を貰えないので腕にはめてなくさないよう気を付けてください。
早く並べば並んだだけさんまを貰える確率は高くなりますが、8時に並べば確実、12時になると終わってしまっている可能性があるので遅くても11時には到着したいところですね。
9月はまだまだ残暑が厳しく暑いので帽子や日傘、水やお茶など水分を持って熱中症対策をして行くことをおすすめします。また長時間並ぶので、ちょっと荷物にはなりますが簡易の折りたたみ椅子などあると幾らかラクですね。
ただ、さんまの配布会場である田道広場公園内では日傘は危ないので使用が禁止されていますから注意してください。
リストバンドを持っていると言うことは確実にさんまが貰えると言うことなので、そんなに焦る必要はありませんよね。配布開始時間にはその時間の人たちが一斉に並びますが20分くらい経つとその列がいくらか減っているので、自分のリストバンドの配布時間になったら、その20分後くらいに並ぶと並ぶ時間が短縮させやすいです。
リストバンドを渡してさんま引換券を貰ったら、さんまが焼けるのを待ちましょう。
赤い矢印←の黄色い紙がさんま引換券です。炭火の前に座って、さんまが焼けるのを目の前で見ながらわくわく待つことが出来ます。
さんまを食べる場所には机はありますが椅子はないので中腰やしゃがんで食べることになります。
目黒のSUNまつりで振舞われるのは宮城県気仙沼市のさんまです。そして付け合せの大根おろしも宮城県産、カボスは大分県臼杵産です。
目黒のさんま祭りのさんまは岩手県宮古産で、大根おろしは栃木県高林町産。そしてカボスではなくすだちを使用していて徳島県神山産のすだちです。
どちらのさんまも岩手県産のものを使用していますが、これは被災地復興応援という意味もあります。
自宅ではなかなか、炭火焼をするのは難しいので炭火でじっくり焼かれたさんまを味わって食べましょう♪
目黒のSUNまつり、さんま以外にもイベント盛りだくさん!
目黒区民まつりではさんまの無料配布以外にもイベントが多数開催されます。さんまが貰えなかった人の為にということでアルコールや焼き鳥、お好み焼きなどの出店もたくさん用意されます。
引換券までの時間やさんまを食べ終わったら、ぜひさんまだけではなくお祭りを満喫しましょう。
●ふるさと物産展 場所:田道広場公園(目黒1-25-8)
各地方の名産品や珍味、物産展出展の出店や目黒からも農産物や和菓子屋などが出店します。
●おまつり広場 場所:目黒区民センター(目黒2-4-36)
ホールでは宮城県角田市の和太鼓の演奏、落語「目黒のさんま」や区内で活動する団体等による日本舞踊、各種ダンス、野外ステージではバンドの演奏などがあり見て聞いて楽しめます。
また飲食・物品販売の模擬店や行政・健康・医療福祉相談など各種相談コーナーも設けられます。
●子ども広場 場所:目黒区立田道小学校(目黒1-15-28)
ダンボールの巨大迷路や工作など親子で楽しめる企画が盛りだくさんで子供たちに大人気です。
目黒のさんま祭りは2種類ある!? まとめ
目黒のSUNまつりと目黒のさんま祭り。
どちらも目黒でさんまだけど内容はいくらか違います。
目黒区民祭り(目黒のSUNまつり)の例年の人出は3万5千人前後とかなりの人出ですが、お祭り会場が3箇所あるので幾分か分散されます。
また地域色が濃く子どもも大人も楽しめるお祭りとなっていますから、お子さん連れの場合は列に並ぶ時間も少なくて済み子どもが遊ぶ場所もたくさんある目黒区民祭りの目黒のSUNまつりの方がより楽しめるかもしれませんね。
さんま以外にも楽しめるイベントになっていますから、さんまは無理をして並ばず、炭火焼さんまの雰囲気を味わいながらお祭り全体を楽しむ、というのもアリですよ♪
【関連記事】
→ 目黒のさんま祭り、並ぶ時間とたのしみ方
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