7月25日はかき氷の日です!
かき氷の日、また夏氷の日とも呼ばれ
「な(7)つ(2)ご(5)おり」とのなかなか強引な語呂合わせに由来します。
また1933年に山形市で日本最高気温40,8度が記録されたことにも因んでいます。
近年では行列の出来るかき氷屋が話題で
テレビや雑誌でもよく紹介されています。
そんなお店みたいなかき氷を
自宅でも作れたら良いなと思いますよね。
お店みたいなかき氷を自分で作るにはどうしたら良いのでしょう?
かき氷をふわふわにする削り方
ふわふわの氷にするためには
よく切れる刃と削り具合をうまく調整する腕が必要です。
力加減を調節することでふわふわの削り具合にします。
なるべく力を加えずに氷を刃に押し当てて回すと
細かなフワフワした氷になります。
しかしこれには根気が必要です。
空回りして腕が疲れるし力加減を調節するコツもいります。
かき氷が出来上がる頃には疲れてしまっている、なんてことにも。
業務用なら刃も頑丈ですが
家庭用の数千円の機械だったら刃の削れ具合に限度があります。
そんな場合は氷に工夫をして
少しでもふわふわのかき氷に近付けましょう。
家庭用冷蔵庫で出来る氷は削るというよりも
角を砕いている部分が多いのでガリガリとした食感になります。
淡雪のようにふわふわ溶けるものにしたい場合はブロック氷を使います。
ブロック氷は1つの塊になった大きな氷を指します。
かき氷機に入る大きさの大きな一個の氷が作れれば
ふわふわのかき氷に随分と近付けます。
かき氷機の付属の氷皿で氷を作りましょう。
付属なので出来る大きさも丁度良く仕上がります。
付属のカップがない場合は、凍っても割れないアイスのカップなど
適当な大きさのものを用意して作ると良いですね。
1つの大きい氷で作ることが
ふわふわしたカキ氷を作るポイントです。
或いは、水ではなくジュースなどを凍らせたものでも
ある程度ふわふわなかき氷が出来ます。
糖分が入っているので軟らかい氷になり削りやすくなるという訳ですね。
砂糖を入れて氷を作るとふわふわに出来ると言われるのはこういう理由からです。
しかし一番手っ取り早いのは氷屋さんで買うことです。
氷屋さんの氷は硬く出来ています。
氷屋さんの氷は透明ですが家庭の氷は白く濁っています。
使った水の中に混ざっている空気等も一緒に凍るので白く濁り
また空気などが入っている分硬くなりません。
硬く締まった透明な氷にする為には、
氷を作っている途中で氷の2/3くらいが凍ったら
まだ凍ってない水を捨てて新しい水を入れます。
更に半分くらい凍ったら水を捨てて入れて、を2回繰り返しましょう。
混じり気のない部分が先に凍り空気が混じっているところは後で凍るので、
きれいな透明な氷が出来上がったら空気を含んだ水を捨て入れ替えて
また透明な氷を作れるようにしてあげましょう。
こうすると透明で硬く締まった氷が出来ます。
ちなみに業務用の氷は水を流しながら凍らせて作られています。
浄水器の水を使ったり水道水を一度沸騰させて冷やした水を使うと
より早く透明な氷が出来るでしょう。
大きな塊ではないですが、透明な硬い氷だけなら
コンビニなどにもロックアイスとして売られています。
作るのが面倒だという場合はロックアイスを利用するのも手ですね。
そして実際に削る際には氷を少し緩めてから削ると
刃も長持ちしてふわふわの氷が作れます。
かき氷機械、家庭用でふわふわに作れるものはある?
ふわふわのかき氷を作る為には
刃の調節が出来るかき氷機を選ぶ必要があります。
刃が上下するように調節出来て氷を薄く削るように設定すると
フワフワの淡雪のようなカキ氷が出来上がります。
また刃は強い方が良いです。
ロックアイスなど透明な氷は硬いので
安いかき氷機の刃だとすぐボロボロになってしまいます。
ボロボロだとすぐに削れなくなり粒が大きな氷になります。
硬い氷でもしっかりと削れる強い刃の製品を選びましょう。
雪のようなさらさらの氷が削れなくなってきたら刃の変え時です。
このようなかき氷機は、家庭用のものでは入手が難しいです。
業務用のものか、せめて業務用の会社が作っている家庭用の製品を選びましょう。
替え刃のあるものを選びましょうね。
シーズンが終わって片付ける時は
汚れを落としてダンボールケースに入れてしまっておきましょう。
まとめ
お店のようなかき氷に近付けるにはやはり
必要最低限の機能を持った道具が必要です。
刃の調節だったり氷の具合だったり、試したかき氷で涼を取りつつ
自分の好みの具合を探してみると良いですね。
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