栗は虫がつきやすく、あまり想像はしたくないですが、虫がいた場合は数日で虫がうじゃうじゃと出てきます。スーパーなどで売られている栗は、虫食いのものは除けてありますが完璧とは言い切れません。
虫食いの栗が混じっていないか確認の為にもまずは水に浸けて、浮いてくる栗があったらそれは虫食い栗か、あるいはまだ熟していない栗なので取り除きましょう。
そのまま冷蔵庫で保存するなら3日までと考えておくと無難です。長くても1週間です。
新聞紙に包んで、最悪虫が出てきても良いようにポリ袋などに入れておきましょう。
それ以上長く保存する予定ならすぐに適切な処理をしてから保存しましょう。
今回はその方法をご紹介します。
皮付きのまま冷凍保存
栗は皮付きのまま冷凍保存が出来ます。
生のままでも茹でてあっても、どちらも冷凍保存可能です。
また鬼皮のままでも、鬼皮は剥いて渋皮の状態でもどちらでもOK。ジップロック等に入れて冷凍庫で保存します。
生のまま冷凍したものは解凍する必要はありません。使う分だけ取り出したら生の状態のまま熱湯で茹でて、使いましょう。
栗はもともと水分が少ないので解凍せずとも調理が出来ます。
渋皮を剥く時も解凍は不要です。冷凍庫から出したらそのまま渋皮をそぎ切るようにして剥いてください。
鬼皮、渋皮を剥いて冷凍保存
皮をむいてから冷凍しておけば、使いたい時にすぐ使えて便利です。茹でて皮を剥いたらジップロック等に入れて冷凍保存しましょう。
栗の皮のむき方はこちらで詳しく紹介しています。
→栗の皮の剥き方(基本編)
→栗の皮の剥き方、冷凍する、焼く、揚げる!
皮を剥いた冷凍栗も解凍する必要はありません。
栗ごはんや茹で栗、甘露煮などを作りたいと思ったら、冷凍庫から取り出してそのまま調理してしまってOKです。
加工して長期保存する
甘露煮やマロングラッセなど砂糖で加工することで長期保存が可能です。
栗の中の砂糖濃度が65%以上になると大体の微生物の増殖が抑えられるので長期保存が可能となる訳です。ジャムやコンポートもこういう理由から長期間保存が出来るということですね。
加工出来たら煮沸消毒したビンで保存しましょう。大量に保存するなら大きなビン1つ、よりも小さなビン5つにしてちょこちょこ開栓して食べた方が傷みが軽減されますよ。
栗の保存方法 まとめ
栗は冷蔵庫で1ヶ月ほど保存すると甘味が増します。が、もしも虫がいる栗だったら悲惨ですよね…
薬でしっかり処理された栗だと解るなら大丈夫でしょうが、虫が苦手で不安があるなら、すぐに処理をして冷凍保存することをおすすめします。
栗の冷凍保存は生のままでも茹でてからでもいいし、殻付きでもむき栗でも冷凍出来るのでとても便利です。解凍してから使うとホクホク感が減ってしまうので、解凍はしないで食べましょう。
冷凍とは言え少しずつ徐々に劣化はしていくので、食べようと思えば1年後でも冷凍。保存して食べられますが、3ヶ月を目安に食べ切るようにしましょう。
関連記事→ 栗のゆで方、圧力鍋、炊飯器、電子レンジ、蒸し器を使った方法。
→ 栗の皮の剥き方、茹でて剥く方法。
→ 栗の皮の剥き方、冷凍する、焼く、揚げる!
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