楽しみな旅行やお仕事などの長期移動。
自家用車やバス、電車、飛行機など色んな交通手段を利用しますよね。
旅行なら目的地までの旅路もまた楽しみの一つですが、しかし。
乗り物酔いがある人にとっては非常~~に辛い道のりですよね。
今回はそんな辛い乗り物酔いを防いでくれる食べ物や飲み物、アイテムをご紹介します♪
乗り物酔い予防に効果のある食べ物や飲み物は?
乗り物酔い予防には脳の刺激になるものを食べると良いです。
ガムやスルメ、酢昆布、お煎餅などは噛むことを促してくれます。
噛むことで唾液が分泌されて耳の奥にあるバランス感覚を察知する三半規管の調子が整うといわれているので、食べるならガムやスルメなどの唾液が出る食べ物を選びましょう。
ただ、スルメやお煎餅って、結構ニオイがしますよね。
人によってはニオイも酔いの原因になりますから、新幹線やバスなど公共の乗り物を利用する時はニオイの強い食べ物は避けたほうが周りの人に親切です。
その他には梅干しも乗り物酔いに効果があります。
乗り物酔いには梅干しが効く!と聞いたことがある人は多いと思います。テレビでも時々取り上げられますよね。
乗り物酔いになぜ梅干し?と言うと、梅干しを食べることで大量の唾液が出て三半規管のバランスが整って胃のむかつきが抑えられるからです。
でも、梅干しに限らずガムもお煎餅もですが、全ての人に効果があるとは言い切れません。
梅干しが好きで普段からごはんでよく食べていても乗車中に食べると気分が悪くなるという人もいるので、一概に効果があるとは言えません。
ガムや飴の味も気分がスッキリするからミント系が良いという人もいますが、でも好みがありますよね。ミント系が苦手なのに無理して食べたら、それこそ乗り物に乗っていなくても気分が悪くなってしまいかねません。
ただ、オレンジやレモンなどの柑橘系は吐き気を促進する働きがあるのでおすすめしません。果物のみかんやオレンジ味やレモン味など柑橘系のお菓子ってたくさんありますよね。
乗り物酔いと吐き気の関連性ははっきりとは解っていないのですが、嘔吐に繋がる胃や腸などの内臓が揺れることに関係があるのではとの考えがあります。
柑橘類の強い酸味、あの酸っぱさはクエン酸によるものですが、クエン酸の酸性成分は胃の粘膜を刺激して胃酸の分泌を促します。胃の動きが活発になるということはそれだけ内臓が動くということなので、そうすると車酔いしやすくなる可能性が高まってしまいます。
なので柑橘系の食べ物は避けることをおすすめします。
梅干しの酸っぱさもクエン酸によるものなので、人によっては梅干しの唾液効果よりもクエン酸効果の方が身体に影響が大きくて気分が悪くなることもあると思います。
人によって合うものと合わないものがあるので、いろいろと試してみてください。
一度試してみないと自分に合うかどうかはわからないというリスクはありますが、もしもそれが体に合うとわかればそれ以降は有効に活用出来ますね^^
【関連記事→車酔い対策、乗り物酔いしない食事方法や乗車場所】
乗り物酔いに効果のある飲み物は?
