豪華絢爛過ぎて場違い感があり過ぎると思っているので、庶民も庶民の自分にはとてもじゃないけど縁遠い場所、雅叙園。
しかし気になるイベントがあったので初めて訪問することに。
せっかく行くんだったらとことん!可能な限り雅叙園内をうろついてきましたのでレポートしたいと思います!
実際に行ってきた目黒雅叙園の夏の人気イベント「和のあかり×百段階段」について知りたい方はこちらを
⇛目黒雅叙園「和のあかり×百段階段」の見どころと楽しみ方
⇛目黒雅叙園(ホテル雅叙園東京)和のあかり×百段階段の混雑回避方法とお得情報!
目黒雅叙園とは?
まず、目黒雅叙園は目黒雅叙園じゃなくてホテル雅叙園東京と2017年に名称変更をしています。ご存知でしたか?^^
私の中では目黒雅叙園=結婚式場というイメージしかなかったのですが名称変更でホテル雅叙園東京になったから、私みたいな知らない人間からみてもあぁ雅叙園は宿泊施設なんだなって言うことはわかりやすくなったのではないかと思います。
ちなみに、試しに公式サイトから平日に大人2人が1泊するといくら?と入力してみたら一番安いプランで約6万円でした…ヒィ。
結婚式の方も見てみると、人前式から神前式、教会式、プランや収容人数も様々。100万円を切るものもあるようですが、でもこれに色々足していくと…?内装が気になるから誰か披露宴に招待してくれないかな~なんて思ってみたりw
偶然、館内を探索していたら花嫁さんが通って行かれました!素敵~
その昔、結婚式をするとなると美容室→写真室→神社での挙式→料亭やホテルへ移動という形だった為、雨の日は特に大変だったそうで。花嫁衣装の裾が濡れないようにするのとか何人がかりだったんでしょう…。
そんな中で目黒雅叙園は、新郎新婦や参列者に快適に過ごしてもらえるようにと考えてそれらを1箇所で行うことを可能にした日本初の総合結婚式場です。式場で着付けから写真撮影、披露宴と行うのが当たり前だと思っていたのですが昔はバラバラだったんですね!その先駆けが目黒雅叙園だったんですね~
2階~5階にある会場は結婚式・披露宴だけでなく会議やパーティで使うことも可能なようです。
また和洋中のレストランが計10店舗入っています。勿論宿泊せず食事だけの利用も可◎
というように、ホテル雅叙園東京は結婚式場・ホテル・レストラン等の複合施設です!
雅叙園公式サイトによりますと、目黒雅叙園は1928年に創業者・細川力蔵が東京芝浦にあった自宅を改築して始めた「芝浦雅叙園」という名前の純日本式料亭から端を発しています。
中華料理店に行くと、テーブルの真ん中に料理を載せてくるくる回すことが出来るやつ、ありますよね。あの回転テーブルは目黒雅叙園が発祥なんだそう!雅叙園の創始者が「席に座ったまま料理をとりわけ、次の人に譲ることができないか」と考えて誕生したんだそうです。発祥は中国かと思いきや、実は日本だったとは。
現存する最古と言われる回転テーブルは綺麗に修復されて今でも雅叙園で大切に使用されていて、お店は中国料理旬遊紀です。そのテーブルで食事をしたい人は予約など問い合わせてみると良いかもですね^^
そして料理だけでなく館内を目でも見て楽しんでもらいたいという考えから、芸術家たちに館内の壁画や天井画、彫刻などの装飾を施させ雅叙園は豪華絢爛な東洋一の美術の殿堂と相成りました。
また1935年に建てられた雅叙園で唯一の木造建築「百段階段」は、映画:千と千尋の神隠しの湯屋のモデルになっているとしても有名です。
7つの部屋を結ぶ99段の階段から成る百段階段は、江戸時代より受け継がれてきた日本の伝統的な美意識を礎に、当時屈指の著名な画家達が趣向を凝らした美の世界をそれぞれの部屋に創り上げています。
そんな百段階段は伝統的な美意識の最高到達点を示すものとして2009年に東京都有形文化財に指定されています。
百段階段って実際どんな感じ?気になる方はこちら
⇛目黒雅叙園「和のあかり×百段階段」の見どころと楽しみ方
ホテル雅叙園東京の館内案内
