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どんぐりの使い道は?遊ぶ、食べる、保存方法。

どんぐりアート どんぐりと落ち葉で作った顔 日常の知恵

どんぐりアート どんぐりと落ち葉で作った顔

秋は、木の実が豊富ですね。
食べるも良し、遊ぶも良し。拾うのも楽しみの一つですね。

今回は木の実のひとつ「どんぐり」の活用法をご紹介します。

どんぐりの食べ方

どんぐり等の木の実は昔から食料として食べていましたが、しかしどんぐりは苦くて食べられないものが多いです。

食べるようにする為には手間がかかります。そして残念なことに手間暇かけて食べられるようにしても、あまりおいしくはありません。
なので、日常的に食べると言うよりは非常食ぐらいに思った方が良いです。

それでも食べてみたい!というチャレンジャーの為に、食べ方をご紹介しますね。

・まずどんぐりを水に浮かせて選別をします。水に浮くどんぐりは古くなっているので取り除きましょう。

・ペンチなどで殻を割って、味見をしてみて渋みが強いようならアク抜きをします。1日水に漬けて置きましょう。途中何度か水を取り替えると取れやすくなります。

・渋みが強い場合は沸騰したお湯の中で茹でましょう。途中で味見をしてみて渋みがなくなっていればOK。

・冷めたら天日干ししましょう。

炒って食べても良いですし、ローストして挽いてコーヒーのように飲むことも出来ます。また粉状にしてクッキーやケーキに混ぜ込んで使うことも出来ますよ。

アクが少なければ生のままでも食べられますが、あくが強いものは加工して食べると食べやすくなりますよ。

どんぐりとコーヒー

どんぐりの遊び方

小さい頃にどんぐりで遊んだという人も多いと思います。
わたしもよく、爪楊枝を刺してコマにしたり竹串を刺してやじろべえを作って遊んだものです。

どんぐりのやじろべえ

 

大人になってからどんぐりで遊ぶ機会はめっきり減ると思いますが、機会があったらこどもと一緒に童心に返るのも楽しいですよ。

3歳くらいまでだとまだ解らずに口に入れてしまう可能性があるので必ず保護者がついて見てあげる必要があります。こどもにも、のどに詰まって危ないから口に入れないようにとはじめに教えてから遊びましょう。

どんぐりが拾える場所があるなら、競争してどんぐり集めをすると良いですね。それだけでこどもには楽しみです。

定番はどんぐりコマですね。
小さなコマを回すのは指先の器用さを養うのにも一役買ってくれます。

コマややじろべえなどは爪楊枝など刺すのに力が要るので、こどもが作るには危ないと思ったら大人が刺してから遊ばせてあげましょう。

またどんぐりのマラカスも低年齢の子には良いですね。こどもは音が出るものが好きですから、ペットボトルなどに集めたどんぐりを入れて、外にマジックで好きな絵を描いたりシールを貼ったりすればお気に入りの楽器の完成です。

どんぐりでお絵かきも出来ます。
一部だけどんぐりを使うのも良いですし、どんぐりがいっぱい集まったならどんぐりだけで並べて絵を描くのも楽しいですよ。

どんぐりで作ったウサギ

 

こどもは競争が好きですから、誰のどんぐりが一番大きいかな?と「どんぐりの背比べ」をするのも良いでしょう。その時にどんぐりの背比べの言葉の意味を一緒に教えてあげると遊びながら学べる良い機会になりますよ。

どんぐりの背比べ

 

小さくてちょっと大変ですが、どんぐりに直接お絵かきする遊び方もあります。
マジックや絵の具、マニキュアなんかで色を塗ったり顔を書いたりしてストラップにも出来ます。

 どんぐりで作ったストラップ

ストラップ用の金具のわっかを付ける際に、そのまま刺すとどんぐりにヒビが入ってしまう恐れがあります。そんな時にはこういう↓小さいドリルを使用すると簡単に取り付けられます。

 

片手で扱う手回しドリルで、直径0.1ミリくらい~数ミリの小さな穴を開けることができる物です。1個数百円で買えますしきれいに出来上がるのでおすすめです。

どんぐりに色を付ける時、どんぐりは丸くて転がるので色が乾くまでに時間がかかるしその間に指についてしまったりしてきれいに塗るのがちょっと難しいです。

そんな時は粘土が便利です。100均でも売ってますね。
粘土にどんぐりの頭をめりっと埋め込んで固定させてしまえば塗りやすくなります。
頭のところも塗りたいなら、乾いてから逆にお尻を固定すれば良いですね。

また色柄をつけたどんぐりのおなかに横に穴を開けて糸を通してアクセサリーにすると女の子は喜びますよ。

どんぐりの保存方法

どんぐりの中には、見えなくても虫や虫の卵などが入っていることがあります。

なので暫く保管しておいたり飾っておきたいならどんぐりを湯がいておくことをおすすめします。沸騰したお湯でさっと煮てから干して乾かして保存しましょう。

どんぐりを取っておいた箱を開けてみたら虫がうじゃっと…なんて事態はまま起こります。こどもにしたらそれすら楽しい出来事になりますが、大人は苦手な人が多いので嫌な場合はどんぐりを茹でておいて殺虫しておくことをおすすめします。

ただ、茹でると乾かしてもカビる可能性が高まります。
密閉した入れ物への保存は避けたり、大量にどんぐりを入れないなどしてカビないようにしてください。

あるいは冷凍庫で冷やす方法もあります。
冷凍庫1週間くらい入れたあと広げて乾燥させましょう。

茹でるよりも、ただ入れるだけなので凍らせる方がラクチンですね。
カビる心配もないので冷凍の方がおすすめです。

 

どんぐりの使い方 まとめ

いかがでしたでしょうか。

どんぐりはアクの具合を見てから食べると良いですね。
保存する場合は虫の心配があるので下処理をすることをおすすめします。

どんぐり焼酎なんてものもありますから、お酒好きな人は焼酎に漬け込んで自家製どんぐり酒を作ってみるのもおもしろいかもしれませんよ♪

 

 

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