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「令和」が新元号に選ばれた意図とは。由来や理由は?

生活のコツ

新元号は「令和:れいわ」に決まりましたね!

菅官房長官の第一声の発音が何言ってるのか良く聞き取れなくて「??」と一瞬なったのですが、皆さんは聞き取れましたか?

昭和のような平和のような、新しいとは言え昔から知っていたような、そんな感情を抱かせるなぁと感じる「令和」。

その由来や込められた思いは如何に?

「令和」の由来や意味

ところでこの「令和」はどういう意向で付けられたのか?
典拠は万葉集、梅の花の歌の32首序文とのこと。

「初春の月にして 気淑く風らぎ
梅は鏡前の粉を披き 蘭は珮後の香を薫らす」

しょしゅんのれいげつにして きよくかぜやわらぎ
うめはきょうぜんのこをひらき らんははいごのこうをかおらす

この文言から「令」「和」を引用して名付けた訳ですね。この序文の意味はこちらのサイトによると

初春の好き月にして、空気はよく風は爽やかに、梅は鏡の前の美女が装う白粉のように開き、蘭は身を飾った香のように薫っている
穏やかで綺麗な情景が浮かびますね^^某番組でショコタンが「桜」から引用されるのではと予想していたと言っていましたが、確かに桜も日本を代表する花で儚くて美しいですが、梅もまた静かに佇む美しさがあって個人的には良い選択だなぁと思います❀

これまで元号は中国の古典に影響を受けている日本書紀などから引用されてきましたが、今回は1200年前に作られた日本最古の歌集、万葉集からの引用となっています。

万葉集は天皇や皇族貴族など高貴な身分の人だけでなく、防人や農民など地位や身分に関係ない、その時に生きていた日本人が幅広く読んだ歌が収められている歌集ですね。

人々の息遣いが感じられる、日本の豊かな国民文化が詰まっている、日本の悠久の歴史や日本の国柄が知れるということから万葉集が選ばれたとのことでした。

「令和」に込められた願いとは

さてそんな新元号「令和」にはどういう思い・願いが込められているのか?

安倍総理の発言から引用すると、「見事に咲き誇る梅の花のように、日本人がそれぞれの花を咲かすことが出来る、そういう日本でありたいという願いを込めて」令和に決定したとのこと。

人々が美しく言葉を寄せ合う中で文化が生まれ育つという意味が込められていて、明日への希望に花を大きく咲かせることが出来る時代を作りたい。ふと「世界に一つだけの花」が浮かんだような、そうでもないような^^

そして安倍総理自身は、心からの感謝の念を抱きながら希望に満ち溢れた未来を切り拓いていく、そういう決意も新たにしているとのことでした。

日本の明るい未来を見据えている、ということですね。
はてさて「明るい」とは…

「平成」、「昭和」の由来や意味は?

「令和」が日本国民の国民に受け入れられ日本人の生活に深く根付いていくことを願っているとのことですが、しかしそれ以前の昭和や平成と決まった時の由来や意図、ご存知でしたか?!

気になったのでwikipediaで見てみましたら、

昭和」の由来は、四書五経の一つ書経堯典の「百姓昭明、協和萬邦」(百姓(ひゃくせい)昭明にして、萬邦(ばんぽう)を協和す)による。 漢学者・吉田増蔵の考案。「 … なお、江戸時代に全く同一の出典で、明和の元号が制定されている(「百姓昭明、協和萬邦」)。 国民の平和および世界各国の共存繁栄を願う意味である。

昭和は日本のみならず世界各国の繁栄も願っている!

平成」の名前の由来は、『史記』五帝本紀の「内平外成(内平かに外成る)」、『書経(偽古文尚書)』大禹謨の「地平天成(地平かに天成る)」からで「国の内外、天地とも平和が達成される」という意味である。

平成も、国の内外ということなので世界にも目が向いているんでしょうかね。世の中の万物が平らになりうまくととのうことを願っている、と。

そんな意味があったんですね~全然気にもせずにこれまで生きてきました^^;

とは言え令和になったら毎日希望を持って!なんて考えて生きる、そんな風には簡単にはならないだろうな~と個人的には思いますが。

さて新元号「令和」は2019年5月1日から運用が始まります。それまでに少しは慣れるようになるでしょうかね♪

…しかし某番組に出演していたあの有識者の一人のオジサンのファッションセンスが奇抜過ぎるのがどうにも気になって気になって…

 

 

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