では実際に探索してみてのホテル雅叙園東京の内部をご紹介したいと思います!(※一部写真が暗いです><)
雅叙園の正面玄関を入ると目に入るのが野点傘。
ガラス張りの向こうは庭になっている模様。
玄関ホールは広々と、ピカピカと。
天井には扇のモチーフの照明。
雅叙園内では扇のモチーフがあちこちで見受けられます。
玄関入って左は百段階段の入館受付所となっていて、レストランや披露宴会場、ホテルのフロントなどへは右に進みます。
右手に進んでいくと、途中外に出られるようになっていてそこから玄関正面から見えたお茶席のある小さな庭に出られます。
鯉が泳いでいました。
館内の様子も伺えます。
庭はここまで。
小径の奥が今歩いてきた正面玄関側です。飛び石を歩いて戻っても良いし、この左側から雅叙園内に戻ることもできます。
来た道を戻って廊下を進みますと、目に入るのは壁や天井に施された豪華な装飾。
これは「宴会場までお客様が退屈しないように」という想いの誘い。雅叙園が建てられた当時は廊下から欄間、天井を埋め尽くすように絵が飾られていたそうです。
現在は飾られているのではなくて、天井には扇型の美人画が直接描かれ、彩色木彫板が壁に施されています。
ブライダルサロンに飾られていた艶やかな色打掛。
この辺りの左側に、さっき庭を渡って来た所の途中出入り口があります。
更に進んで行くと水面のオブジェが出現。
とても天井の高~い赤い空間です。
そして「招きの大門」をくぐり抜けます。
門をくぐってすぐ右手には喫煙所があるのでタバコが吸いたくなったらコチラで。
レッドカーペットさながら!?の赤い絨毯を歩いて行くとレストランフロアが広がります。
橋の向こうで金色の兎がお出迎えしてくれるPandpra。
ガラス窓なのでとても明るく天井も高いので開放感が半端ないです。
防火扉も金色塗装…(銀色に見えるかもですが金色してます。)
流石抜かりないですね。
10店舗のレストランそれぞれがやっぱり豪華な設えです。
何の店かと思ったら
トイレでした!!w
中に入ってみますと…
とてもトイレとは思えないような空間が広がっていました。
勿論、天井も抜かりなく金ピカ~
通路の突き当りは中国料理旬遊紀で、その手前には式場、披露宴会場やホテルのフロントに行くための階段、エスカレーター、エレベーターがあります。
エスカレーター下に広がる水面…
これ、のぼってフロアを見るだけってアリなのかな…?!ちょっとドキドキしながらエスカレーターに乗ってみます…と、見えてきたのは、会場へ入るのに受付をしている人たち。格好的に披露宴ではなくて企業のパーティな雰囲気でした。
中はどんな風になってるんだろうなぁと思いながら、会場とは逆の廊下を進んでみる。
2階は赤ではなくて青色の装いなんですね~ガラリと雰囲気が変わりました。
手摺りから下を覗いてみる。
1階の飲食店が見渡せます。
ぽけ~っと眺めていたら「出席者の方ですか?」とホテルスタッフさんに声を掛けられてしまいました!焦
違います!すみませんすぐ降ります!とわちゃわちゃそそくさとエスカレーターを下り。
フロア全部がもう会場なんですね~甘い考えでしたごめんなさいm(_ _)m2階~5階の会場フロアは部外者立入禁止です⚠ご注意あれ。
目黒雅叙園(ホテル雅叙園東京)はどんなところ? まとめ
ということで!可能な限り雅叙園の館内を歩いてまわってみました~
どこもかしこも退屈することのない創りになっていますね!寧ろ眼が疲れてくるかも?
豪華な装飾が好きな人もそうでない人も、一度見てみる価値はあるのでは?と思います。料理も食べてみたいところではありますが…^^;
近くに寄った際にはふらりと立ち寄ってみるのも良いのではないかと思います♪
目黒雅叙園へのアクセス方法、近道はある?坂道を回避するには?
⇛目黒雅叙園(ホテル雅叙園東京)への行き方
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