プラム、和名ですももは6月中旬から9月にかけて旬を迎える果物です。
でも買ってみたは良いけど食べ方がわからない、ってこと、ありますよね。皮は食べれるの?この白い粉は何?カビ!?
今回はプラムのおいしい食べ方と食べると嬉しい効果についてご紹介します。
プラム・すももの食べ方
皮をきれいに洗って皮ごと食べることが出来ます。
熟すと実は甘いですが熟しても皮には酸味があります。皮の酸っぱさと実の甘さが相まって甘酸っぱく爽やかなプラムが食べられます。
くぼみに包丁を入れると真ん中の種に当たります。
そのままくぼみに沿って一周ぐるっと切れ目を入れて、手でひねるとパカっと半分に割ることが出来ます。
後はお好みの形に切って食べましょう。
種はきれいにポロっとは取れないかもしれませんのでその場合は種周りはかじって食べると良いでしょう。
因みに写真↑のプラムはまだ熟し方が足りず酸っぱかったので ^^; ヨーグルトに入れて食べました。ヨーグルトの酸味と相まってプラムの酸っぱさが和らいで食べやすくなりますよ。
みかんやりんごもそうですが、果物の筋や皮には食物繊維が豊富なので出来れば丸ごと食べた方がより高い栄養価が得られます。
勿論、表面をさっと洗ってかぶりついてもOKです。その場合は真ん中の種に気を付けて食べましょう。
しかし結局は好みの問題になりますね。農薬が気になるという場合もあるでしょうしいくら栄養価が高いと言えども苦手なものを無理をして食べる必要はありませんね。食感など気になるなら手や包丁で皮を剥いて食べましょう。
熟して軟らかいプラムの皮は手でもするっと剥けることもありますが、結構しっかり実と皮がくっついていて、皮も薄くて剥き辛いことも多いです。なので結局皮ごと食べるという人もいます。
プラムの表面には白い粉が付着しています。時々農薬と勘違いしている人がいますが、たとえば巨峰やりんごの皮にも同じ白い粉が付いています。
つまりこの白い粉は果物が自ずから作り出しているもので、ブルーム(果粉)と言います。
ブルームは果物が自己防衛の為に出すもので、病気を予防したり乾燥を防いで新鮮さを保ったりしています。なので白い粉が付いているほど新鮮と言うことです。食べても全く問題ありません。食べる直前に汚れと一緒にさっと水で洗って食べると良いでしょう。
プラム・すももの食べごろは?
プラムは非常に傷みが早い果物なので買う場合には状態を良く見て買いましょう。
食べ頃のプラムは、赤く色づき実がいくらか軟らかくなったものです。熟すにつれ甘い香りも漂ってきます。購入する時はその直前のものを選ぶと丁度良いですね。
青っぽくて硬いものはまだ熟していない状態です。常温で保存し追熟させましょう。色が赤くなったら食べる前に冷蔵庫で~1時間ほど冷やして食べましょう。色が赤いほど糖度が上がっている証拠ですからより甘いプラムが食べられます。
リンゴと一緒にビニール袋に入れると早く追熟させられます。袋の中に空気を沢山入れ膨らませた状態にして口はしっかり閉じ保存しましょう。リンゴがなくてもそのまま置いておくより袋に入れた方が早く追熟させられます。
完熟したプラムは新聞紙や紙袋に入れて冷蔵庫で保存しましょう。ただし完熟したものは日持ちしないので5日以内に食べるようにしましょう。
もしも熟し過ぎてしまって軟らかくなりすぎてしまったらジャムにしたり焼き菓子に混ぜ込んだりして食べると良いですね。また酸っぱいけど張りがなくなってしまっているものも加工するとおいしく食べられます。
プラム・すももの効用
プラムは女性に嬉しい果物と言われます。その理由は、葉酸が比較的多く貧血に効果があるということと便秘に効果のあるソルビトールが含まれているという点にあります。
他にも高血圧予防に期待出来るカリウムや、眼精疲労に効くアントシアニンが含まれています。
すもも類は昔から緩下剤としての効能が知られていました。つまり便秘に良いということですね。
しかし即効性がある訳ではなく翌日すぐに便秘が解消した!となるとは限りません。ちょっとずつ、毎日食べることが大切です。
でもプラムは夏が旬なので冬には食べられません。そんな時はドライプルーンがおすすめです。プルーンもすももの仲間です。ドライプルーンならスーパーや薬局でも常に見かけますから手軽に入手できます。
プラムの食べ方と効用 まとめ
今回はプラム、すもものおいしい食べ方と効用についてご紹介しました。
皮を剥いて甘さを味わっても、皮ごと食べて甘酸っぱい爽やかさを味わっても。
美容と健康にも一役買ってくれるおいしいプラム、旬の時期にぜひとも食べたい果物のひとつですね♪
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