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日常の知恵

土鍋の扱い方、洗い方や乾かし方と焦げなどの対処法

投稿日:2017/04/08 更新日:

「土鍋」といえば冬のもの?
いえいえそんなことは決してありません!

土鍋が一つあれば年中いつでも美味しい料理が作れます♪

お米を炊いたり、肉じゃがを作ったり、保温だけでなくそうめん等の器として保冷にも使えたり。

料理を楽しく便利にしてくれる、そんな土鍋の上手な使い方をご紹介します。

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土鍋の扱い方の基本

土鍋を実際に使い始める前にまずは土鍋の扱い方について知っておきましょう。

基本的なところですが、土鍋は呼吸する調理器具です。
やさしく扱ってあげましょう。
大切に扱えばそれだけ長く丈夫に育ってくれます。

粘土から作られている土鍋は吸水性があります。
水分が染みこみやすいので、汚れを放っておくとニオイやカビの原因になります。

また洗剤を加えた水を入れて長時間放置すると鍋に洗剤の成分が染み込みますので避けてください。

土鍋は急激な温度変化に弱いです。
空焚きは厳禁のこと、火にかけた熱いままの状態で水につけるのも割れの原因になりますのでやめましょう。火からおろす時も濡れた場所に置かないように注意してください。

逆に、洗って濡れたままの状態で加熱するのもいけません。
土鍋に染みた水分が、加熱されることで土鍋の内部で蒸発し膨張、そのまま割れてしまいます。ですので濡れたまま火にかけてはいけません。

急激な温度変化に弱いのなら調理の始めから強火にかけると割れるのでは?と心配になるかもしれませんが、土鍋は金属ものもに比べ熱伝道率が低いので空焚きでなければ急激な温度変化はしません。
始めから強火でも中は弱火状態です。

急激な温度変化と言うのは、土鍋の底が濡れているとか米を浸水させる時土鍋で浸水させてしまったとか、そういう割れる原因があっての急激な変化のことです。

焼き物は、強火にかけても割れない様に高熱で焼いています。
高温の釜の中で焼かれて出来る土鍋が一般家庭のコンロの温度で割れる、なんてことは
正しい扱い方をしていればあり得ないことです。

火にかける前に土鍋の周り、特に火の当たる部分は良く拭いて、濡れたまま火にかけることがないように。そして使用後に急激に冷やすことも避けて。

火加減どうこうで割れることはまずありませんので安心して土鍋を活用しましょう。

土鍋の洗い方と乾かし方

先にも説明しましたが土鍋は急激な温度変化に弱いです。
調理後すぐに水に浸けてしまうとヒビ割れの原因に。
手で触れられるくらいまで冷ましてから洗いましょう。

土で出来ている土鍋はもろく欠けやすいので、スポンジなどの軟らかいものでやさしく丁寧に洗ってください。
細かな傷が原因でヒビが入ることもあるのでクレンザーや金属たわしのような固いものでは洗わないようにしましょう。

長時間洗剤を入れたままにしなければ洗剤を使っても問題ありません。
中性洗剤で手早く洗ってください。

洗い終わったら、とにかくしっかり乾かして収納すること。

表面が乾いていても土の中は水分を含んでいる可能性があるので中までしっかりと乾燥させる必要があります。

効果的な乾かし方は、洗った後少しだけ火にかけることです。

水洗いをした土鍋の表裏の水分を拭き取った後コンロに弱火で15~20秒くらいかけて空炊きします。この際フタはしないでください。

温めたらコンロの上に逆さに伏せてそのまま一晩置きます。

水分が内部まで浸透しているので表面を拭くだけではなく、しっかり乾かしてからしまいましょう。

自然乾燥の場合は、直射日光を避けた風通しの良い場所で乾かします。
食器乾燥機があればそれで乾かしても良いでしょう。

方法はどうあれ、きちんと中まで乾かさないとカビの原因になりますのでここは徹底してください。

長期間使わない時は、新聞紙などにくるんで湿気の少ない場所にしまいましょう。
新聞紙が湿気を吸ってくれます。

あれば乾燥剤を側に置くのも良いですね。
海苔やクッキーなどに入っているものを再利用すれば充分です。

買った時の箱にしまいたくなるかもしれませんが箱は使わないでください
箱にしまうと土鍋が呼吸できなくなってしまってカビの原因になります。
ましてやビニール袋に入れる、なんてことはしないようにしましょうね。

吸水性の高い土鍋は乾燥しないまま放っておいたり湿気の多い場所に保管したりすると
あっという間にカビが生えてしまうので気を付けましょう。

土鍋の使い始めにするべき「目止め」

土鍋の扱い方が一通り分かったからじゃぁ早速土鍋で料理をしよう!となりそうですが、ちょっと待って。

そのままいきなり調理し始めてしまっては土鍋の寿命を一気に縮めてしまいます。
せっかくの土鍋、長く使い続けたいですよね。

その為には土鍋の使い始めに「目止め」という作業をします。

土鍋は土で出来ていますので金属と違って細かなでこぼこの空間、隙間があります。
「目止め」とは、この土鍋の隙間をでんぷん質で埋めて漏れやニオイが染み込むのを防ぐ作業のことを言います。