乗り物酔いに効果がある飲み物は炭酸水です。炭酸水は胃腸の調子を整える働きがあります。
ただし先にも紹介したように、柑橘系のものだと吐き気を促進する可能性があります。
オレンジ味のファンタやレモンやオレンジフレーバーの炭酸水などは避けて、飲むならただの炭酸水を選びましょう。
またコーヒーも乗り物酔いに効果があるとされる飲み物です。
コーヒーに含まれるカフェインが頭をしっかりさせ、また神経の過敏さを和らげてくれます。
酔い止めの薬にもカフェインは使われていたりします。
ただしコーヒーは刺激物なので、逆に胃の刺激になって酔う場合もあります。体質的に合わない人もいますよね。コーヒーを飲むと下痢になる人も多いです。
なのでコーヒーが苦手だったり普段飲まないのにいきなりコーヒーを飲むというのはやめましょうね。
神経を麻痺させてしまうという点では、アルコールも効果があります。
ただしこれはリスクも大きいです。自分のお酒の限度をきちんと解っている人なら良いですが、そうでないと飲み過ぎで気持ち悪くなってしまいます。
またわかっている人でも旅行だとテンションが上がったり周りにつられて飲みすぎてしまったり、公共の交通機関だと他の乗客にも迷惑です。
自家用車の助手席や後部座席で飲むなら良いですが、そうでないならアルコールは飲まないことをおすすめします。
[quads id=1]乗り物酔いにサングラスは効果的?
結論から言うと、サングラスは乗り物酔いを軽減してくれるアイテムです。
乗り物酔いは視覚と平衡感覚のズレによって起こりますが、ということは目に入ってくる刺激の強さをコントロール出来れば乗り物酔いを防ぐことも出来るということです。
その為のアイテムがサングラス、なんですね。
乗り物に乗るとその流れる景色のスピードに眼球がついていけずに脳が混乱したり、絶えず変わる景色の情報量が多くて脳の処理が間に合わなくて酔ってしまいます。また強い光も感覚を狂わせる原因の一つです。
サングラスをかけると暗くなるので視界が悪くなりますよね。そうすると目からの情報量が必然的に減ります。
また目に入る光も抑えられるので刺激を和らげることも出来ます。
そうすると視覚と体感のズレが少なくなるので、乗り物酔いを防ぐことが出来るというわけです。
ここで1つ気をつけてほしいことがあるのですが、それはサングラスの色です。
赤系や茶系のレンズ色だと普段見慣れている自然の色から外れた色になるので、そうすると逆に違和感が増して乗り物酔いを誘発してしまう可能性があります。
日常的に赤っぽいサングラスなど使用しているならその色に脳が慣れているので良いですが、そうでないなら視界の色彩を変えずに単純に暗くするグレー系のサングラスを選ぶことをおすすめします^^
サングラスをかけて視界を悪くし、更に目の動きを少なくするために遠くの景色をゆっくりと眺めるようにしましょう。
もしかしたら、それならいっそのこと寝ちゃえばいいんじゃない?と思った人、いるかもしれませんね。
まさしくその通り!で、目を閉じれば視覚情報を遮断できるのでその分、脳が混乱しなくて済むので酔いの軽減に繋がります。
ただしこれも、絶対的に効果がある方法ではありません。
目をつむっている間に気持ち悪くなって、いやコレは気のせいだと言い聞かせて我慢していたけど起きた途端に吐いてしまった、という人も実際にいます。
でも長距離移動中に気持ち悪くなって、途中から寝て起きたら目的地に着いていた、というのはヤッタもう降りられる!という安心感もあります。私も乗り物酔いをしやすいのですがその多くを寝ることで対処してきました。
目をつむると逆に、乗り物の揺れに神経が集中してしまって揺れを想像して気持ち悪くなってしまうという人もいると思うので、やってみて無理そうだなと思ったら違う方法を試してみてくださいね。
乗り物酔いを防ぐ方法 まとめ
乗り物酔いに一番良くないのは、「自分は酔いやすい」という思い込みだったりします。
酔うと思っている人ほど本当に酔いやすくなってしまったり。
梅干しを食べれば酔わない!と信じて梅干しを食べれば酔わなかったり、前にミルクキャンディを食べてたら酔わなかった!という人にとってはミルクキャンディが酔い予防アイテムになります。
こうすれば酔わない、という心理的な要素が意外と一番大きかったりするんですね。
なので、自分は酔わない、絶対に酔わない、と暗示をかけることも有効な予防策です。
酔い止め防止グッズとぜひ合わせてみて。
長距離移動を快適に過ごせますように!
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