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目黒のさんま祭り、並ぶ時間とたのしみ方

投稿日:2017/08/22 更新日:

目黒のさんま祭りで炭火で焼かれるさんま

秋の魚と言えば、さんまですね。

さんまを無料で食べられるおいしいイベント、そう「目黒のさんま祭り」が今年も行われます!

2018年目黒のさんま祭りは9月9日(日)10時~14時まで、場所は目黒駅東口の目黒駅駅前商店街で行われます。

ここ数年さんまの値段がじわじわと高くなってきているので無料でさんまが食べられるのは嬉しい限りですが、しかしさんま目当てに相当の人が行列を作ることでも知られています。

何時くらいに行けば良いのか、さんま以外にも何かあるのか、今回は目黒のさんま祭りについてご紹介します。

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目黒のさんま祭り、何時に行けば良い?

目黒のさんま祭りで振舞われるさんまは7,000匹です。7,000匹もあるなら配布開始の10時に行っても問題なさそうですが、もし10時に行ったらあまりの行列に断念してしまうと思います。
さんま7,000匹に対し人出はどれくらいなのかと言うと、例年2万人以上です。10時に行っていたのでは貰えないのはお解りいただけると思います。

実際には朝7時から並ぶ人もいます。早く並べばそれだけ確実にさんまが貰えます。残念ながら整理券の配布は行われていませんから、さんまを貰うには長時間並ぶほかありません。
何時までに並べば貰える、という確実な時間はありませんが遅くとも9時には並ばないと貰えないと思った方が良いです。

また10時に無料配布が始まっても、さんまが焼きあがるまでには時間がかかりますから最後の方に並んだ場合はさんまが貰えるのは12時頃になる可能性もあります。

9月とは言えまだまだ暑く、並んでいる途中に体調を崩し救急車で運ばれた人も数年前にはいます。日傘や帽子、水やお茶など熱中症対策グッズを持って並びましょう。

長時間立っているのが辛そうなら、ちょっと荷物にはなりますが簡易の折りたたみ椅子を持って行くというのも手です。

▼目黒のさんま祭り会場


 

焼きさんまを食べ逃してしまっても。

焼きさんまの列に残念ながら間に合わなかったとしても、他に生さんまや、さんまのつみれ汁が無料配布されます。
生さんまは、貰う時に氷も一緒に袋に入れてもらえますが、とは言えまだまだ暑い時期ですからすぐに自宅に帰らない場合は貰うのは避けた方が良いですね。

また駅近辺のお店でも料金はかかりますが同じさんまを食べることが出来ます
目黒のさんま祭りでふるまわれるさんまは岩手県宮古産で、お祭り当日の朝、お祭り用とは別に同じさんまが東京に届けられます。

そのさんまを使って、目黒駅周辺の飲食店でもその日は特別にさんまメニューを出すお店が多いです。
早いところだと10時頃からお店を開けていて、お金はかかりますが座ってゆっくりとさんまを味わうことが出来ます。

無料配布のさんまは、テーブルはありますが椅子はありません。座って食べていたのでは次から次へとさんまを受け取ってやって来る人に対応出来ませんからね。

小さい子供だと立って食べるのには丁度良い高さですが、大人だと中腰だったりしゃがんだりして食べることになります。次の人たちのことを考えてあまりゆっくりと食べるのは気が引けると感じる人もいるでしょう。

それなら「炭火でこんがりと焼かれるさんまの様子やさんま待ちの行列を見てさんま祭りの雰囲気を味わいながら、行列には並ばずに有料ではあるけれど同じおいしいさんまを、席に座ってゆっくりと味わう」というのもひとつの方法です。

お店もさんまの数には限りがありますし11時頃には既に長蛇の列になるので、お店で食べたい場合でも10時には到着するようにした方が良いでしょう。

またさんま以外でも、商店街の各所でアートバルーンが500人限定で貰えたり、ふるさと物産展やワゴンセール、くじ引き抽選会などいろんなイベントが行われますから、さんまを食べられなかったとしても楽しめる内容になっています。

 

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「目黒のさんま」を聞いて楽しむ

なぜ目黒でさんま?なのかと言うと、落語の「目黒のさんま」に由来しています。
お祭り当日は落語会「目黒のさんま寄席」が開かれ無料で聞くことが出来ます。

会場は目黒駅東口から徒歩1分の誕生八幡神社です。

三遊亭吉窓師匠率いるレギュラー落語家軍団と誕生八幡神社を本拠地にする東西漫才研鑽会「お笑いセメントマッチ」のメンバーの落語や漫才を無料でたのしむことが出来ます。

午前10時から15時までの4部構成で、各回の開演1時間前に整理券が配布されます。

目黒のさんま寄席

第1部

ダイジ(漫談)/立川志の麿(落語「目黒のさんま」)/アタリヤ(漫才)/立川吉幸(落語)
午前9時整理券配布
9時30分開場/10時開演

第2部

ケチャップリン(漫談)/立川志の麿(落語)/エルシャラカーニ(漫才)/立川志らら(落語「目黒のさんま」)
午前10時30分整理券配布
11時開場/11時30分開演

第3部

銀座ポップ(漫談)/立川吉幸(落語「目黒のさんま」)/三平×けーすけ(漫才)/春風亭勢朝(落語)
午後12時整理券配布
12時30分開場/13時開演

第4部

チャンス大城(コント)/立川志らら(落語)/三なべやかん(漫談)/三遊亭吉窓(落語「目黒のさんま」)
午後13時30分整理券配布
14時開場/14時30分開演

落語を聞いたことがなくても、無料ですしこれを機会に新たな体験をしてみるのもたのしいですよ♪

因みに落語「目黒のさんま」はザックリどんな噺なのかと言うと…

殿様が目黒まで遠出した際に空腹になって百姓家で焼きたてのさんまをわけてもらいます。

屋敷に戻ってもあの脂がのったさんまの味が忘れられない殿様。

しかしさんまは低級で庶民の食べ物だったのでお屋敷の御前にさんまが出る訳はありません。
そんな時に親戚から食事に呼ばれる機会がありさんまを食べたいと注文します。

しかし、親戚の家来たちが体を気遣いさんまの脂や骨を取り除き旨味のなくなったさんまを出します。
そんなさんまですから、おいしくも何ともない。

「このさんまはどこから取り寄せた?」

「日本橋魚河岸にてございます」

「それはいかん。さんまは目黒に限る!」

庶民の食べ物を庶民的に無造作に調理したらおいしかったが丁寧に調理したら逆に不味くなった、そして海とは無縁であるはずなのに目黒で食べた目黒のさんまの方がおいしいと信じ込んで「さんまは目黒に限る」と言う殿様の世間知らずを笑ったお噺です。

目黒のさんま祭り まとめ

目黒のさんま祭りで無料のさんまを貰うには2~5時間は並ぶ必要があります。熱中症対策を忘れずに行きましょう。

またお金はかかりますが駅周辺の飲食店でも、同じ岩手県宮古市のさんまを食べることが出来ます。

他にもイベントがいくつも用意されていますから、さんまを食べられなかったとしても充分たのしめるお祭りとなっています♪

 

 

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はじめまして coco です^^
富山県出身、現在は社会人をしながら東京で夫婦2人暮らしをしている30代。

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