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京都の紅葉、バリアフリーのあるおすすめの寺院3選

投稿日:2017/10/13 更新日:

京都紅葉

寺院は階段や段差、砂利などが多く車いすだと拝観するのがなかなか難しい場所は多いです。

ですが、今回は車いすでも拝観できる京都の紅葉おすすめ寺院を3つ、ご紹介します♪

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龍安寺(りょうあんじ)

龍安寺

一部スロープあり
多目的トイレあり
補助犬OK
音声・点字など
設置型音声ガイド


龍安寺は世界遺産の一つで方丈の石庭で非常に有名な寺社です。

「虎の子渡しの庭」という別名もあるこの枯山水庭園は白砂に15個の石を配しただけのシンプルな造りですが、それ故に鑑賞する人の想像力を無限に掻き立てる、そんな庭です。

龍安寺方丈の石庭

また枯山水庭園の石庭だけではなく、境内は池泉回遊式庭園になっていて、池が鏡のように樹木を映し出す鏡容池なので紅葉の時期はより一層紅が増しきれいです。

拝観受付のある庫裏までは途中道が二手に分かれているのですが右の道が車いすの人や足に自信のない人向けの迂回路になっています。
庫裏への小道は覆いかぶさるような紅葉の並木になっているのも見どころです。

龍安寺庫裏への道

庫裏には視覚障がいのある人向けに石庭のミニチュアが置かれています。

龍安寺 方丈の石庭模型

石の配置の他、白砂の模様も再現されていて手前には点字の説明も付いているので、指で庭を拝観することも出来るようになっています。

入口だけでなく堂内にも段差が多いので、車いすのままお堂に上がることは困難です。受付に申し出れば車いすに乗ったまま石庭が拝観できる勅使門の内側へと案内してもらえます

また授与所に申し出れば説明テープを流してもらえますからお願いすると良いですよ。スピーカーは石庭に面した方丈の縁側にあるので移動して耳を傾けましょう。

石庭の静謐と水に映える紅葉を堪能するためにもぜひ、朝一番に訪れてほしい場所です。

龍安寺

京都府京都市右京区龍安寺御陵ノ下町13
TEL 075-463-2216

アクセス
・バス
市バス「竜安寺前」・JRバス「竜安寺前」下車徒歩すぐ
市バス「立命館大学前」下車徒歩7分

・電車
嵐電龍安寺駅下車徒歩7分

・駐車場あり 車100台
車椅子マークのついた駐車場はなし
石庭拝観者に限り1時間無料

拝観時間
3月1日~11月30日 8:00~17:00
12月1日~2月末日 8:30~16:30

年中無休

拝観料
大人・高校生 500円  障害者手帳持参者 300円
小・中学生 300円  障害者手帳持参者 200円
介助者1名も同様の割引

 

 

醍醐寺(だいごじ)

醍醐寺 金堂

一部スロープあり
車いす用多目的トイレあり
霊宝館内車いす貸出1台


醍醐寺は醍醐山全体が寺域となっていて、金堂や五重塔をはじめ荘厳な建物が立ち並んでいます。

醍醐寺は世界文化遺産で、豊臣秀吉が「醍醐の花見」として自ら設計した庭園がある三宝院エリアや、仁王門をくぐると京都府下で最も古い木造建築物であり国宝の五重塔がある伽藍エリア霊宝館エリアなど見所がいっぱいです。

醍醐寺 五重塔

国宝や重要文化財に指定された建造物が数多くあって、霊宝館ではその仏像や絵画が公開されているのでじっくりと歴史に浸ることができます。

醍醐寺 弁天堂

ライトアップも行われていて、昼間に観る醍醐寺と違い神秘的な中の荘厳さを感じるられます。樹木の黄色や赤のコントラスト、建物と池との配置、ライトアップの仕方も上手で池に映った紅葉も写真には収めきれないほどの美しさです。

お寺も大きく見所も多いので醍醐寺へは余裕を持ったスケジュールでの散策がおすすめです。

醍醐寺

京都府京都市伏見区醍醐東大路町22
TEL 075-571-0002

アクセス
・バス
京阪バス「醍醐寺前」下車すぐ

・電車
地下鉄醍醐駅下車徒歩約10分

・駐車場あり 車100台
5時間まで700円
車いすマークのついた駐車場2台

拝観時間
9:00~17:00
12月第1日曜翌日~2月末日は~16:30 受付は1時間前まで

★ライトアップ
11月中旬から12月上旬
18:00~20:50 事前申込制

年中無休

拝観料
3カ所拝観券(伽藍・三宝院・霊宝館) 一般800円、中高生600円
春期・秋期は 一般1500円、中高生1000円

障害者手帳持参者 各所拝観料本人無料、介助者1名無料

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知恩院(ちおんいん)

