そうめんかぼちゃ、素麺のようにほぐして食べる不思議なかぼちゃ。
どういう風に調理して食べたらいいの?
食べ方は?
そうめんかぼちゃの茹で方、調理方法
そうめんかぼちゃは茹でて食べることが多いです。
まるごと茹でても良いですが、それなりに大きさがあるので切ってから茹でた方が扱いやすいと思います。
大きくてゴロンとしていて切るのがちょっと大変ですから、指など切らないよう気をつけて調理しましょう。濡らした長めの布巾でそうめんかぼちゃの両端とまな板とをくるっと巻いて押さえると固定されて切りやすくなるかと思います^^
では茹で方の手順をご紹介します♪
そうめんかぼちゃの茹で方
1、そうめんかぼちゃを3~5cmくらいの輪切りにします
繊維は横向きにぐるぐると巻いているので、縦ではなく横に切ります。
二つ切りでも良いですが輪切りの方が早く茹で上がります。
2、スプーンなどを使って種とその周りの綿の部分を取り除きます
茹で上がってから種を取っても良いですが、先に取る方がラクです。
3、鍋にお湯を沸かし沸騰したらそうめんかぼちゃを入れて茹でます
浮いてくるので落し蓋をするか、フタをかぶせて蒸し茹で状態にしましょう。
瓜が大きくて全体が入り切らない時は、数回に分けて茹でたり、途中で上下を入れ替えたりしてまんべんなく加熱してください。
茹で上がりのタイミングは、皮に竹串がスッと入るまで、繊維が少しほどけてきて箸などで皮の近くをちょっとほぐしてみてほぐれるようになっていたらOKです。
4、茹で上がったら水に取り上げほぐします
余熱が入りすぎるとシャキシャキ食感が失われてしまうので取り出したらすぐに冷水に浸けて、水の中で手で中身を揉むようにほぐし取ります。
中心の方はまだ熱いことがあるので気をつけてください。
しばらく水に浸けて粗熱が取れてからほぐしても良いです。
細かいくずが出るので、すすぎながらザルに取り出して水気を切ります。
気にならない場合は一気にザルにあげてもOK。
残った皮は捨てて、ほぐした繊維は水気を切って料理して食べましょう♪
熟れすぎると種から芽が出てモヤシが生えてるみたいになります。でも食べられないわけではないので気にならなければそのまま使ってOKです。
レシピによっては水から茹でるものと沸騰してから入れて茹でるものとがありますが、どちらで調理しても問題ありません。そうめんかぼちゃは加熱されることで果肉が糸状にほぐれるので、中までしっかりと加熱されればどちらの方法で茹でても問題なしです。
茹ですぎると食感と風味が落ちるので茹ですぎにはご注意です。
また、蒸して調理することも出来ます。
そうめんかぼちゃの蒸し方
1、そうめんかぼちゃを半分に切ってワタと種を取り除きます
2、蒸し器から蒸気が上がったらかぼちゃを入れて10分ほど、竹串がスッと通るまで蒸します
3、蒸し上がったら冷水に浸けて粗熱を取りほぐします
4、ザルに上げ水気を切っていただきましょう♪
茹でるより蒸した方が余分な水分を含まないのでよりシャキっとします。
好みで調理してみてください^^
【関連記事▷そうめんかぼちゃとは?味わいとそうめんかぼちゃの旬と栄養】
そうめんかぼちゃの食べ方
そうめんかぼちゃは、名前の通り素麺のようにして食べることが出来ます。
なので、一番簡単な食べ方はめんつゆをかけて食べる!です。
素麺と半量ずつにして食べてもおもしろいですし、パスタの代わりとしても使えます。シャキシャキのペペロンチーノもおもしろいですよね。
めんつゆの他にも好きなドレッシングをかけたり、酢の物にしてもあっさりと食べられます。わさび醤油やからしマヨネース、ポン酢、醤油とごま油をたらして食べるのもおすすめです。春雨サラダみたいにキュウリやハムなどと和えても。
麺と違ってのびることもないので、ちょっと漬け込んで翌日でもシャキシャキのまま食べられます。
炒め物にするのも良いですね。
夏野菜やハムなどと一緒にシンプルな野菜炒めにしたり、人参やしいたけと一緒にきんぴら風に炒めたりと普段の炒め物に加えるだけ。
もちろん煮物にも使えます。
肉じゃがに加えたりなすの煮浸しに添えたりとどんな煮物でも味がしみて美味しく食べられます。味噌汁の具にもなります。
細かく刻んでひき肉と合わせてハンバーグにしたり、カボチャコロッケに混ぜ込んだり^^
そうめんかぼちゃ自体の味はほとんどないのでどんな味付けでも合いますから普段のお料理に簡単にプラスして使えて便利です。
ちなみに欧米では、縦割りにしてオーブンで焼いて食べたり、砂糖で煮込んでジャムにして食べたりもします。
色々試してみてください♪
そうめんかぼちゃの保存方法と保存期間。冷凍保存も出来る?
そうめんかぼちゃは、かぼちゃと同じように保存性が高いです。なので、旬は夏の7月や8月頃ですが12月まで保存することも可能です。とは言え夏は気温が高いので、冬まで保存したい場合は冷暗所での保存が必要です。
切ってしまったら早めに食べましょう。空気に触れないようラップでぴったりと包んだら冷蔵庫で保管します。
ひと玉まるまる茹でたけれど食べきれなかった分も、タッパーなどに入れて冷蔵庫で保管します。1週間以内を目処に早めに食べきりましょう。
どうしても消費しきれない…そんな時は冷凍保存も可能です。
少し硬めに茹でて水気をしっかり切ったら、ジップロックなどに入れて冷凍保存しましょう。あらかじめラップに小分けにしておけば使い勝手も良いですね。
また調理したものでも冷凍保存出来ます。
炒めたものや煮たものも小分けにして冷凍保存して、おかずがちょっと足りない時やお弁当の具材に使うことも出来ます。
冷凍保存だと1年でも持ちますが、とは言え徐々に風味が落ちていくので出来るだけ早めに食べたほうが美味しく食べられます。
そうめんかぼちゃの茹で方、食べ方と保存方法 まとめ
そうめんかぼちゃは茹でて食べるのが一般的で、まるごとよりも切って調理した方が扱いやすいです。
食べる時は、そうめん感覚で食べるのはもちろん、さっぱりとした和え物から炒めもの、煮物まで幅広く使えて便利♪
まるごとだと保存環境が良ければ冬まで保管することも出来ます。
手を加えたものは冷蔵庫や冷凍庫で保存して早めに食べきるようにしましょう^^
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