年末年始は忘年会シーズン、お正月、新年会などで飲み会の機会が増えますよね。すごいと週4日、なんなら週5で飲み会をする人も出てきます。
楽しい飲みの場だとついつい飲みすぎてしまって翌日痛い目に遭う、ということは往々にして起こり得ます。二日酔いって、ほんとに辛いですよね。
二日酔いにならない為の予防法と、なってしまったら仕方がない!それでも少しでも二日酔いの症状を軽減する為の対処法をご紹介します。
二日酔い防止対策
二日酔いにならない為には、飲み過ぎないことが最善の対策です。
しかし忘年会など飲み会の場では特に新人だと自分の意思とは無関係に飲まされてしまうこともあります。楽しくなるとあれこれちゃんぽんしてしまったり何杯飲んだか覚えていないくらい飲んでしまう人もいます。
事前に出来る二日酔い対策としては、まず水も飲むこと。
体内のアルコールを排出すれば二日酔いになりにくくなります。お酒と一緒にお水も飲むようにして、お酒と同量は飲むようにします。そしてこまめにトイレに行ってアルコールを排出します。
水を飲むことにはアルコールを排出する役割ともう一つ、脱水症状を軽減させる役割があります。
二日酔いはアルコールの摂取による脱水症状によって起こります。
なので水を飲んで症状を緩和させましょう。お酒と同量のお水を飲むことが理想です。
ちゃんぽんはしてはいけないという訳ではなくて、その前に飲んだアルコールの摂取量を気にしないで次違うお酒を頼んで、結果、自分の許容量を超えるアルコールを体に入れてしまって二日酔いになっていまいます。
好きなお酒を飲んで良いですが、自分はどこまで飲んだらアウトなのかということはきちんと覚えておきましょう。そうすれば、あと1杯はいけるなとかもうウーロン茶にしておこうなど自分で事前に判断出来るようになっていきます。
あるいは飲み会の前にちょっとおにぎりやうどんなどを食べてから行くというのも方法です。お腹がいっぱいなら飲みすぎ食べすぎ防止になります。
自分をコントロール出来ることも社会人、大人のたしなみですよ。
また飲むお酒を工夫するという手もあります。
ビールやハイボールなどの度数の低いお酒や飲みやすいワインなどはついつい、飲みすぎてしまいがちですが、敢えて度数の強いお酒や一気に飲めないお酒、日本酒だったり焼酎やウィスキーのロックなどを選べば、これらはちびちびと飲むものですから結果的に飲むお酒の量が抑えられて次の日に残りにくく出来ます。
風邪気味など体調を崩していたり、いつもより疲労している、寝不足だという場合はいつよもり酔いが早まりやすいです。辛いけれど忘年会には参加しないといけないという事情もあるでしょう。
参加者との関係性にもよりますが、年末で仕事が忙しくてあんまり休めてないから今日はちょっと抑え気味で、など、最初に宣言してしまえば無理矢理飲まされる危険も減ります。先に予防線を張ってしまいましょう。
飲みすぎてしまった、翌日二日酔いになりそうな予感がする、そんな時に出来ることはまず、寝る前にたくさん水を飲むこと。果汁100%のグレープフルーツジュースや柿などの果物も良いです。
それから、二日酔いに効くと言うもの、キャベジンやヘパリーゼ、ウコン飲料、太田胃散やリポビタンDのようなタウリンが含まれているものを服用しましょう。
二日酔いになってしまった時の対処法
てっとり早いのは、吐いてしまうことです。
体内に吸収されてしまっている分は汗や尿で排出するしかないですが、胃に残っているものは出してしまった方が症状はまだ軽くなります。
ですが、吐くという行為は喉を傷つけます。やり過ぎると血が出ます。
ちょっと話はズレますが、たくさん食べたいしたくさん飲みたいから飲み会中にトイレでわざと吐いてまた食べたり飲んだりするという人がいます。気持ち悪いからではなくです。
たまの飲み会で1回吐くくらいなら問題ないですが、そうしょっちゅう吐いていると喉の負担はかなり大きくなりますしクセになってしまうと胃酸で歯が溶けるなんてことにもなり得ます。安易に吐けば良いという考えは持たないでおきましょうね。
目が覚めて二日酔いになってしまっていたら。
まずお風呂に入ってゆっくりと湯船に浸かり汗をかきます。汗と一緒にアルコールを体外に出しましょう。
お風呂に浸かると血行が良くなって代謝が上がりますから、アルコールの抜けが早くなります。熱々ではなくぬる目のお湯にゆっくりと浸かりましょう。
この時、汗をかくことによって脱水症状が起こってしまうと危険ですから、入浴前に必ずたっぷりと水分補給をしておいてください。
動けるようなら、軽くストレッチをしたり散歩をしたりして血行を促しても良いですね。早く治したいからと無茶をすると心臓に負担が掛かってしまいますから、くれぐれも無理のない範囲で行ってください。
またアルコールを尿でも排出する為に利尿作用のある飲み物、コーヒーなどを飲みましょう。濃いコーヒーだと胃への負担が大きいので薄めたものにした方が良いです。
コーヒーに含まれるカフェインは解熱鎮痛作用があるので、二日酔いによる頭痛や胃痛などの痛みを和らげる効果もあります。コーヒーが苦手なら緑茶や紅茶もカフェインを含みますから代わりに飲むと良いですね。
テレビCMなんかで耳にしたことがあると思いますが、しじみやあさりのお味噌汁も効果が期待できます。オルニチンやタウリンの効果で肝機能がアップして体が楽になって来ます。
他にもグレープフルーツやリンゴなどの果物にも肝機能の働きを促進する効果があります。
体内はアルコールの分解で糖分やミネラルが消費されていますから、それらを補う為にりんごや梨、バナナ、柿、みかんなどの果物を食べましょう。果汁100%ジュースなら水分も一緒に摂れますしスポーツドリンクでも良いでしょう。
頭痛がする場合、二日酔いによる頭痛の原因は水分不足によるものです。バファリンなどの薬系は、二日酔いで弱った胃を更に悪くするので、薬はなるべく飲まずに水分補給などで対処した方が良いです。
あとはもう、ゆっくり休むことです。
酷い二日酔いの時は、とにかく布団に入って体を休ませましょう。
寝てしまえば気持ち悪いも何もわかりませんしね。
そしてアルコールが分解されるのをひたすら待つのみです。
二日酔いの予防法と対処法 まとめ
二日酔いにはならないに越したことはありませんが、でも楽しいとついつい飲みすぎてしまうことは誰でもありますよね。
飲みすぎてしまったなと思ったらお水を沢山飲むなどしてから就寝しましょう。
翌朝二日酔いになってしまっても、水分をいっぱいとって、アルコールの分解を補助するものを補給して、そしてゆっくりと休みましょう。
二日酔いはなかなか、即効で回復するものではなくある程度時間がかかってしまうものなので、最終的には時間に身を委ねて安静にしておくのが安全です。
でも一番の予防法は「飲みすぎないこと」だというのをお忘れなく…!
▼お水は非常用にも置いておけるのでまとめ買いがお得◎
コメント