まず土鍋をよく洗ってしっかり乾燥させます。
そうしたらお米を炊いてお粥を作ります。

土鍋の容量8分目程の水と2分目程のごはんを加えてお粥がのり状になるまで1時間ほど弱火で炊き、火を止めます。途中、焦げないように適宜水を加えて様子を見てください。

1時間経ったらお粥を土鍋に入れたまま24時間(できれば48時間)放置した後、お粥を捨てて土鍋をよく洗います。

洗剤は使わずやわらかいスポンジ等でやさしく洗いしっかりと乾かします。

これで準備完了、土鍋を使える状態になりました。

入れるものはお米(お粥)以外にも、お米のとぎ汁を煮込んでも良いですし、無洗米でも良いです。小麦粉でも良いですし、片栗粉でも問題ありません。
でんぷん質の物なら何でもOK

こうすることででんぷん質(粘り気)が鍋肌を強くしてヒビ割れを防ぎ、ニオイ移りも防げます。またアク抜きにもなります。

目止めをしている最中は、フタはしません。
沸騰した場合にフタがあったのでは噴きこぼれてしまいます。
そもそもぐつぐつ煮立たせる必要はなく、お湯がきちんと循環してでんぷん質が熱でのり状に溶ける温度であれば良いのです。

焦らず、弱火でじっくり取り組みましょう。

この目止めですが、最初にデンプンで糊を作って隙間を埋めたからもうずっと安心!とは残念ながらいきません。

埋めたとは言え水溶性のデンプンなので使って行くうちに少しずつ流れて行ってしまいます。
完全な目止めというのは困難なんですね。

なので定期的にお粥を炊いたり鍋の〆に雑炊を作るなどしてあげましょう。

もしもヒビが入ってしまったり水漏れしてしまった、以前よりも煮えるまでに時間がかかって煮立ちが悪くなったという時は再度目止めの作業を行ってください。
かなり大きなヒビでなければ埋めることが出来ますし漏れを防げます。

ですが完璧に修復出来るわけではないので日々、配慮して長く使えるよう土鍋を育てて行きましょう。

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土鍋が焦げてしまった、ニオイがついてしまった時の対処法

土鍋が焦げてしまったら、水ではなくお湯(ぬるま湯)を入れて沸騰させます。
そしてそのまま一晩置き焦げをふやかします。その後たわし等でやさしく擦ってください。

焦げが残ってしまっても、その後一度乾燥させてから手順をもう一度繰り返すときれいに落ちることもありますので焦らずじっくりやってみましょう。

擦る時にクレンザー等の研磨剤を使うとより落ちやすくなりますが、少なからず土鍋を傷つけてしまいますので代わりに粗塩を使うと良いかもしれません。

土鍋は吸水性がありますので水を入れて置いておくことにより土鍋自体が水を吸って焦げがとれやすくなる、というわけですね。

軽度の焦げでしたらこれで殆ど落とせるはずです。

それでも落ちないひどい焦げには、重曹を使用します。重曹を水に溶かして一晩置き、火にかけて沸騰させると焦げがはがれてきます。

重層を使った後は、再度目止めをするようにしましょう。

また、日光に当てて乾燥させるとぱりぱりとはがれる場合があります。
日差しが強い夏なら結構きれいに取れます。

1日~2日天日干ししましょう。当てる時間が長い程、焦げとの間に収縮差が出来てはがれやすくなります。

一度焦げ付くと焦げ癖が付き何度も焦げてしまうので空焚きをしないように気を付けてください。火加減に気を配り煮詰まらないように注意したりしましょう。

味付けの濃いものや魚の生臭いニオイがついてしまった場合にも重曹を使うとニオイを軽減できます。

茶殻を一掴み入れて弱火で10分程煮立てても効果があるでしょう。
お茶の成分が嫌なニオイを吸収してくれます。

またお酢(レモンでも)を使う方法もあります。
内側を洗った土鍋にお湯を7~8分目程とお酢を大さじ一杯くらい入れて一晩置きます。

その後さっと洗って15~20秒空焚きをし、更に1日自然乾燥させます。
これで生臭さはきれいに取れるでしょう。

土鍋の扱い方 まとめ

土鍋というものは長く使うことでその鍋で作る料理の味が変わってきます。

純粋にお米の味だけを味わいたいという場合は炊飯専用の土鍋を用意すると他の料理の味や匂いが移る心配がなくなります。

お米用、カレー等の煮込み用、など用途別に使い分けても良いですね。

土鍋を長く使い続ける為には
空焚きをしない、
濡れたまま火にかけない、
火を止めたら冷めるまで待つ、

そして何よりもしっかりと乾かす。

難しいことは何もないですよね。
愛着を持って使えば、土鍋はそれに応えて育ってくれます。

早速今日から、土鍋ライフを楽しみましょう♪

 

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