知恩院 男坂

補助犬OK
車いすマークのついた駐車場あり
多目的トイレあり
一部スロープあり
車いす貸出4台


知恩院は雄大な三門が有名な寺院です。

八坂神社を超え円山公園を抜けると目に飛び込む大きく聳え立つ三門。高さ24m幅50mとその巨大さに圧倒されるはずです。

知恩院 三門

夜間ライトアップ期間中はこの国宝の三門もライトアップされ、光の加減で山門が黄金色に輝き幻想的な風景です。また三門の上からは京都市街地を眺めることもできます。

石畳も雰囲気あるライトアップがされていて歴史を感じながら幻想的な世界に浸れますよ。

知恩院 石畳

知恩院の紅葉は、友禅苑の庭園の池に写る逆さ紅葉や勢至堂への階段のものが見事です。庭園は池泉式庭園と枯山水で構成されていてライトアップでは幽玄な世界が見られます。

知恩院 友禅苑

庭園内にはお茶席もあるので、映し出された紅葉を眺めながらお茶を点ててもらうのも良いですね。
知恩院には知恩院の七不思議というものがあるので、これを探しながら歩くのも楽しいですよ♪スロープがあるので車いすでも見られます。

また知恩院は鐘も有名です。
知恩院の大鐘楼は日本三大梵鐘の一つで、僧侶17人がかりで撞く除夜の鐘は京都の冬の風物詩としてテレビ中継もされる、そんな鐘です。

知恩院三門をくぐって突き進む道は男坂と呼ばれていてとても急な石段になっています。1段30~40cmくらいあります。

知恩院 男坂

↑ 男坂 正面

↓ 男坂 上って見下ろした図

 

三門の右横のゆるやかな石段は女坂と呼ばれています。急な石段は上り下りが辛いという人は女坂から上りましょう。

女坂 知恩院

↑ 女坂 上り口

↓女坂 中腹

↓女坂 下り口

庭園友禅苑まで車いすでも上がることができます。赤丸の箇所です。

知恩院公式サイトより

 

また女坂の階段手前から境内付近までは無料シャトルバスもあるので可能なら利用すると便利ですね。

下図の矢印部分がシャトルバス運行箇所です。

知恩院公式サイトより

シャトルバスの運行時間は13:00~14:00を除いた9:00~16:00です。

園内は玉砂利や段差があるので、車いすでの拝観は少し難しいかもしれません。
御影堂から離れたお堂や庭園以外は境内のほとんどが石畳なので車いすでも移動できます。

阿弥陀堂の横にはスロープがあって、室外用の車いすで上がって室内用の車いすに乗り換えて拝観が出来ます。案内所で職員の人にお願いしましょう。

車いす用 知恩院

迫力ある三門を紅葉と共に、祇園からも近いのでアクセスも便利でおすすめです。

知恩院

京都府京都市東山区林下町400
TEL 075-531-2111

アクセス
・バス
市バス「知恩院前」下車徒歩5分

・電車
地下鉄東山駅下車徒歩8分
阪急河原町駅下車徒歩15分


拝観時間
9:00~16:00

年中無休

拝観料
・友禅苑 大人300円、小中学生150
・方丈庭園 大人400円、小中学生200円
・共通券 大人500円、小中学生250円

障害者手帳持参者 各所拝観料本人無料

★ライトアップ
11月上旬~12月上旬
17:30〜21:30(21:00受付終了)

拝観料 大人800円、小人400円(小・中学生)

  

車いすでも見られる京都の紅葉おすすめ寺院3選 まとめ

バリアフリーや多目的トイレ等があって車いすでも楽しめる紅葉のきれいなおすすめの寺院を3箇所ご紹介しました。

他にも清水寺や永観堂などもバリアフリーがある紅葉の名所ですが、名所過ぎるので人も多いです。それに比べると幾分知名度は低いですが、その分ゆったりと紅葉を満喫できると思います^^

 


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亀
はじめまして coco です^^
富山県出身、現在は社会人をしながら東京で夫婦2人暮らしをしている30代。

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